あるびれおCo.伴星〜電脳支部 [戻る]
Diary 2020年8月




2020年8月31日(月)
 先日買ったばかりのスマホに厚労省の COCOA(新型コロナウイルス感染陽性者接触確認アプリ)をインストールして、今日一日使ってバッテリの減り具合を確かめてみました。 朝、通勤で家を出る際に立ち上げて、帰宅してから終了、バッテリ残量のパーセント表示で約20ポイント分を消費したようです。

 日中は普通に仕事で忙しかったのと、暇さえあればスマホを弄るような使い方を私はしていないので、日常的にヘビーな使い方をしている人はもっと減るかもしれません。 COCOA 単体の消費としては、噂に聞こえてきていた通り、気にするほど大きなものではなさそうです。

 ちなみに肝心の接触状況は、今日はゼロでした。遭遇率はそんなに高くないのかな。それはそれで一安心。


2020年8月30日(日)
 [電脳支部]更新しました。 [Information]のコーナーにて、来週9月6日の『超こみっく★トレジャー2020』の参加情報をまとめました。 スペースは、6号館Bゾーン P06a『あるびれおCo.』です。 1月のコミトレはサークル参加できませんでしたので、2020年で初めての関西方面のイベント参加となります。 昨年末冬コミ発行の新刊『Apochromat Vol.77 COLORFUL CYAN ! (31)』(\500-)と、昨年秋発行の新刊『Apochromat Vol.76 あんみらづくし!2』(\800-)の二種類の本が、関西で初売りとなります。

 今回のコミトレでは、主催者さん側から、新型コロナウイルス感染症対策のガイドラインが示されていますので、それに準じた対策をした上で参加いたします。 スペースでは、飛沫防止のビニールシールドの設置や、お金のやり取りに使うコイントレーなどを用意する予定です。 これまでと違うスペースの使い方を強いられる部分がありますので、種類が多い既刊の陳列は控え、既刊リストを掲示して対応することを検討しています。

 おそらく、これまでと勝手が違う部分が多いイベントとなります。皆様のご協力を、よろしくお願いいたします。


2020年8月29日(土)


 めっちゃ久しぶりに、携帯を機種変更してスマホに替えました。 iPhoneSE(第2世代)の 64GB です。だいぶ安かったです。 職場専用で会社から貸与されているのが iPhone8 なので、使い勝手はよくわかっているつもりですし、小さく軽く薄いので携行性が良く、何かと便利です。

 本当は、TORQUE G04 がほしかったんですけどねー・・・不具合報告が多いのと、本体価格が高いのとで、リスクが大きいと判断して断念しました。 何というか、まさか最初に持つ個人スマホが林檎だとは思わなかったよね(謎)。


2020年8月28日(金)
 政治に関わる発言は避けておこうと思っているのですが、安倍首相の辞意表明会見はさすがに驚きました。 そして、今月に入ってから公の場で発言する機会が減っていたことを密かに心配しておりましたので、その心配が的中してしまったことがとても残念です。 この8年間、日本が今の状況でいられたのは、安倍首相の貢献が大だったと思います。 まずは早く後継者を決めて頂いて、ゆっくり養生してくださいませ。

 「この8年間」というくくりで見るならば、生まれてこの方、この8年間ほど「人様を口汚く罵ることの下劣さ」に辟易した期間はありませんでした。 品がないというか、人間性を疑うというか、「人として最低」なレベル。 あれこそまさに反面教師だなぁ、と考えたりする今日この頃です。 誰のことを指すか、皆はわかるよね。


2020年8月27日(木)
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 今日はお天気が良くないので、天体観測も初めから諦めました。 8月25日に撮影した木星のデータを、引き続き見直しているところです。 今日は、これまで載せた写真よりも約30分弱前の撮影データから作成した画像です。

 この時のシーイングはお世辞にも良いものではなく、また、シーイングが良い瞬間と悪い瞬間との差が大きく、5段階で 2 から 3.5 の間を激しく変化する感じでした。 大元のデータは動画なので、動画としての見栄えは「揺らぎがとてもひどい」ものばかりです。 しかし、Registax6 でスタックしてウェーブレット処理をすると、「けっこう見栄えの良い」木星像が描き出されます。

 これが動画データの処理のメリットですが、困ったことに私のPC環境では、一つの動画データを処理するのに30分近くかかります。 この時撮影した動画データは40カットほどあり、この全てを処理するのは時間がかかりすぎて現実的ではありません。 よって処理する動画データを選別する必要があり、これがまた、難しいのです。

 今日掲載するカットは、スタックするフレーム数が少ない割には、割と良い解像度の画像が得られました。 但し、最後に DeNoiseAI によるノイズ処理がどうしても必要なレベルでもあり、少し悔しいところです。


木星(2020年8月25日20時57分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 ISO5000 2160p/30fps トリミングあり 約180フレームを Registax6 で処理
CaptureNX2 及び DeNoiseAI にて画像処理


2020年8月26日(水)
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 昨日撮影した木星のデータを見直し中。昨日の2枚のカットの中間で撮影した動画データを、スタックする枚数を少し減らして処理したものが、こちら。 撮影条件はほとんど同じで、画像処理の仕方だけ少し違うわけですが、ディテールにも少し違いが現れました。


木星(2020年8月25日21時21分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 ISO5000 2160p/30fps トリミングあり 約240フレームを Registax6 で処理
CaptureNX2 及び DeNoiseAI にて画像処理


