あるびれおCo.伴星〜電脳支部 [戻る]
Diary 2020年6月




2020年6月30日(火)
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 色々なご縁と幸運がありまして、もう入手は不可能ではないかと考えていた、「ビクセンSP/SP-DX赤道儀にタカハシ純正鏡筒バンドを取り付けるプレート」を手に入れることができました。 既にディスコンとなって久しい ビクセンSP-DX赤道儀 を今後も末永く使い続けるためには、現在主流となっている鏡筒取り付け方法であるアリガタ/アリミゾ方式に対応できるようにしたいところ。 タカハシ純正の鏡筒バンドは取付部が 35mm間隔のM8ネジ2本 で、アリミゾプレートが同じ規格を採用しているケースも多く、これを使えば、「タカハシ純正鏡筒バンド」と「アリガタ/アリミゾ」の両方に対応した赤道儀にしてやることができそうです。

 そんなわけで、望遠鏡販売店のオリジナル製品も含めて機材を物色して、品物が今日全て揃いました。


これまでの鏡筒取り付け方法。タカハシFC-100DL鏡筒購入時点から、ずっとこれ。
鏡筒に K-ASTEC 製鏡筒バンドを付け、SP-DX赤道儀にM6ネジで直付けしています。
最も単純な構造で、軽い上に強度も十分ですが、鏡筒の前後移動や回転が不便でした。


今回入手したプレートに、ビクセン規格アリミゾプレートを取り付けてみます。
この環境があれば、現行製品の鏡筒の多くを、そのまま取り付けることができるはず。
試しに、FC-100DL+鏡筒バンドにビクセン規格アリガタを付けて、固定してみます。
極軸から鏡筒までの距離が長くなり、バランスが「腰高」なりますが、これはこれで良し。


今回入手したプレートに、タカハシ純正の鏡筒バンドを取り付けてみたところ。
若干重いバンドですが、鏡筒の前後移動と回転がとても楽になりました。
構造上「腰高」になるのは避けられませんが、許容範囲内かとも思います。


オマケ。タカハシ純正鏡筒バンドの上部にアリミゾプレートを付けると、色々便利そう。
先日ガイドスコープとして購入したビクセンA62SS鏡筒も取り付けることができます。
重さがかさむカメラ+望遠レンズなら、雲台を介さずここに直付けすると使いやすいそう。

 これで、ビクセン規格アリガタ/アリミゾ方式で赤道儀に鏡筒を載せられるようになり、現行製品をこの赤道儀で使える目処が立ちました。 また現在の主力機である タカハシFC-100DL 鏡筒を、赤道儀に三種類の方法で取り付けることができるようになりました。 若干不格好なのは致し方ないとしても、これまでビクセンの一部の鏡筒しか載せられなかった赤道儀ですので、使用環境に柔軟性を持つことができたのではないかと考えています。

 梅雨時、天体観測ができない時期は、天体機材の充実を図ると楽しいですね。うむうむ。


2020年6月29日(月)
 天体望遠鏡用の細々としたアクセサリの調達を進めているところ。(割と地味めなブツが中心)


2020年6月28日(日)
 [電脳支部]更新しました。 久しぶりに[メインページ]のTOP絵を更新しまして、艦これの舞風さんにアンミラ制服を着せてみました。 同じイラストと色違いバージョンを[えとせとら]のコーナーにも載せておきました。 せっかくですので、こちらにも掲載しておきますね。皆さんはオレンジとピンク、どちらがお好みですか?





 5月は公開できる絵を全く描けなかったですし、6月もここまで何も手につかなかった状況でしたので、過去に下絵を途中まで描いて放置していた舞風さんの絵を、今日一日で頑張って仕上げたというわけです。 胸をもう少し大きく描いた方が良かったかも、と思わなくもない(何)。

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 夜半に晴れ間が見えたので、木星の撮影だけ決行しました。 シーイングは3/5〜2/5。時折シンチレーションがものすごく大きくなって、木星の模様の判別すら困難になることがありましたが、奇跡的にちゃんと撮影できた動画データがありましたので、以下の画像を得られました。


木星(2020年6月28日22時59分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi FC-100DL + FC/FSマルチフラットナー1.04x + Nikon O-5(C) (合成焦点距離約15100mm)
F151 感度設定ISO16000 2160p/30fps トリミングあり 約230フレームを Registax6 で処理

 大赤斑GRS が正面近くに見えてきています。 南赤道縞SEB の複雑な模様は、今日の撮影ではその詳細まできちんと写し込むことができていません。 木星の向かって左手に見えている小さな星は、衛星イオです。


2020年6月27日(土)
 今朝は曇り空の鳥撮り。昨日のような蒸し暑さは少し和らいだ感があったけど、要は曇ったから気温が上がっていないだけで、湿度は依然として高いままなのでした。 天気予報を見ると、雨の心配は午後か夕方頃からでしょうか。この時期ならではの夏鳥に出会えることを期待して、ゴーゴー。


頭上から鳴き声がして見上げてみると、エナガとシジュウカラとメジロの混群が。これはエナガ。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  感度設定ISO400 1/1000秒 トリミングあり



これもエナガ。おそらく巣立ったばかりの若鳥かと思います。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  感度設定ISO400 1/2500秒 トリミングあり



