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CARRERA ULISSE RC "Menkar" 2005年7月9日更新


CARRERA ULISSE RC

 2005年5月29日、新しいロードバイク CARRERA ULISSE RC を身請けしました。 いわゆる「吊るし」と呼ばれる完成車形態の商品ではなくて、フレーム単体売りのものに自分の好みのコンポーネント他をアセンブルして自転車を購入するのは、実はこれが初めてのことなのです。 発注から納車まで約3ヶ月半、時間も手間も金もかかりまくった自転車ですので(笑)、喜びもひとしお。 そんなわけで、こういう趣味の人達にはよくある「愛車自慢」っぽいコーナーでも作ってみたりしたのです。

 色々と考えた末に愛称は、"Menkar"「メンカル」と名付けました。 はくちょう座β星"Albireo"「アルビレオ」のアラビア語での別名で、くじら座α星の固有名としても知られています。 (むしろくじら座α星の方が有名)  「鼻先、くちばし」という部位を表す言葉なのだそうです。

 入口と上に貼った写真は、2005年7月9日現在の姿。 余ったヘッドコラムを切ったこと、リアのリフレクタをCATEYEのフラッシュライトに変えたことが主な変更点です。 また、立てかけていた時に突風が吹いて倒れたことが幾度かありまして、ペダルとリアディレイラーに既に細かい傷が入っております(泣)。

 各コンポーネントのアセンブルは以下のようになっております。

フレーム CARRERA ULISSE RC (Size : 480 / Color : R32)
メインコンポーネント SHIMANO DURAACE 7800 Series 10s
Front : 52-39T / Rear : 12-25T
Flight Deck : SC-6502 + SM-SC70
ステム RITCHEY PRO ROAD TDL (Size : 100mm)
ハンドルバー 3T FORMA (Size : 400mm)
バーテープ CHINELLI CORK RIBBON GEL
シートピラー 3T THE (Size : 31.6mmφ)
サドル Selle San Marco Aspide (Color : Black)
ペダル SHIMANO PD-7800
ホイル MAVIC CXP33 32H (Color : Black)
Hub : SHIMANO HB-7800 & FB-7800
Spokes : DT Champion 1.8 (Color : Silver)
Nipples : DT Standard Brass Nipples
タイヤ Vittoria OPEN CORSA EVO CX (Color : Black)
チューブ SCHWALBE SV15 (700x18-28C)
ボトルケージ TNi One Piece Carbon Bottle Cage


 わかる人が見たら一発ですが、フレームやメインコンポで奢った分、シートピラーやハンドルバーなどは比較的安いものを使って価格を抑えてあります。 ホイールはクリンチャーリムの中では”頑丈で精度が高い”ことで有名なCXP33。 同社のOPEN PROと比べると若干重いのでレース向けとは言い難いけど、今のところレースに出る予定も見通しも立っていないので、トレーニング用と割り切って頑丈さを優先しました。

◆後三角のRC2カーボンステーとその周辺。このカーボンバックのお陰で乗り心地はかなり快適。
◆ボトムブラケット周辺。溶接痕(ビード)の上も丁寧に塗装してあります。
◆ヘッドチューブとフロントフォーク。フォークはMIZUNO製OEMで、CARRERAでの名称はPegaso。
◆駆動部。デザインの好みが分かれるDURAACEのクランクですが、私は割と好き。 このULISSE RCのようにダウンチューブが太いフレームには、よく似合うと思うのですが。


 このULISSE RCというフレーム、CARRERAの2005年モデルの中では、金属フレームの最高級モデルです。 フレーム素材は、前三角がスカンジウム含有アルミニウム、後三角とフロントフォークがカーボン。 前三角のアルミチューブの供給元は公表されていません。 ヘッドチューブを中心に非常に剛性の高いフレームで、ペダルの力の”かかり”が良く、踏めば踏んだ分だけ軽々と進んでいく感覚が印象的です。 (これはCARRERAのアルミフレーム全般的な性格でもあります)

 この後、使っていくうちに色々と手を加えたりするかと思いますが、その都度このコーナーで写真付きで紹介できたらナーとか思っておりまする。


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