2020年8月25日(火)
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 現在、夕方の南の空に明るく見えている木星。 今日は、南中時刻前後に 大赤斑GRS がちょうど正面に見えるという、絶好の観測チャンスです。 大赤斑GRS を見るタイミングを計るのは難しいことではありませんが、南中時刻と重なる機会は案外少ないのですよ。 先日の日記でも触れたように、この先木星は視直径が小さくなっていき、観測条件はどんどん悪化していきます。 このチャンスを逃す手はありませんので、帰宅後すぐに観測開始です。


木星(2020年8月25日21時21分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 ISO5000 2160p/30fps トリミングあり 約300フレームを Registax6 で処理
CaptureNX2 及び DeNoiseAI にて画像処理



木星(2020年8月25日21時23分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 ISO5000 2160p/30fps トリミングあり 約240フレームを Registax6 で処理
CaptureNX2 及び DeNoiseAI にて画像処理


 ここ数日、夕方になると風が強くなって、その上、マンションのベランダに並んだ室外機からの排気熱が影響しているためか、気流が落ち着きません。 少し強めに DeNoiseAI でノイズ処理をして何とか上の画像を得ましたが、少し強引すぎたかもしれません。

 木星の左側、少し離れたところに見えているのは、衛星ガニメデと思われます。 木星面では、大赤斑GRS のすぐ上に 永続白斑BA が接近してきていて、そろそろ経度が同じになりそうです。 今月何度か撮影した過去のデータと比べると、今日の 大赤斑GRS は心なしか、より小さくより丸いように見えるのですけど、気のせいでしょうか。


2020年8月24日(月)
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 夕方から快晴になりましたので、帰宅後すぐに月の撮影を。 久しぶりに FC-100DL鏡筒 での撮影です。 μ-180C よりも良像範囲が圧倒的に広く、月のような視直径の大きな天体を観測するには、むしろ向いているのです。


今日の月(月齢5.3)(2020年8月24日19時27分(JST))。(画面上が南)

Nikon D810A + Takahashi FC-100DL + ExtenderC2X (合成焦点距離約1800mm)
f/18 ISO640 1/160秒 トリミングあり


2020年8月23日(日)
 夏期休暇を終えてフル稼働の平日5連戦だった先週のお仕事は、なかなかしんどいものでした。 おかげでこの土日は、暑すぎて朝の鳥撮りには行けないし(弱)、GOTO利用でどこかに旅行に行く気力もないし(弱)、かといってお絵描きが捗るような気分でもないしで(弱)、なかなか見事な怠けっぷりでした。

 それでも熱中症でぶっ倒れたり、夏バテだといって寝込んだりしないのは、日々のウォーキングの成果でもありますので、怠けて終わる休日でもそこだけは頑張るんです。 出かける予定のない土日は、夕方にジョギングも。暑かろうが寒かろうが、必ず。 この土日は両日とも、8kmちょっとを走り込んできました。


 9月6日のコミトレに向けて、当日の感染防止対策の一環として、スペースに設営するビニールシールドを調達しました。 当日はこのビニールシールドに加え、お金のやり取りで使うコイントレーと、手指用の消毒液くらいは用意して臨みたいと考えています。 「備えあれば憂い無し」とは言いますが、どこまで備えれば良いのか(程度)、そもそもどこまで備えることができるのか(限界)も、今の段階ではわかりませんので、無理のない範囲で少しずつ揃えていきたいですね。 10月以降のイベント参加申し込みも、そろそろ進めていかねば。


2020年8月22日(土)
 お天気が若干下り坂気味で夜間の晴天が望めないこと、昼間は相変わらずの猛暑で外出する気にもならないことなど色々あって、9月6日のコミトレに向けてのモチベーションがなかなか上がってきません。 当日発行の新刊は無しで、いつもの無料頒布ペーパーを作るのが関の山ですが、コロナ対応をした上でイベントに参加するのは今回が初めてになるので、本の搬入も適正数が読めないのが痛いところです。

 更に、当日のスペース設営もこれまでにない工夫が求められ、しかも基本的に「サークルスペースは一人」という制限もあるようなので、どうしたもんかなーと頭を悩ませています。

■■■■■■■■■■ Astronomy ■■■■■■■■■■

 8月16日付日記に掲載した木星の写真を、元の動画データの処理から全てやり直して、今自分の持つスキルと環境でできるベストの画像を目指してみました。 動画からスタックするフレーム数を増やし、ウェーブレット処理のパラメーターも変え、更に最後のレタッチも見直しました。 ”使いすぎ”が問題になり得る DeNoiseAI のノイズ処理も、元の画像の正確性を損なうことなく画質を上げられるギリギリのラインを模索しました。

 が、このサイズに縮小してしまうと、何が良くなって何が変わったのか、全然わからんよね(ぉ)。 7月初旬に購入したばかりの タカハシμ-180C鏡筒 のここまでの成果として、現状ベストのものをしっかりと「形」にしておきたいという、自己満足です。


木星(2020年8月15日22時29分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 感度設定ISO5000 2160p/30fps トリミングあり 約480フレームを Registax6 で処理
CaptureNX2 及び DeNoiseAI にて画像処理

 木星は7月中旬に衝を迎えて地球からの視直径が最大になり、今は少しずつ地球から遠ざかっているところで、日を追う毎に視直径は小さくなっていきます。 見かけの大きさが小さくなるということは、それだけ撮影で高画質を得ることも難しくなっていくわけで、この先のお天気も考えると、今シーズンこれ以上の好条件で木星を撮影できる機会はあまりないのではないかと考えています。