道端のガードレールに止まる、カワラヒワ。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  感度設定ISO400 1/1600秒 トリミングあり



文字通り「まだ嘴が黄色い子供」なスズメ。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  感度設定ISO200 1/1000秒 DXフォーマット×1.3倍クロップ



ツバメ飛翔、その1。割とゆっくり飛んでくれたので、撮りやすかったです。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  感度設定ISO200 1/1000秒 トリミングあり



ツバメ飛翔、その2。上の写真と同じ個体です。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  感度設定ISO200 1/1000秒 トリミングあり


 また少し、天文機材が充実していく予感。機材対応能力の強化で、SP-DX赤道儀の寿命が延びるかもしれない。


2020年6月26日(金)
 最高に蒸し暑い日。仕事中はマスク着用せよとお上からのお達しがあるので仕方なくマスクしとりますが、これからの時期、マジで熱中症が心配だ。 厳しい暑さには慣れているつもりだけど、マスクはだめだ。自分の息で自分が死ぬことを心配せねばならんのか。くっそ。


2020年6月25日(木)
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 梅雨時らしい、蒸し暑いお天気。昼過ぎに雨が降って一層湿度が上がったようで、今夜は晴れ間が全く見えない上に蒸し暑いという、不快指数の高い夜になりそうです。 昨日付の日記で掲載した木星の写真ですが、そのほぼ1分前に撮影した動画データの方が木星表面の模様がシャープに写っていたようなので、改めてそのデータから木星の画像を作成してみました。 仕上げのレタッチで入れるノイズリダクションを少し抑え目にして、細かい模様がはっきり見えるように心がけたつもりですが、いかがでしょうか。

 南赤道縞 SEB の緯度で、正面少し左手に有名な 大赤斑GRS と、その右手の方には小さく永続白斑 BA が写っています。 赤道帯 EZ を挟んで反対側、北赤道縞 NEB も、SEB に負けず劣らず、複雑な模様を見せています。


6月24日未明の木星(2020年6月24日0時41分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi FC-100DL + FC/FSマルチフラットナー1.04x + Nikon NAV-5SW (合成焦点距離約19750mm)
F197.5 感度設定ISO12800 2160p/30fps トリミングあり 約230フレームを Registax6 で処理

 よく見ても違いがわからない、という人がほとんどかもしれませんね。すんません。(反省はしていない


2020年6月24日(水)
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 本日未明に撮影した木星と土星の写真を掲載します。 昨日の日記でも触れたように、風の弱さの割にはシンチレーションが大きく、落ち着くまでにだいぶ時間がかかった挙げ句のこの写真です。 もう少しシャープな像を狙っていましたが、午前1時頃まで粘って、これが限界でした。


木星(2020年6月24日0時42分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi FC-100DL + FC/FSマルチフラットナー1.04x + Nikon NAV-5SW (合成焦点距離約19750mm)
F197.5 感度設定ISO12800 2160p/30fps トリミングあり 約230フレームを Registax6 で処理



土星(2020年6月24日0時52分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi FC-100DL + FC/FSマルチフラットナー1.04x + Nikon NAV-5SW (合成焦点距離約19750mm)
F197.5 感度設定ISO20000 2160p/30fps トリミングあり 約230フレームを Registax6 で処理


2020年6月23日(火)


 昨日小松基地で撮影してきた写真から、唯一見ることができた「アグレッサー」飛行教導群の F-15DJ (#92-8096) です。 離陸直後の様子ですが、この後、見事なハイレートクライムを見せて北東の空に消えていきました。 話によると、三沢基地へ展開していったそうです。 この機だけでも見ることができたのだから、昨日の小松ミッションは成功したと納得しておきたいと思います。(微妙に心に引っかかるものを感じつつ)。

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 朝から快晴、梅雨時には貴重な晴れ間です。 夜になっても快晴は続き、風も弱く、特に惑星観測の好機ではないかと期待して望遠鏡を準備しているのですが、この日記を更新する23時過ぎ時点ではまだシンチレーションが大きく、条件的に撮影には適しません。 もう少し粘って、木星の高度が高くなった時点で撮影に挑むとして、ひとまず今日の日記では、先月21日に撮影した いて座の散光星雲M20 の写真をレタッチし直した画像を掲載します。

 空の透明度が非常に高く、露出時間もだいぶ長くとれたので、微光星の写りがとても良くなりました。 M20星雲のガス雲部分の写りは劇的な改善を見られていませんが、M20北側に重なる小さな暗黒星雲はこれまでで最も良い写りでした。 バックグラウンドの光害の処理も、カラーバランスが不自然にならない程度にいじり直しました。


いて座の散光星雲 M20(2020年5月21日01時14分〜01時57分 (JST) )

Nikon D810A + Takahashi FC-100DL + FC/FSマルチフラットナー1.04x ノーフィルター
f/9.1  感度設定ISO5000 15秒×44カットをコンポジット 焦点距離2300mm相当にトリミング


2020年6月22日(月)


 久しぶりに取得できた有給休暇の一日。 県境をまたぐ移動の自粛も一応解除されたことですし、これまた久しぶりに航空自衛隊小松基地に行って、飛行機の写真を撮ることにしました。 ちょうど8ヶ月前、同じように有給休暇をとって小松に撮影に出かけた時は、あろうことか「ノーフライト」(つまり自衛隊機が全く飛ばない)で大変悔しい思いをしていましたから、今日はそのリベンジです。

