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Diary [過去ログ](約1年分)/[THE INTERVIEWS]
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2023年4月1日(土)



 自宅周辺のソメイヨシノが満開となりました。 昨夜から快晴が続いていたので、今日は日中の気温も上がって、5月中旬並みの陽気となりました。 満開で暖かい日となれば、紗倉の周辺にお花見客があふれかえるのは必定、人が集まる前に写真を撮っておきたかったので、朝の鳥撮りの際に撮ってきた写真が上の2枚です。

 この調子だと、明日もまだまだお花見は楽しめそうですね。善き哉、善き哉。

 今日の鳥撮りは、満開となったソメイヨシノと野鳥を絡めて撮影できる機会をひたすら探しておりました。 桜の花に集まってくる鳥といえば、すぐに思いつくのは、ヒヨドリとかスズメとかメジロとかでしょうか。 結果的に撮れたのは・・・以下の写真の通り。とりあえず今日の成果を並べていきましょう。


まだ居残っている冬鳥の筆頭、コガモ。ゆっくりしていってね。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  ISO400 1/2000秒 トリミングあり



近所の公園で見かけたシロハラ。これも冬鳥。この時期まで居残っている個体は、人慣れしてますね。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  ISO1000 1/500秒 トリミングあり



ソメイヨシノの木に止まっているヒヨドリを狙っていたら、ファンダー越しに目が合った。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  ISO400 1/800秒 トリミングあり



赤褐色の頭に黒班の無い頬は、ニュウナイスズメですね。当地ではレアキャラです。おいでませ〜。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  ISO400 1/5000秒 トリミングあり



これはニュウナイスズメの雌。普通のスズメと違って、雄と雌の外観の違いが明瞭です。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  ISO400 1/5000秒 トリミングあり


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 昨夜から今日に書けてのお天気が、予報ではずっと快晴でしたので、今朝も明け方の夏の天体を狙いました。 先日3月29日に M20星雲 を撮影した時と比べると、シンチレーションは小さめでしたが透明度はむしろ悪化していて、M20 の淡い反射星雲を狙うには不利だと判断、エイムをすぐ隣の明るい M8干潟星雲 に切り替えました。


いて座 M8 干潟星雲(2023年4月1日04時10分〜(JST))。

Nikon D810A + Takahashi FS-128N + FC/FSマルチフラットナー1.04x + ASTRO LPR Type2フィルター(焦点距離1060mm)
f/8.3 ISO2000 30秒×20枚合成 CaptureNX-D、PhotoshopCS6、DeNoiseAI使用 約1530mm相当の画角にトリミング


 これまでこの星雲を撮影した際の画像処理では、どうしても赤色が強すぎる画像に落ち着くことが多かったので、今回はその色調の調整を念頭に試行錯誤してみました。 結果、D810A で Hα光 を撮った際にピンク色がかってしまう傾向の「原因」が、少し見えてきました。 今回試した手法なら、Hα光 の描写はさらに改善できるかも。

 それはそうと、D810A の画質は本当に素晴らしいですね。もう一台欲しいくらいです。


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