 そしてその次に控えるのは、火星です。 木星や土星と違ってかなり高度が高くなり、観測条件は良くなるのですが、私の自宅のベランダからでは上階のベランダが邪魔になって、むしろ観測が難しいことが判明しました。 見ることができないわけじゃないけど、ベランダから見える時間帯に制限があって、かなり難しい。この困難をどうやって乗り切るか、10月の最接近の時までに対策を立てねばなりません。


2020年8月21日(金)


今日の夕景


2020年8月20日(木)
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 明日辺りから大気の状態が少し不安定になりそうな天気予報が出ておりますので、勢力の強い高気圧の恩恵でシーイングが良い夜空が期待できるのは、今夜までかもしれません。 少しトロンとした抜けの悪い夜空ですが、木星も土星もきれいに見えておりましたので、撮影してみました。 しかしながら、写りのクオリティは今ひとつ。 とりあえず今日の日記では、木星の写真だけ掲載しておきます。

 ほぼ正面に 大赤斑GRS が見えており、向かって左側の端の方には、衛星イオのものと思われる黒い影が、木星のガス雲に映っています。 今夜はこのイオの影が、木星面を西から東へ横切っていく様子がよく見えて面白かったですね。 また、その衛星イオも木星のすぐ左隣に写っているのですが、暗くてわかりにくいかもしれません。


木星(2020年8月20日22時16分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 感度設定ISO5000 2160p/30fps トリミングあり 約240フレームを Registax6 で処理
CaptureNX2 及び DeNoiseAI にて画像処理


【追加】
 もう少し写りの良い動画データがありましたので、同様に処理してみます。 上の写真の約12分後の姿です。 DeNoiseAIの処理は更に弱めにした上で、以下の像を得ました。衛星イオもはっきり写っています。


木星(2020年8月20日22時28分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 感度設定ISO5000 2160p/30fps トリミングあり 約180フレームを Registax6 で処理
CaptureNX2 及び DeNoiseAI にて画像処理


 永続白斑BA が 大赤斑GRS に近づいてきていたのですが、その姿がより一層淡くなったように感じます。


2020年8月19日(水)
 9月6日のコミトレは、メールで既にスペース確保の通知を頂いております。 が、当日の感染症対策として「b2-online入場認証システム」を導入するとのこと。 これがスマホ必須という点で、大きく引っかかっております。 (ご存知の方も多いかと思いますが、ワタクシ現時点でも”敢えて”個人スマホを持っておりません)

 スマホを持たない人への対応などはどこにも書いていないようなので、ちょっと、目の前が暗くなった。


2020年8月18日(火)
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 昨夜よりは条件が良さそうな夜空に見えたので、木星と土星の撮影に挑みましたが、シーイングが案外悪く、良像を得ることができませんでした。 日付も変わってしまいましたが、とりあえず証拠写真的に、今夜撮影した木星と土星の写真を載せておきます。

 この時期は夜でもエアコン全開でいるご家庭も多いでしょうから、その室外機から出る暖かい気流が、観測に使っている自宅ベランダ周辺のシーイングを悪化させている可能性が高いのではないかと見ています。 自宅の室外機は、エアコンを切れば何とかなりますが、他所様のエアコンは切れとも言えませんし、難しいところです。


木星(2020年8月18日22時06分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 感度設定ISO5000 2160p/30fps トリミングあり 約180フレームを Registax6 で処理
CaptureNX2 及び DeNoiseAI にて画像処理



土星(2020年8月18日22時10分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 感度設定ISO12800 2160p/30fps トリミングあり 約180フレームを Registax6 で処理
CaptureNX2 及び DeNoiseAI にて画像処理

 木星のすぐ左脇に見ているのは、衛星ガニメデだと思われます。


2020年8月17日(月)
 9連休が終わって仕事が始まって、あー仕事したくねーなー早く帰りたいなーなどと後ろ向きなことばかり考えて出社したが、その後は仕事の忙しさと暑さで余計なことを考える暇もなかった。 これはつまり、社畜。


2020年8月16日(日)
 連休最終日は普通の何事もない日曜日で終わりました。そして明日から仕事です。 天気予報を見ると、明日以降もしばらくは、この厳しい暑さが続くようです。 メディアによっては「災害クラスの暑さ」などという表現も見かけるくらいの酷暑なので、できましたら是非、仕事も休みにして頂きたいです。(真顔)

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 昨夜撮影した木星、もう少し解像度の良いものがありましたので、改めて掲載しておきます。 これもレタッチの最後に DeNoiseAI で少しだけノイズ処理をしてありますが、元のディテールを損なわない程度に抑えました。 μ-180C鏡筒 でこれまで何度か撮影した中では、最も高い解像度になっていると思います。


木星(2020年8月15日22時29分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 感度設定ISO5000 2160p/30fps トリミングあり 約420フレームを Registax6 で処理
CaptureNX2 及び DeNoiseAI にて画像処理


2020年8月15日(土)
 昭和20年8月15日は大東亜戦争終結の日。 「戦争が終わった日」であると同時に「長く厳しい戦後が始まった日」でもあります。 節目である今日を迎え、まずは、正午に黙祷。そして、今日も暑かったね。

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 この秋の「主役」となる火星が、そろそろ見やすくなってきました。 2年前は「大接近」ということで騒がれましたが、今回はそれに近い距離まで近づき、2年前の接近時より高度が高いので観測しやすく、世界中の天文ファンが最接近の日を手ぐすねを引いて待ち構えているところです。

 ベランダ観測の私の場合、今回の火星は高度が高すぎて上階のベランダの影になり、うまくタイミングを合わせないと観測できない可能性があります。 最接近は10月なのでそれまでに、何とか観測できる目処を立てたいところです。