 小松基地には、日本の現在の主力戦闘機F-15を擁する戦闘機部隊が二つ(第303飛行隊と第306飛行隊)と、アグレッサーと呼ばれる飛行教導群、そして航空救難隊がいます。 第303飛行隊と第306飛行隊、飛行教導群は、F-15が使用機材ですので、今日の小松は「F-15祭り」が期待できるわけです。 運が良ければ、特殊なマーキングが施されたアグレッサーのF-15が見られるかも!(むしろそれが目当て)

 早朝の始発電車から鉄路を乗り継いで小松に向かい、小松空港の展望デッキに到着したのは午前10時前。 小松駅から空港に向かうバスの中で自衛隊機の爆音はいくつか聞こえてきましたが、実はそれが「アグレッサー」だったようです。 どうやら他の基地に展開していったらしく、朝飛び立ったアグレッサーのF-15(機数不明)は、飛んでいったまま帰ってきませんでした。むう。残念。

 とりあえず、今日一日で撮影した写真の中から何枚か、ピックアップして掲載します。


空中給油機KC-767。空中給油の訓練があったのでしょうか。


2機編隊で離陸していく第303飛行隊のF-15J戦闘機。


ハイレートクライム(急上昇)で離陸していった、第306飛行隊のF-15J。


午後、この日私が唯一見ることができたアグレッサーのF-15DJが離陸していきました。


このアグレッサーの機も、ハイレートクライムと深いバンク。どこへお出かけだったのでしょう。


 今日はナイトフライト(夜間飛行訓練)が予告されていた日でもありましたが、17時30分頃まで基地にはすぐに飛び立つような動きが見られなかったので、帰りの特急の時間もあることですし、そこで空港展望デッキを離脱して小松駅に向かいました。 後ろ髪を引かれる思いというのは、このことを言うのでしょう。 ・・・はい、この後の展開はもう読めましたね。 私が小松駅に着いて特急を待っている時間に、ナイトフライトで6機も飛び立っていったのですよ。 たぶんあれだ、夕方になってもエプロンで待機させている機を仕舞うことなく、やる気満々の隊旗を翻らせていた、306SQだw  あー、悔しい。めっちゃ悔しい。

 前回ノーフライトのリベンジは果たせたとは言え、今日の小松は、今ひとつ充実感に欠ける成果でした。 あまりに悔しいんで、またいずれきっと絶対、行きます。 次は暑くない時期がいいな。


2020年6月21日(日)
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 昨日の日記で触れた通り、今日は夕方に部分日食が見られました。 とはいえ、私が住んでいる神戸市西区では昼前から雲が厚く空を覆い始め、雲越しに太陽は確認できるものの、太陽の姿を撮影するのは難しい条件でした。

 この機を逃すと10年間日本で日食が見られませんので、何とか悪あがきをするべく、梅雨前線からなるべく離れた土地まで遠征して日食を見ることに決めました。 結局、福井県敦賀市まで行ったのですが、残念なことに敦賀でも天候はさほど改善しませんでした。 雲越しに何とか捉えた日食の姿を掲載しておきます。 最大食分の直後の写真です。


今日の部分日食(2020年6月21日17時09分 (JST) )

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 300mm F4D (IF) + Ai AF-S Nikkor TC-14EII (合成焦点距離420mm)
Thousand Oaks Optical社製太陽金属メッキガラスフィルター「TYPE2+」にて減光
絞り開放(f/5.6) 感度設定ISO3200 1/500秒 トリミングあり CaptureNX2にて現像、レタッチ


 昨日の日記で触れた通り、日本国政府からのお小遣いで色々と買い込んできた天文機材の評価をすべく、昨夜は夜遅くまで望遠鏡を振り回していました。 昨日の日記で掲載できなかった惑星の写真を、今日は載せておきます。 実は、31.7mm径アイピースを取り付けることができるビクセンのカメラアダプターを借りることができましたので、これまで眼視専用として使っていたニコンのアイピース NAV-5SW を、初めて惑星撮影に使ってみました。 これまで撮影に使用してきた古いニコンの24.5mm径アイピース O-5(C) と焦点距離は同じで倍率も同じですが、使用するカメラアダプターの構造の都合で、拡大率が変わります。 二回り以上大きいアイピースを、違うメーカーのアダプターにうまく収めることができるか、それを撮影に使用した際にこれまでとどういう相違点があるか、確認したかったわけです。

 結果としては、ビクセンのそのカメラアダプターに取り付けることは、全く問題ありませんでした。 拡大率は、アイピースからセンサー面までの距離が長くなって、これまでよりも若干大きくなりました。 自分用メモも兼ねて、作例を掲載しておきます。 1枚目の土星と2枚目の木星が NAV-5SW を使用した写真、3枚目はこれまで使ってきた O-5(C) を使用した写真です。 2枚目と3枚目を比較してみていただけるとよろしいかと思います。


土星(2020年6月21日0時50分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi FC-100DL + FC/FSマルチフラットナー1.04x + Nikon NAV-5SW (合成焦点距離約19750mm)
F197.5 感度設定ISO20000 2160p/30fps トリミングあり 約310フレームを Registax6 で処理



