9月8日未明の皆既月食は、日本国内で見られる約3年ぶりのビッグイベントです。
月食の経過のタイムスケジュールをまとめておきます。
1時27分 部分食の始まり
2時30分 皆既食の始まり
3時12分 皆既食 食分最大
3時53分 皆既食の終わり
4時57分 部分食の終わり
月食が見える方角は、南西から西にかけての空。
部分食が終わったら、月はすぐに西の地平に沈んでしまいます。
食の開始から終了までずっと付き合うのは、かなりの長丁場になりますので、よほどガン決まりの覚悟をお持ちでなければ、午前3時過ぎ前後の皆既食の時間帯を中心にチェックして頂ければよろしいかと思います。
私はいつものように天体望遠鏡を使って撮影に挑む予定ですが、この日記を更新している時点で西の空には雲が出ていて、まだまだ予断を許しません。
約3年ぶりの「赤銅色の月」を見られるよう、お天道様に晴天を祈ります。
雲の合間から月が見えたタイミングで、今回の月食で使う機材のチェック。テスト撮影の月の写真です。
 今日の月(月齢15.3)(2025年9月7日22時07分(JST))
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Nikon D850 + Takahashi FC-100DL + FC/FSマルチフラットナー1.04x + ExtenderC2X (合成焦点距離1820mm)
絞り開放 (f/18.2) ISO800 1/800秒 トリミングあり CaptureNX-D、CaptureNX2 にて現像、レタッチ