 前置きが長くなりました。いつも惑星を撮影しているベランダで、辛うじて見える位置に火星が来たタイミングで撮影してみました。 ベランダを含めて建物の外壁から少ししか離れていない状態の火星を見ることになるため。外壁の発する熱の影響でシーイングが悪化し、良像を得ることは想像以上に難しいことがわかりました。 10月になれば涼しくなって、外壁から発する熱の影響も少なくなるのではないかと思うのですが、こればかりはその時になってみないとわかりません。

 ひとまず、今回の撮影の中で最も「マシな」像が得られたデータから、画像を作成してみます。 画面上側、火星の南極付近には、「極冠」と呼ばれる白い模様が見えます。 火星の地表に降り積もった二酸化炭素の固体が、白く見えている様子です。 火星面にも模様が確認できますが、今回は条件が良くなかったためか、コントラスト不足気味です。


火星(2020年8月15日0時59分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 感度設定ISO5000 2160p/30fps トリミングあり 約180フレームを Registax6 で処理
CaptureNX2 及び DeNoiseAI にて画像処理


 さて、今日も惑星撮影です。 ブログ記事で[衝撃!筒内気流除去の術 ]というものを見つけてしまって、その効果を確かめるべく、近所のダイソーでアルミシートを買ってきました。 内側に薄いクッション層があって全体の厚さは約1mm、サイズは約180cm×90cmというものです。 ダイソーだから税込み110円、失敗しても懐は痛まないですし、結露対策でも効果があるなら十分だと考えて、早速試してみることにしました。

 μ-180c鏡筒 の寸法に合わせて切って、外気温との順応が済んだ状態の鏡筒に巻き付けて、更に少し放置した状態で撮影に挑みます。 今日は昨日よりもシーイングは良かったですが、それでも 3.5〜4/5 くらい。


木星(2020年8月15日21時54分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 感度設定ISO5000 2160p/30fps トリミングあり 約230フレームを Registax6 で処理
CaptureNX2 及び DeNoiseAI にて画像処理



木星(2020年8月15日22時56分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 感度設定ISO5000 2160p/30fps トリミングあり 約420フレームを Registax6 で処理
CaptureNX2 及び DeNoiseAI にて画像処理



土星(2020年8月15日22時32分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 感度設定ISO16000 2160p/30fps トリミングあり 約420フレームを Registax6 で処理
CaptureNX2 及び DeNoiseAI にて画像処理


 ちなみに眼視観測でも、木星も土星も、かなり細かい模様までしっかり確認できました。 μ-180C鏡筒を導入してから、こんなに細かい模様がはっきり見えたのは、初めてです。 最上級にシーイングが良かったわけでもないのに、ここまできちんと「元来の解像度」が得られるのであれば、これはとても良いのではないでしょうか。 10月の火星接近に向けて、光明が見えてきた感じです。


2020年8月14日(金)
 昨日までの呉遠征で宿泊したのは、JR呉駅前の呉阪急ホテルでした。 朝食は最上階14階のレストランで頂くことになるわけですが、そこからの眺望も素晴らしいものでした。 で、駅前ロータリーを挟んで正面に見える建物の屋上にちょっと心を惹かれましたので、持っていたデジカメで撮影。 備忘録としてまとめておきます。


元「そごう呉店」の建物です。2013年初頭に閉店して今は使われていません。


屋上はかなり規模の大きな遊興施設だったような印象を受けますが、今は廃墟です。

 調べてみるとこれは、1990年に開業し2013年初頭まで「そごう呉店」として使われていた建物でした。 私が初めて呉に行った時は、思い出してみたら確かに「呉そごう」はありましたが、その時は旅の目的がJR呉駅の反対側にある大和ミュージアムだったので、呉そごうには立ち入らずに終わりました。 大和ミュージアムに向かう手前に「ゆめタウン呉」ができた影響で、「そごう呉店」の利用客は減っていったようです。 2013年1月に閉店して以降、「呉駅前西地区再開発ビル」として管理されているものの、空き店舗の状態が続いているとのことです。

 大規模百貨店にはよくあるタイプの「屋上遊園」だったのでしょうが、よく見ると、屋上フロアの一角に2階建て相当の大建造物があり、最盛期はここを利用する人で相当な賑わいがあったことをうかがわせます。 呉阪急ホテルさんに宿泊しなければ、この光景を目にす機会はありませんでした。 時代の流れを感じる「廃墟」ですね。

 ちなみに地上から見ると、左端の青いビニール屋根や右側の建物の上部は確認することができます。

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 ピーカンの晴天が続いた今日は、夜もなかなかの好天。 大気のシンチレーションが少し荒れ気味で、見た目ほど良い画像は得られなかったものの、久しぶりの晴天に釣られて、頑張ってみました。


土星(2020年8月14日22時06分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 感度設定ISO16000 2160p/30fps トリミングあり 約360フレームを Registax6 で処理
CaptureNX2 及び DeNoiseAI にて画像処理


木星(2020年8月14日22時11分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 感度設定ISO5000 2160p/30fps トリミングあり 約130フレームを Registax6 で処理
CaptureNX2 及び DeNoiseAI にて画像処理


 土星は、元の動画を撮影する際に普段よりも2倍の時間撮影して、スタックするフレーム数を増やしました。 そこそこきれいな像に仕上げることができましたが、土星の本体や環のディテールが特に細かく描写されているとは言い難い写りでもあります。

 木星は、南中高度付近での撮影でシーイングの悪さをカバーしようと試みましたが、成功したとは言い難い写りです。 木星面の向かって右下側に映り込んでいる黒くて丸い影は、衛星エウロパのものだと思われます。