木星(2020年6月21日0時46分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi FC-100DL + FC/FSマルチフラットナー1.04x + Nikon NAV-5SW (合成焦点距離約19750mm)
F197.5 感度設定ISO12800 2160p/30fps トリミングあり 約310フレームを Registax6 で処理



木星(2020年6月21日0時58分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi FC-100DL + FC/FSマルチフラットナー1.04x + Nikon O-5(C) (合成焦点距離約15100mm)
F151 感度設定ISO12800 2160p/30fps トリミングあり 約310フレームを Registax6 で処理


  NAV-5SW O-5(C) とでは、解像力に大きな違いは見られませんでした。 しかし色調が少し異なります。 NAV-5SW の方が肉眼で見た色合いに近く、自然な印象を受けました(私の個人的な感覚です)。

 今後の惑星撮影は全て、 NAV-5SW を使用する方向で検討しても良いくらいの良像でした。 唯一困る点は、 NAV-5SW を取り付けたカメラアダプターは寸法がだいぶ長く、また全体の重量も重く、風や振動の影響を受けやすいことです。 今回の撮影では風に煽られてブレることはありませんでしたが、決して無視できないウィークポイントとなり得ますね。

 このカメラアダプターはしばらく借りることができるようなので、もう少し時間をかけて試してみるつもりです。


2020年6月20日(土)
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 明日6月21日の夕方は、日本全国で部分日食が見られます。 台湾や中国本土南部付近では金環食になる日食で、本来であれば多くの天文ファンが日食観測ツアーで隣国に渡るはずですが、新型コロナウイルス感染症の影響で全てのツアーが中止となっているはずで、「国内で見るしかない」日食となりそうです。 この次に日本で見られる日食は、10年後の2030年までありません。この機会に是非見ておきたいものです。

 失明の恐れがありますので、日食を見る際は「日食メガネ」など専用の観測機器が必須です。 望遠鏡やデジカメのファインダー、スマホなどの画面であっても、絶対に肉眼では見てはいけません。 一般のサングラスや、煤を付けたガラス板、現像後のフィルムなどは、危険ですから絶対に使用しないで下さい。

観測地 (最大食分)
食の開始
食の最大
食の終了
稚内 (0.238)
16時13分40秒
16時57分48秒
17時39分14秒
札幌 (0.290)
16時12分45秒
17時00分57秒
17時45分50秒
仙台 (0.400)
16時12分05秒
17時07分10秒
17時57分37秒
東京 (0.471)
16時11分10秒
17時10分09秒
18時03分39秒
新潟 (0.426)
16時10分00秒
17時07分13秒
17時59分24秒
名古屋 (0.512)
16時08分00秒
17時10分08秒
18時06分06秒
大阪 (0.538)
16時06分20秒
17時10分17秒
18時07分39秒
鳥取 (0.532)
16時07分27秒
17時08分59秒
18時06分34秒
広島 (0.577)
16時02分20秒
17時09分30秒
18時09分20秒
高知 (0.586)
16時04分08秒
17時10分59秒
18時10分30秒
福岡 (0.618)
15時59分40秒
17時09分32秒
18時11分23秒
鹿児島 (0.666)
16時00分44秒
17時12分02秒
18時14分47秒
那覇 (0.837)
15時59分36秒
17時16分40秒
18時23分11秒


 明日は夏至で、日の入りの時刻も遅く、夕方とはいえ太陽の高度はけっこう高いので、天候に恵まれれば観測しやすい好条件だと思われます。 私は自宅近くの公園で撮影に挑む予定。明日の快晴を心より願うものであります。


 さて今日は、日本国政府からのお小遣いが届きましたので、早速日本経済を回す活動に勤しんできました(回りくどい)。 先週も行った梅田の ネイチャーショップKYOEI さんで、31.7mmスリーブのアイピースを買ってきましたよ。 ニコンのアイピース NAV-10SW と NAV-17.5SW、NAV-SWシリーズアイピース用1.6倍コンバーターEiC-16 の3点です。 ニコンのアイピースは既に、最も焦点距離が短い NAV-5SW を使用中で、高倍率、中倍率、低倍率の三つのアイピースをニコンで揃えたわけです。 ついでに買った 1.6倍コンバーター EiC-16 は、明日の日食観測を自宅で行うことにしてその分浮いた旅費を充当しました(何)。

 嬉しがりなので、揃ったニコンのアイピースの写真を撮っておきますよ。(右から3点が今日買ったもの)  よく見たら、以前購入した NAV-5SW と今回購入した NAV-10SW、NAV-17.5SW とで、銘板の作りが違いますね。 簡略化してコストダウンを図ったのでしょうか。 見た目の高級感にも影響しますが、光学性能には関係ないので、気にしないことにしましょう。



 そして先週購入した ビクセンA62SS鏡筒、ビクセンNPL20mm、タカハシabbeオルソ4mm もあわせて、この土日で使用感を確かめてみるつもり。 いつものように自宅ベランダに機材を展開して、セットアップです。 このくらいの重量増加は、SP-DX赤道儀でも十分支えることができそうです。



 A62SS鏡筒をメインのFC-100DLの背中に乗せて、ガイドスコープとして用います。 FC-100DL直焦点撮影の際、対象天体が暗い場合はA62SSで確認し、視野に導入しようという魂胆です。 価格以上の高級感が素晴らしい。


