あるびれおCo.伴星〜電脳支部 [戻る]
2014 FISグランプリスキージャンプ白馬大会 一日目


ラージヒル HS131 個人第5戦

カメラ  ニコンD800E
レンズ  Ai AF-S ニッコール ED 500mm F4D II (IF)
感度  ISO2000前後
露出  絞り開放(F4) 1/400秒


 今年は昨年よりも予定されている試合数が若干少ないグランプリシリーズ。 それでも白馬大会は毎年コンスタントに個人戦2試合が組まれ、試合の枠としては安定しているようです。 日本チームは、ソチ冬季五輪の代表だった葛西紀明や竹内択らがGPシリーズ前半戦の遠征に参加しておらず、この白馬大会が実質上の初戦でした。 調整段階としてはまだまだの選手も多かったはずで、その中でどのような内容のジャンプができるかがポイントでした。 諸外国勢も、今シーズンからGPクラスの試合に初めて出場する若手選手の顔が何名も見られて、良い試合だったと思います。

 当日は前々から雨の予報が出ていましたが、試合開催時間中は雨に降られることはなく、風の条件も白馬としては大変安定している部類で、良い意味で番狂わせの少ない展開となりました。



優勝したフィリップ・ショーエン(NOR)。277.5pt(125.0m/131.0m)
参加選手中最年少というノルウェーの新鋭18歳。ゲートを1段下げて、戦略的にも落ち着いた戦いでした。



2位のイェルネイ・ダミヤン(SLO)。271.5pt(129.0m/128.0m)
白馬ではすっかりお馴染みとなったダミヤン。本業は警察官なのだそうです。



3位のダニエル・アンドレ・タンデ(NOR)。269.4pt(128.5m/127.5m)
選手層の厚いノルウェーからは、もう一人有望な選手が。ストロークの大きなジャンプが魅力です。



4位の竹内択(北野建設)。266.4pt(132.5m/130.0m)
日本勢の最高順位は竹内択(北野建設)の4位。この日、ただ一人2本とも130mを越えました。



8位の栃本翔平(雪印メグミルク)。251.5pt(127.0m/127.0m)
今シーズンは久しぶりに「強いとっちー」が見られるか? 調子は良さそうです。



10位の葛西紀明(土屋ホーム)。247.4pt(125.5m/125.5m)
「レジェンド」という称号がすっかりお馴染みになった葛西。今シーズンはゆっくりめの調整のようです。



14位の小林潤志郎(東海大)。238.9pt(120.0m/123.5m)
今シーズンは、グランプリシリーズを緒戦からずっと戦い続けています。伸びしろは大きい。



17位の清水礼留飛(雪印メグミルク)。236.4pt(129.5m/116.0m)
1本目は129.5mのビッグジャンプ。2本目に飛距離が伸びなかったのがとても残念。



24位の伊藤謙司郎(雪印メグミルク)。225.2pt(116.5m/115.0m)
もう少し懐が深い前傾姿勢を取れたら、という感じでしょうか。タイミングは合ってるっぽい。



26位の作山憲斗(北野建設)。220.3pt(121.5m/116.0m)
地元出身ということで、竹内と並んで大きな声援が上がりました。



33位の渡瀬雄太(雪印メグミルク)。109.6pt(119.0m)



37位の高橋大斗(土屋ホーム)。108.9pt(118.0m)



38位の鈴木翔(水上スキークラブ)。107.2pt(118.5m)



44位の細山周作(雪印メグミルク)。83.9pt(107.5m)


 男子のグランプリシリーズの試合が始まる前に、国内女子のラージヒルの公式戦が行われました。 2014NBS杯女子白馬サマージャンプ大会です。8名の選手が参加しましたが、そのうち上位3名の写真を載せておきます。 なお、この大会に高梨沙羅(クラレ)は参加していませんでした。


1位の伊藤有希(土屋ホーム)。240.0pt(131.0m/129.0m)



2位の岩渕香里(松本大)。202.9pt(119.0m/120.5m)



3位の小林諭果(早稲田大)。140.7pt(105.0m/106.5m)


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