2020年8月13日(木)
 第二次こそこそ作戦、呉から帰還しました。 今日は朝から夕方まで「呉海自カレー2020年版シールラリー」を追いかける一日となりました。 昨日2食、今日3食で、1泊2日で合計5食、胃袋の状況も考えるとこれが限界かなと思います。 第二次こそこそ作戦の締めくくりとして、二日間で食べたカレーの写真をまとめておきます。


シーサイドカフェBEACONさんで「さみだれカレー」(ナンをライスに変更)。


海軍さんの麦酒館さんで「潜水艦「はくりゅう」カレー」。


呉市役所9F食堂さんで「潜水艦「うんりゅう」カレー」。


三河屋珈琲呉中通店さんで「ぶんご特製とろける牛すじとひき肉のカレー」(ハーフサイズ)。


呉阪急ホテルコーヒーハウス「イルマーレ」さんで「護衛艦うみぎり海自カレー」。

 この中で3番目、呉市役所9F食堂さんの「うんりゅうカレー」は、食堂の営業日が平日に限定されることから、以前から「難易度の高いカレー」でした。 今回は土日を絡めずに呉に行くことができましたので、早速行ってきた次第です。 呉市役所最上階からの眺望が素晴らしくて、カレーも美味しくて、満足でございました。

 しかし最近、呉海自カレーシールラリーの「呪縛」が強すぎて、呉の他の名物に触れる機会がめっちゃ減ってしまって、困ります(ぉぃ)。 今年のシールラリーのノベルティは、「2枚達成」の次が「10枚達成」とかなり厳しいものになっているので、次に行く時に達成できるかどうかは微妙なところ。 その分、他の名物に手を出して見聞を広めたいですね。(今更かよw


2020年8月12日(水)
 唐突ですが、第二次こそこそ作戦で呉にやってきました。 GoToトラベルキャンペーン利用で、軽く1泊2日です。 昨年10月のカレーフェスタ以来となる呉旅行ですが、今回は一つ目的がありました。 大和ミュージアムの企画展『海から空へ』で展示されている、誉エンジンの一部を見ることです。

 誉エンジンは、太平洋戦争後期に日本軍が使っていた空冷エンジン。 2000馬力という大出力を実現したエンジンの中では非常にコンパクトな作りで、海軍の戦闘機「紫電改」や陸軍の戦闘機「四式戦疾風」などに使われました。 映画『この世界の片隅に』の作中でもちらっと登場する場面がありますし、「その筋」には有名なエンジンです。

 呉駅到着後すぐに大和ミュージアムに行って、午前中は展示物の鑑賞。 その誉エンジンの部品もしっかり拝んできました。 昼食を挟んで午後は呉市内観光(と言っても、そんなに遠出はしておりません)と、夕方には呉湾の艦船めぐり遊覧船『夕呉クルーズ』に乗船してきました。

 とりあえずかいつまんで、写真を並べていきましょう。


大和ミュージアムの企画展『海から空へ』の展示より、誉エンジンの部品。
クランクケースとクランクシャフト。米軍敷地内で発見されたものを寄贈されたのだとか。


アレイからすこじまへ移動して、目についたのは 敷設艦「むろと」。けっこう大きい。


今日のアレイからすこじまには、7隻の潜水艦が確認できました。これはその一部。


夕方の「夕呉クルーズ」恒例の、自衛艦旗降下。そうりゅう型潜水艦の近くで見ることができました。


桟橋に停泊している護衛艦「かが」。艦側面の扉が開いていて、奥には「かが」のエンブレムが。


護衛艦から練習艦に艦種変更されて今年から呉基地に配属された、練習艦「はたかぜ」。ロービジ塗装。


夕呉クルーズ終了間際の天気は、こんな感じ。美しい夕焼け雲でした。

 今夜の宿は、GoToトラベルキャンペーンの対象になっていたので選んだ、呉駅前の呉阪急ホテルです。 ダブルルームのシングルユースで、普段だったら決して選ばない価格帯のプランですが、値引きされる機会などほとんど無いでしょうから、選んでみました。 整った設備ときれいで広いお部屋。明日の朝食が楽しみでありますよ。


2020年8月11日(火)
 [電脳支部]更新しました。 [メインページ]のTOP絵を変更、ティータイムなリョクさんで残暑お見舞いです。 同じイラストを[えとせとら]のコーナーにも追加しておきました。 こちらにもそのイラストを貼っておきますよ。



 また[Information]のコーナーを更新、現時点で申し込みが済んでいる同人誌即売会のスケジュールを掲載しました。 新型コロナウイルス感染症対策としてこれまでと違う対処が求められるサークル参加になるかと思いますが、当日の頒布において実際にどのような対応となるかの詳細が、現時点では決まっておりません。 また今後の感染症拡大の状況によっては、イベント開催のスケジュール自体も不透明な部分が出てくるかもしれませんので、あくまでも現時点での暫定スケジュールと捉えて頂けると幸いです。

 なお直近の参加予定イベントは、9月6日の 超こみっく★トレジャー2020 です。 1月のコミトレはサークル参加できませんでしたので、2020年で初めての関西方面のイベント参加となります。 昨年末冬コミ発行の新刊『Apochromat Vol.77 COLORFUL CYAN ! (31)』と、昨年秋発行の新刊『Apochromat Vol.76 あんみらづくし!2』の二種類の本が、関西で初売りとなります。 何卒よろしくお願いいたします。