【6月20日追記】
 最高の条件とは言えないけど晴れたので、上の写真のようなシステムで、今日買ってきたもの、先週買ってきたものの使い勝手や性能などを試しています。 惑星は夜半過ぎに十分な高度になってから見るとして、まずは星雲星団など。 何度も撮影して見慣れている、いて座M8星雲及びM20星雲/M21星団で見え方を確かめてみました。

 アイピースは、ニコンNAV-SWに関しては、期待通りの「超」良像です。 このシリーズ、全部揃えても良いと思えるくらい。 将来的には、惑星撮影用の拡大レンズとしても使ってみたいと思ったり。 ヨドバシで安く買ってきた ビクセンNPL20mm も、価格を考えたら十分すぎる光学性能ではないかと思います。

 最も気になる ビクセンA62SS鏡筒 は、6.2cm短焦点アクロマートレンズとしては及第点が十分つけられる光学性能かと思います。 ただし、どんなに頑張ってもアクロマートレンズ、盛大に残っている色収差と像のコントラストを低下させる球面収差は、如何ともし難いです。 あくまでも、眼視中心で使うのが無難でしょう。

 クレイフォード式のドローチューブは、頑丈とは言い難い作りゆえに繊細で、固定ネジを乱暴に締めるとドローチューブがわずかにガタつくことがありました。 なるべく軽いアイピースを選び、優しく操作してやらねばならないタイプ。 カメラ接続が可能な M42P0.75ネジ が接眼アダプターに切られていますけど、撮影メインで使うのは荷が重そうです。 気軽に持ち出して、気軽に天体観望をするための設計なのでしょうね。

 ガイドスコープとして A62SS鏡筒 は、私が考えるほぼベストのスペックではないかと思います。 小さく軽く、光学性能もそこそこ良好、何よりもスタイルが良いw とても気に入りました。


2020年6月19日(金)
 職場飲み会で疲労困憊の日。内容はともかく、自宅から遠いのがあかん。あかんで。


2020年6月18日(木)
 じうまんえんをげっとしたぞ!!!(既に20万以上使い込んだ後であるが)


2020年6月17日(水)



2020年6月16日(火)



2020年6月15日(月)
 梅田ヨドバシで買い物をしたらポイントが3000を少し超えたので、ビクセンA62SS鏡筒用アイピースとして、ビクセンNPL20mmをポイントで買ってきました。 店頭販売価格が3080円と格安でしたが、製品の作りは上等で、価格以上の満足感がありますね。 これとは別に低〜中倍率アイピースは調達する予定ですが(少し良いやつを)、A62SS鏡筒をガイドスコープとして使う分には、これくらいのグレードで問題ないのではないかと考えた次第です。

 早速 A62SS鏡筒 を本来の目的で使ってみようとも思うわけですけど、薄雲がかかって今ひとつ条件が良くない夜空に加え、仕事でフル稼働した疲労もありまして、今夜の天体観測は断念しました。 体力落ちたなぁw


2020年6月14日(日)
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 昨日購入した ビクセンA62SS鏡筒 の光学性能や画質はどのようなものか、気になりますよね。 光学設計としては「アクロマート」、しかしレンズ構成枚数は4枚なので(アクロマートはレンズ2枚で達成できる)、4枚ものレンズを使う理由がどこかにあったのでしょう。 ひとまず今日は地上風景で、A62SS の結像性能を確かめてみました。

 自宅のベランダから見える遠景を、ニコンD800E のフルサイズの画角で撮影しました。 A62SS は接眼アダプターの一部を外せば、そのまま Tマウント を取り付けることができます。 専用のカメラアダプターを必要とせず手軽に直焦点撮影ができる構造ですので、これはとても良いことだと思います。

 下に、撮影データのサンプルを掲載します。 1枚目は全体画像をリサイズしたもの、2枚目は元データの写野中央部から上端の方にかけてをピクセル等倍でトリミングしたものです。 画像はJPEG撮って出しで、リサイズもしくはトリミング以外の加工をしておりません。


ニコンD800Eを接眼部に取り付けて直焦点撮影。周囲が少しケラれます。


上の撮影データの写野中央部から上端にかけてをピクセル等倍でトリミング。

 画面の最外部がケラれて暗くなっているのは、接眼部に取り付けるアダプターの内径が小さい(構造上の問題)ためです。 それも、フルサイズの画面の隅の方だけですから、センサーのサイズがAPS-Cフォーマット以下のカメラならば、ケラれ無く十分実用できるはずです。

 2枚目の画像の上端の方は、写野中央部よりも収差が多く残っている部分です。 残存する色収差の着色が見られますし、少し霞んだような像になっているのは、球面収差や他の収差も含めた影響です。 しかしながら、F=8.4という短焦点アクロマートの対物レンズとしては、この収差は標準的なレベルかと思います。 むしろ、写野中央部(2枚目の写真の下端付近)はシャープな像に見えますので、例えば月の直焦点撮影などでは威力を発揮しそうです。


 今のところ私は、この A62SS を撮影に使うつもりはありません。 眼視でどのような像を見せてくれるのかは、後日晴れて天体を見る機会があった際に、確かめてみたいと思います。


2020年6月13日(土)
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 緊急事態宣言解除後初めて、大阪・梅田の天体望遠鏡専門店 ネイチャーショップKYOEI さんに行ってきました。 惑星観測用の高倍率アイピースを物色する予定だったのですが、店頭展示品の中に ビクセンA62SS 屈折望遠鏡鏡筒 を見つけてしまったのが、運の尽き。 既にメーカーでは生産停止となっていて、流通在庫払底後はディスコンになると思われる短焦点屈折望遠鏡です。

 元の定価は \65,000- もするのですが、ディスコン間近という噂が流れたのが原因か、ここ数ヶ月は販売価格が暴落していて、安いところでは \15,000- くらいまで下がっている店もあったようです。 そして一部のマニア(?)が買いに走った結果、今は在庫切れとなっている販売店が多いという、曰く付きのモデルです。

 私もその動向はずっと前からチェックしていて、気がついたらいつも行っている梅田のKYOEIさんで通販分が在庫切れとなっていたので、諦めていました。 それが、店頭在庫ではまだ販売が続いていたというわけですね。 お値段は「棚ずれ処分品」ということで、税込み価格で \18,000- を少し上回る程度。 今日買おうと考えていたアイピースは税抜き価格で3万円前後を想定していたので、ついカッとなって買ってしまいました。


A62SS鏡筒とキャリングケース。スポットファインダーや天頂プリズム等は付属していません。


有効径62mm、焦点距離520mm、4枚構成のアクロマート屈折。外装の仕上げが高級感あって、いいですね。


レンズセルには4枚構成とあります。鏡筒内部の仕上げも上等。解像力良好な描写という前評判です。


主力の タカハシFC-100DL で直焦点撮影をする際のガイドスコープとして、活躍してもらう予定。

 これまで何度も写真を掲載してきた 散光星雲 M8 や M20 等、ニコンD810A ボディ購入後は、FC-100DL鏡筒で直焦点撮影する機会が増えました。 撮影システムに特に不満はなかったのですが、撮影対象天体が暗い場合、カメラボディを取り付けた状態で写野に天体を導入するのが難しいことがありましたので、その際のガイドスコープとして A62SS は最適ではないかと考えています。 アイピースは31.7mmスリーブのものが使えますが、手持ちで最適なものが少ないので、後日改めて A62SS用 として適当な焦点距離のものを調達する予定です。

 A62SS はアクロマート鏡筒ですが、レンズ構成は2枚ではなく4枚とのことで、どういう光学的構成かとても気になります。 4枚構成でアクロマートですと、ビクセンでは以前、「ネオアクロマート」という売り文句で販売されていた NA140SSf という大口径望遠鏡がありました。 噂によるとこのモデルは、構成硝材にフローライトやED といったものを用いない「ペッツバール」タイプだったそうで、とてもシャープな像を結んだと聞いています。 A62SS はペッツバールではないような気が(漠然と)していますが、結像性能は大いに興味をそそられるところです。

 ちなみに、当初購入予定だった高倍率アイピースは、ひとまずタカハシの abbeオルソ4mm を買いました。 FC-100DL に使うと倍率は225倍、A62SS に使うと倍率は130倍になります。 FC-100DL の光学性能なら300倍くらいまで上げても良さそうなので、そのアイピースはまた後日検討しましょう。

 今日のお買い物、A62SS と abbeオルソ4mm と合わせて、税込み \36,400-。少し赤字ですw


2020年6月12日(金)
 


2020年6月11日(木)
 神戸市から、風疹の抗体検査及び予防接種のクーポン券が送付されてきました。 子供の頃に予防接種を受ける機会がなかった世代なので、送付してきてくれているわけです。 しかし、一昨年だったか、首都圏で風疹が流行したタイミングに合わせて自費でMR(麻疹風疹混合)ワクチンを打ったので、ひとまず今は使う機会がなさそうです。

 COVID-19 の世界的な流行で、感染症に対する関心も相当高くなっていると思われる昨今、このクーポン券で予防接種を受ける人もだいぶ増えるんでしょうか。 増えてほしいですね。


2020年6月10日(水)
 うちの部署の「大ボス」と、どうにも反りが合わない件。会話するのが苦痛だ。何とかして。


2020年6月9日(火)
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 6月7日付の日記で掲載した、おとめ座のM104「ソンブレロ星雲」の撮影データを吟味し直して、同時間帯に撮影したものの前回掲載時は使わなかった撮影データも追加し、総露出時間585秒の撮影画像を作ってみました。

 コンポジットするカットの数を増やしても、その後の処理をそのまま同じものにするだけでは、却って画質は落ちてしまいます。 よって、フィニッシュワークに至るまでのレタッチの手法も少し変えました。 カラーバランスも検討し直して、無理なコンポジットをする前の段階で見られる色調に、できる限り近づけてみました。 総露出時間を増やしたデータでは、微妙な階調に出るカラーノイズも少なめなので、前回掲載時よりも少し拡大した範囲をトリミングしてあります。


おとめ座の「ソンブレロ星雲」M104(2020年6月7日20時28分〜20時54分 (JST) )

Nikon D810A + Takahashi FC-100DL + FC/FSマルチフラットナー1.04x ノーフィルター
f/9.1  感度設定ISO5000 15秒×39カットをコンポジット 焦点距離約3300mm相当にトリミング