2020年8月10日(月)
 朝、多少の晴れ間が見える程度の曇り空。真夏の鳥撮りではこのくらいの天気でないと、熱中症で死んでしまいますw  今月に入ってからはまだ鳥撮りに出かけていなかったので、早速機材を担いで行ってきました。 結果から先に申し上げますと、真夏ですので、サギ類以外の成果はほとんどありませんでした。


ダイサギ2態、しょの1。飛ぶ際の首の折り畳み方がよくわかります。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  感度設定ISO400 1/8000秒 トリミングあり



ダイサギ2態、しょの2。上の写真とは別の個体です。レンズ越しに目が合いましたw

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  感度設定ISO400 1/8000秒 トリミングあり

 個人的に好きなアマサギが見られることも期待していたんですが(今年も渡ってきているようなので)、今日はそれが叶いませんでした。 最近、鳥撮りに出る機会が減ってきているので、そういう状況では余計に「遭遇率」が下がります。 しかも今は真夏、鳥を見つける重要な手がかりである鳴き声が、蝉の鳴き声にかき消されてほとんど聞こえません。 鳥撮りを始めて11年以上経ちますが、真夏の鳥撮りはいまだに「鬼門」です。


 最後に一つ、オマケ。ハグロトンボのオス。


ハグロトンボ。腹が金属光沢のような青緑色なのがオスの特徴です。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  感度設定ISO400 1/1000秒 トリミングあり

 当地のハグロトンボは、だいたい春頃〜梅雨前くらいの時期から川の周辺で姿を見せ始めるのですが、今年はその川で洪水対策の大規模な樹木伐採があった影響か、姿をほとんど見かけませんでした。 内心かなり心配していたのですが、梅雨の後半あたりから少しずつ数が増えてきたように思います。一安心、かな。

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 朝の鳥撮りの最中から少しずつ天候が回復して、雲が切れた晴れ間は久しぶりに見る「真っ青な青空」でした。 ちょうど今の時期、太陽面には小さな黒点が見えているはずでしたので、これまた久しぶりに太陽の撮影を試みます。


今日の太陽面(2020年8月10日11時16分 (JST) )

Nikon D800E + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + Ai AF-S Nikkor TC-14EII (合成焦点距離700mm)
Thousand Oaks Optical社製太陽金属メッキガラスフィルター「TYPE2+」にて減光
絞りf/8 感度設定ISO100 1/500秒 トリミングあり CaptureNX2にて現像、レタッチ、モノクロ変換

 写真中央から上寄りに、小さく二つの黒点が見えます。2770の番号が付与された黒点群です。 宇宙天気ニュースを見ると、現在の太陽活動は静穏です。 可視光でしか太陽を観測できない身としては、黒点数が増え始めるのを心待ちにしているのですが、しばらくはまだ穏やかな状況が続きそうですね。


2020年8月9日(日)
 今日は長崎原爆忌です。黙祷。

 来週半ばのお出かけの準備等をせこせこと。宿の予約と、往復の新幹線の切符の手配を済ませました。 GoToトラベルキャンペーンの対象になる宿は、普段よりも少し高級で、料金も少しお高い宿を選びました。 それ以外は、ごくごく普通の日曜日。 新幹線の切符購入で三宮に出かけたのと、夕方のジョギングで、しこたま汗をかきまして、心地よい疲労感で迎える連休二日目の夜でした。  ・・・なお、今夜も星は見えそうにありません。がっでむ。


2020年8月8日(土)
 9連休初日、まずは散髪に行ってさっぱりしようということで、散髪へお出かけ・・・で、一日が終わってしまった。あれ?  朝の鳥撮りも、天体撮影も無しかい? せっかくの休日なのに? なにそれもったいない。

 コミケがない夏というのは、これほどまでに緊張感が緩むものなのだなぁ。 とりあえずやる気を出すために、小旅行の計画を立てました。来週半ばの平日に、ちょっと出かけてきます。

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 晴れない以上は新しいネタもないので、今日もノイズ除去ソフト DeNoiseAI の習熟で、過去に撮影した写真をいじり回しています。 今日の写真は、5月21日に撮影した散光星雲M20 の写真。 個人的に気に入った出来で、過去に何度か皆様のお目にかけたことがある写真です。 Twitterには今朝、下の拡大写真の方だけ上げました。

 光害の夜空に埋もれた天体の光を表現するために、とても強引なレタッチをした上でようやく形にした「作品」でもあるので、強拡大には厳しいノイズが乗っていました。 DeNoiseAI でノイズ処理をするメリットは、処理の仕方によっては、ガス星雲の微妙な模様を埋もれさせることなく、ノイズだけ消せるやり方が「あり得る」ということですね。 また、最も暗い微光星も消えておらず、星像はむしろシャープに描写できることがあります。 惑星写真よりも星雲の写真の方が、より簡単にその恩恵にあずかれるのかもしれません。



散光星雲M20(2020年5月21日01時14分〜01時57分(JST))

Nikon D810A + Takahashi FC-100DL + FC/FSマルチフラットナー1.04x ノーフィルター
f/9.1 感度設定ISO5000 露出15秒×44カットをコンポジット、トリミングあり
PhotoshopCS6、CaptureNX2 及び DeNoiseAI にて画像処理


2020年8月7日(金)
 来週の11日と12日は有給休暇を取ることができましたので、明日から9連休の夏休みです。 例年なら夏コミが開催されているはずのこの週末、まさか夏コミも東京オリンピックも開催されないまま迎えることになるとは、予想だにしていませんでした。 そろそろ漫画の描き方を忘れているんじゃないかとか、そもそも同人誌の作り方を忘れているんじゃないかとか、不安もよぎったりするわけですが、9月からはまた同人イベントに参加するスケジュールが入ってきますので、その時になったら嫌でも思い出しますよHAHAHA。(謎)