 この星雲(銀河)は、赤道面を横に貫く暗黒帯(暗黒星雲などの星間物質)と、ソンブレロ帽に似た形が特徴です。 おそらくは我々の銀河系と同様に、渦巻き状の構造を持つ銀河だと思われますが、中央部の膨らみの部分(ハローと言います)が他の典型的な渦巻き銀河よりも大きく、それが写真に写せるかどうかは「腕の見せ所」かと思います。

 近年の専門的な観測によると、この銀河の構造は従来考えられていた以上に複雑で、単なる渦巻き状銀河ではなく、大きな楕円銀河と渦巻き状銀河の両方の構造を併せ持つことがわかってきています。


2020年6月8日(月)
 もともとマスクを日常的に着用することはしていなかったので、昨今の「マスクせなあかん」流れは、なかなかしんどいものを感じておりました。 今日はマスクが息苦しいせいか、頭痛持ちではない私にしては珍しく頭痛が止まず、精神的にもとてもキツかったのでありまする。 今年の夏も暑くなるそうなので、今から有効な対策を考えておきたいところ。(つーか、気温だけはもう真夏)

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 本日未明、日付変更直後に撮影した木星と土星です。 M104星雲 はきれいに撮れたけど、惑星は大気のシンチレーションが大きくて、良像を得ることはできませんでした。。


木星(2020年6月8日0時44分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi FC-100DL + FC/FSマルチフラットナー1.04x + Nikon O-5(C) (合成焦点距離約15100mm)
F151 感度設定ISO12800 2160p/30fps トリミングあり 約220フレームを Registax6 で処理



土星(2020年6月8日0時47分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi FC-100DL + FC/FSマルチフラットナー1.04x + Nikon O-5(C) (合成焦点距離約15100mm)
F151 感度設定ISO20000 2160p/30fps トリミングあり 約220フレームを Registax6 で処理


2020年6月7日(日)
 昨日とは打って変わって、爽やかな風が吹く快晴の一日でした。 日付が変わった直後は曇っていましたから、未明に晴れ上がったのでしょう。 ピーカンで最高気温も30℃近くまで上がったけど、こんなに過ごしやすい「夏の日」は一年間で何日もないだろうと思います。 この晴天で鳥撮りに出かけないなんて、あり得ませんな。


コサギ。頭の後ろでピンと立った冠羽がかわいい。川には藻が大量発生。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  感度設定ISO250 1/2500秒 DXフォーマット×1.3倍クロップ



ツバメ飛翔。逆光だったのが、良かったのか悪かったのか。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  感度設定ISO250 1/2500秒 トリミングあり



ケリ飛翔。雛が巣立ちを終えた時期のようで、警戒心も少し弱まった感じ。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  感度設定ISO250 1/8000秒 トリミングあり



セグロセキレイ。特徴である白い眉斑が少し不明瞭な個体。換羽中?

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  感度設定ISO250 1/3200秒 トリミングあり



コチドリ。上の写真を撮影したのと同じ水田にて。鳴き声がよく響きます。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  感度設定ISO250 1/4000秒 トリミングあり


■■■■■■■■■■ Astronomy ■■■■■■■■■■

 活動の極小期を迎えて久しい太陽は、このところ無黒点の日が多く、撮影から遠ざかっておりました。 次の極大に向けて、活動が活発化していく兆しがそろそろ見えてくるのではと思っているのですが、現状ではまだ静穏です。

 今日は、久しぶりに黒点が見えているとの報せが入りましたので、撮影を決行。黒点番号は 2765 です。 上述の通り快晴で、日中の太陽高度も高く、撮影しやすい条件ではありましたが、風が強すぎてシーイングは悪め。 約30カットを撮影して、黒点の細部まできちんと写し込めたのは2カットだけでした。


今日の太陽面(2020年6月7日11時59分 (JST) )

Nikon D800E + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + Ai AF-S Nikkor TC-14EII (合成焦点距離700mm)
Thousand Oaks Optical社製太陽金属メッキガラスフィルター「TYPE2+」にて減光
絞りf/8 感度設定ISO100 1/500秒 トリミングあり CaptureNX2にて現像、レタッチ、モノクロ変換


 夜の天体撮影は、おとめ座の M104星雲 に挑戦。 通称「ソンブレロ星雲」と呼ばれる、我々の銀河系から5000万光年離れたところにある、銀河です。 明るさが 約9等級 と比較的明るく、場所さえしっかり把握できれば FC-100DL の直焦点撮影でも十分写るはずです。 おとめ座のα星スピカから西に少し離れたところにあるので、この時期は、日没後に空が暗くなった時点で既に南中時刻を過ぎています。 撮影するなら、今年は今が最後の時期かも。


おとめ座の「ソンブレロ星雲」M104(2020年6月7日20時28分〜20時44分 (JST) )

Nikon D810A + Takahashi FC-100DL + FC/FSマルチフラットナー1.04x ノーフィルター
f/9.1  感度設定ISO5000 15秒×21カットをコンポジット 焦点距離2300mm相当にトリミング

 いつものように、背景の光害が明るい夜空なので、画像処理には苦労させられます。 今回は、バルジの色合いが露出オーバーで飛びすぎないように気をつけた結果、背景の夜空に光害の色が残ってしまいました。 M104 独特の大きく広がるバルジ構造と背景の暗さとを、どのようなバランスで「まとめ上げる」べきなのか、現時点でまだ最適解が見つけられていません。


2020年6月6日(土)
 未明の半影月食撮影のため、中途半端な時間に睡眠を切り上げて起き出し、中途半端な時間に「二度寝」をして朝を迎えたため、今朝の鳥撮りは中止です。 月食開始後に完全に曇ってしまったお天気は、その後も大きく回復することはなく、今日一日太陽の姿を見ることもなく終わりました。 (ついでに、お絵描きもできておりません)

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 昨日の日記でも触れましたように、本日未明には半影月食がありました。 日本全国で見られる好条件のはずでしたが、私が住んでいる神戸市西区では雲がかかり、途中からは月の姿も全く見えなくなってしまいました。 辛うじて、半影月食開始直後に撮影できた写真がありますので(Twitterにもうpしました)、今日はその写真をもって半影月食の観測報告といたします。


半影月食開始直後の月(月齢14.0)(2020年6月6日3時03分 (JST) )

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + Ai AF-S Nikkor TC-14EII (合成焦点距離700mm)
絞り開放 (f/5.6) ISO800 1/160秒 DXフォーマット×1.3倍クロップ

 向かって左下に大きくティコクレーターが見えていますが、そのすぐ左側の縁に近い部分が若干暗くなっているのが、地球の半影です。 写真でははっきり写っているように見える月でも、肉眼では薄雲を通して「朧月」として見えていました。 色合いが赤っぽくなっているのは、大気中の水蒸気などが原因かと思われます。


2020年6月5日(金)
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 今日は満月。米国の言い伝え(?)らしい「ストロベリー・ムーン」というものだそうですが、もっと大切なことがあります。 日付変わって明日未明、半影月食が起こるのです。 日本全国で見ることができますので、タイムスケジュールをまとめておきます。

 2時43分.4 半影食始め
 4時25分.1 半影食の最大(食分0.59)
 (月没:札幌4時06分/仙台4時24分/東京4時33分/京都4時54分/福岡5時17分)
 6時06分.6 半影食終わり

 日本のほとんどの地域で、半影食が終わる前に月が沈みます。 食分は最大で0.59で、その頃は月面向かって左下側が暗く見えることでしょう。 経験上、半影月食は写真で撮った方が「らしく」写るので、カメラを持っている人はキットレンズの望遠側でも構わないので、是非撮影を狙ってみて下さい。


2020年6月4日(木)
 自宅から見る夜空の光害がひどいという話はこれまで何度もしてきましたが、今夜はそれに輪をかけて、近所のグラウンドの夜間照明が明るすぎてダメ。 下手すると、深夜日付が変わる頃まで照明が消されないままだったりして、この光が直接目に入ってくる位置にあるのです。 今日は満月2日前の明るい月が空に掛かっていますが、その月より明るい不快な眩しさであります。ちょっと困る。 ・・・いや、ちょっとどころか、だいぶ困る。


2020年6月3日(水)
 今日やっと、マスクが届きました。給付金申請書よりも遅れることになるとは。


2020年6月2日(火)
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 梅雨入り直前の晴れ間は好機と捉えて、積極的に天体撮影を狙っていきたいところですが、今日は風が強くてシーイングが悪く、空の透明度も今ひとつ。 とりあえず月の写真は撮ったけど、星野撮影は諦めてもいいかもしれないな。(月明かりの影響が強すぎてあかんやつ)


今日の月(月齢10.8)(2020年6月2日22時34分 (JST) )

Nikon D810A + Takahashi FC-100DL + ExtenderC2X (合成焦点距離1800mm)
f/18 ISO400 1/250秒 トリミングあり


2020年6月1日(月)
 先月は鳥撮りの機会が少なく、1回しかできませんでした。 コロナウイルス対策で外出自粛をしていたためではなく(そもそも鳥撮りで「3密」になる状況は無い)、明け方の天体撮影に注力して早起きできなかった日が多かったことと、スケジュール的に都合の良い日程で悪天候に祟られたことが主な原因です。

 おかげさんで今年は、鳥の渡りの時期にほとんど何もできずに終わってしまい、いつも撮影して歩き回っているフィールドの「現状認識」が今ひとつ足りていません。 それも夏鳥に関して、その傾向が顕著です。 現時点で例年と比べて違いを感じる点としては、ヒクイナの鳴き声を聞くことができるスポットが複数あること、セッカの鳴き声が例年よりも少ないように感じること、が挙げられるでしょうか。 今月は鳥撮りの機会を少し増やしたいところですが、例年よりも梅雨入りが早そうですし、また悪天候に阻まれそうな予感。うむむ。

 月初の写真お蔵出しは、先月唯一鳥撮りができた5月23日撮影分から、ツバメの飛翔です。 同じ日に撮影したイワツバメの飛翔の写真がだいぶ良い写りだったので、こちらは没にしていました。 レタッチでシャドーを上げてみると、ユスリカと思われる点々がたくさん写り込んでいました。 ユスリカの蚊柱に突っ込んでいく瞬間を、この時たまたま撮影していたのかもしれませんね。 昆虫の活動も活発になってきて、これからの鳥撮りでは虫除けが必要です。


ツバメ飛翔。(2020年5月23日撮影分よりお蔵出し)

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  感度設定ISO400 1/8000秒 トリミングあり

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