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 長い梅雨がようやく明けたと思ったら、晴れていても空が春霞のように真っ白になる日が続いています。 西之島火山で巻き上げられた火山灰物質の一部が光化学反応を起こして PM2.5 を生じているらしい、という話も聞きますし、そもそも湿度が高い状態ですから、天体観測にはちょっと厳しい時期なのかもしれません。

 今夜も曇って星が見えないので、ノイズ除去ソフト DeNoiseAI の習熟を兼ねて、今月1日に撮影した木星の画像データを色々と処理し直してみました。 元の動画データからスタックされるフレームの数も少し増やしてみましたが・・・ぶっちゃけ、大きな違いは見られませんねw


木星(2020年8月1日01時16分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 感度設定ISO5000 2160p/30fps トリミングあり 約310フレームを Registax6 で処理
CaptureNX2 及び DeNoiseAI にて画像処理

 Registax6 でスタッキングとウェーブレット処理をして、そこで得られた画像をニコンの画像処理ソフト CaptureNX2 でレタッチし、最後に DeNoiseAI でノイズ処理を行いました。 Web素材としてなら十分な画質ですが、紙に印刷する際には解像度が足りない感じであるのが、ちょっと気になるところ。 もう少し良い撮影条件でなら、或いはもっと細かい模様まで「炙り出す」ことができるかもしれませんが、それがなかなか難しいところですね。


2020年8月6日(木)
 今日は75回目の広島原爆忌です。黙祷。

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 昨夜の惑星撮影が日付をまたいで続きまして、木星の写真が昨日付日記の更新に間に合いませんでした。 今ひとつすっきりしない晴れ方と、少しずつ強くなってきた風でシーイングは悪化し、得られた像もシャープさに欠けるものでしたが、とりあえず掲載しておきます。

 ISO感度を少し上げて撮影したためか、ノイズが多い写真になったので、最終の画像処理で DeNoiseAI を軽くかけてみました。 ディテールアップはほぼ皆無ですが、ざらざらの画面よりはだいぶ見やすくなったような気がします。


木星(2020年8月6日0時15分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 感度設定ISO6400 2160p/30fps トリミングあり 約180フレームを Registax6 で処理


2020年8月5日(水)
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 晴れていて、シーイングも特に悪くはないんですが、空全体が霞んでいて透明度が最悪です。 西之島火山の噴火の影響という話も聞こえてきますが、長い長い梅雨がようやく明けたこの時期に、こういう天気に見舞われるのはとても残念でありますよ。 日付が変わってしまいましたが、ひとまず土星の写真だけ載せておきます。


土星(2020年8月5日23時22分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 感度設定ISO25600 2160p/30fps トリミングあり 約180フレームを Registax6 で処理


2020年8月4日(火)
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 Twitter で「#星空の連帯」というハッシュタグを見かけて、調べてみたら、今日8月4日の21時にみんなで星空を見上げてSNSにコメントを残そう、という主旨らしいので、乗っかってみました。 月の出直後の20時04分に撮影した赤い月(上)と、それから約1時間後の月(下)です。ちょっと時間がずれたのは、ご愛敬ということで。




Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + Ai AF-S Nikkor TC-14EII (合成焦点距離約700mm)
絞り開放 (f/5.6) ISO12800/1/40秒(上) ISO800/1/400秒(下) 



2020年8月3日(月)
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 今日は薄雲がかかって、月惑星の撮影には不向きな条件ですので、天体観測は中止です。 昨日の日記で触れたノイズ除去ソフト「DeNoiseAI」の処理について、備忘録代わりの戯言をば。

 「DeNoiseAI」は AI による画像処理ゆえに、描き出されたディテールが「本当に正しいかどうか」不明である、というのは昨日の日記でも触れた通りです。 全くあり得ない「もの」を描き出されてしまうと、科学的記録写真の意味合いも多分に含まれる天体写真としては、好ましくありません。 しかしながら、すっかり普及した「動画データからの複数フレームのスタッキングと、ウェーブレット処理」で得られた画像が「正しい」かというと、これも私には断言することができません。 全て程度の問題ではありましょうが、「真っ赤な嘘」にならない程度にノイズを処理して見やすい画像に調整することは、認められることだと考えるのです。

 前置きが長くなりました。 昨日の日記で掲載した「DeNoiseAI」処理の木星写真ですが、その絶大な効果に引っ張られて強調しすぎた部分があるのではと、思い直しました。 今日改めて処理をし直して、その日に木星面に見えていた実際の模様のディテールを参考にしながら、「自分としてはこの辺りまでは許せる」ラインを模索してみました。 (上が処理前、下が処理後)




 この先、こちらのコーナーで天体写真を掲載する際には、DeNoiseAI を使って画像の処理をした場合は、その旨を明記していく予定です。


2020年8月2日(日)
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 昨日の日記で掲載した木星の写真ですが、このところ天文界隈で話題になっているノイズ除去ソフト「DeNoiseAI」で処理した効果が面白いと某氏に教えて頂きまして、早速私も試してみることにしました。 30日間無料試用版をダウンロードして、インストール。操作は簡単で、効果は劇的です。 ノイズ除去が目的のソフトなのに、何故か、ディテールが凄いことになってます。何故だw (上が処理前、下が処理後)




 今年5月21日に撮影した木星の写真でも試してみましょう。(上が処理前、下が処理後)




 少なくとも木星の写真では、ノイズ除去以上に、ディテールの向上に効果があるように見えますね。 上2枚は μ-180C鏡筒、下2枚は FC-100DL鏡筒 を使用しての撮影データですが、口径が大きい μ-180C の撮影データの方が、その効果が大きく現れているようです。

 AIによる画像認識と処理でこの効果を得ているらしいですが、この場合の「AI」がどのように働いているのかわかりませんし、その結果描き出されたこのディテールが果たしてどれだけ「正しい」かは、不明です。 しかしながら、単に見栄えだけでも、この違いは凄い。衝撃を受けて言葉が出ないレベルです。

 ちなみに、昨日の土星の写真を同様に DeNoiseAI で処理すると、こんな感じです。(上が処理前、下が処理後)




 ノイズ除去ソフトらしくノイズは低減されていますが、こちらは木星と違って、ディテールの向上は今ひとつというところでしょうか。 Registax6 のウェーブレット処理で生じたノイズも、ものによってはノイズとして強調されてしまうものもあるようで、注意が必要なところかもしれません。

 元がノイズ除去のためのソフトなので、惑星写真以外でも効果はあるはず。 そこで、今年5月に撮影した写真で、その効果を試してみることにしました。 作例は、へび座の散開星団M16 及び 散光星雲IC4703 です。 中心部を拡大した画像で、ノイズ除去の効果を比べてみます。

 1枚目は処理後の全体、2枚目は処理前の中心部、3枚目は処理後の中心部です。




へび座の散開星団M16 及び 散光星雲IC4703。中央部の「創造の柱」もくっきり。

 散光星雲の淡い部分の細かい描写、暗黒星雲や「グロビュール」の描写が、より明瞭になっているのが嬉しいですね。 M16の「創造の柱」と呼ばれる部分も、はっきりくっきり。 一般的なノイズリダクションにありがちなディテールの損失も、かなり少ない方だと思われます。

 面白いことに、他のノイズ除去ソフトと違ってこの「DeNoiseAI」は、処理後の画像で恒星がより小さくシャープな像になっています。 アンシャープマスクをしているわけではないのに、処理後の画像はよりシャープに見えるという、なんだか夢のような効果です。 おいらは騙されているんじゃないか。大丈夫かこれw

 英語表記のソフトですが、スライダーを弄くるだけで簡単に操作できますし、活用範囲は相当広いと思われます。 AIの「信憑性」は常につきまとうことは覚悟の上で、それでもこの劇的な効果と楽しさは捨てがたいので、無料試用版で終わらせるべきではないと判断、早速「課金」してきました(ぉ)。 79.99ドル、妥当な金額です。


2020年8月1日(土)
 8月になってしまいました。 通常であれば、この土日は佐世保に泊まりがけで出かけて、シーサイドフェスタを楽しんでいるはずの日でした。 COVID-19 感染拡大の影響で12月に延期というアナウンスが出た瞬間、8月のモチベーションは急落し以下略。 今日は何をやるでもなく、gdgdと非生産的な時間を過ごしておりました。 いつもの夏コミもないし、いつもの白馬サマージャンプ遠征も無いようだし(試合はキャンセルされた模様)、そろそろ夏休みというこのタイミングで「第2波」がきやがるしで、割とお先真っ暗な8月ですよ。

 ステイホームで自宅で過ごすのも問題ないが、それならせめて、夜は晴れて星空を見せてくれよ。お願い。

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 昨夜の惑星撮影は、日付をまたいで未明まで続きました。 比較的好条件になるタイミングがあって、しかし時折流れる雲で視界が隠されることもあり、撮影条件としては「当たり外れの大きい」日だったように思います。

 昨日付の日記ではテスト撮影の木星の写真を掲載しましたが、その後に撮影したデータから比較的良好な結果を得られたものを掲載します。 まずは、先月21日に衝を迎えたばかりの土星。


土星(2020年8月1日00時13分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 感度設定ISO12800 2160p/30fps トリミングあり 約180フレームを Registax6 で処理


 次に、また、木星です。 木星も7月14日に衝を迎えたばかりで、観測の好機が続いています。 1枚目は、昨夜撮影した中では最良のシーイングで得られた写真。 2枚目は、大赤斑GRSが見えやすい場所に来たところで、シーイングは若干悪化したものの、”粘って”撮影した写真です。 木星のすぐ右側に見えているのは、衛星ガニメデです。 約2時間の撮影時刻の差で、木星面の縞模様とガニメデの位置に決定的な変化が見られます。


木星(2020年7月31日23時25分(JST))。(画面上が南)


木星(2020年8月1日01時16分(JST))。(画面上が南)

Nikon D500 + Takahashi μ-180C + Nikon NAV-14SW (合成焦点距離約18360mm)
F102 感度設定ISO5000 2160p/30fps トリミングあり 約230フレームを Registax6 で処理


 先月初旬に購入した タカハシμ-180C鏡筒 の「実力」を計る上では、もう少し良いシーイングで撮影できる機会がほしいところです。 口径が小さい(即ち解像度に劣る)FC-100DL でこれまでに得られた最良の木星像と比べると、今回はほぼ同等の解像度の写真が得られたように思いますが、それを大きく上回るものでないことも確かです。

 多少の悪条件でも、大口径の μ-180C であればこれくらいの像は簡単に得られる、ということなのかもしれません。 しかし、私が求めるのは、口径10cm では見ることができないもっと上の世界です。 この程度の解像度は、μ-180Cの実力を引き出したとは言えないもののはず。(断言)

 既に深夜の中空には、今秋の「主人公」たる火星の姿が見えてきています。 10月の火星接近までに、もっと経験値を積んでおきたいところですね。

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