あるびれおCo.伴星〜電脳支部 [戻る]
2016 FISグランプリスキージャンプ白馬大会 一日目


ラージヒル HS131 個人第6戦

カメラ  ニコンD500
レンズ  Ai AF-S ニッコール ED 500mm F4D II (IF)
感度  ISO1600〜2500
露出  絞り開放(F4) 1/400秒


 例年通りナイトゲームでの開催で、風の条件は落ち着いていましたが、試合開催時間中は霧雨のような細かい雨が降り続きました。 白馬のラージヒルは今シーズンからインラン(助走路)にFIS新規格のクーリングシステムを導入し、プロフィールが変更されました。 それまでと微妙に異なるアプローチの感覚に戸惑う選手も多かったようで、難易度は昨シーズンと比べても向上したと見ていいでしょう。

 個人的には、今春新たに導入したカメラボディ D500 を、スキージャンプで使用する初めての試合でした。 スペック上は動体の高速連写撮影に最も威力を発揮する最新鋭機ですが、その実力は遺憾なく発揮され、オートフォーカスの優秀さ、画質の高さは満足のゆくものでした。



優勝したアンダース・ファンネメル(NOR)。257.6pt(129.0m/129.0m)
全般的に好調だったノルウェー勢の中でも、最も「噛み合っていた」ジャンプだったように思います。見事。



2位の竹内択(北野建設)。252.5pt(129.0m/128.5m)
地元出身ということで、観客席の応援の声は最も大きかったです。飛び慣れた白馬で、安定感抜群です。



3位のアンドレアス・ヴェリンガー(GER)。239.3pt(122.0m/127.5m)
全選手中、GP総合ポイントが最も多い状況で臨んだ試合でした。1本目は風が悪かったでしょうか。



5位の伊東大貴(雪印メグミルク)。236.9pt(122.5m/127.5m)
2本揃えられなかったのは残念。冬のシーズンに向けてじっくり調整中というようなジャンプに見えます。



6位タイの小林陵侑(土屋ホーム)。236.7pt(122.5m/127.0m)
今季開幕当初から海外遠征で好成績を残しています。土屋ホームのホープとして、注目していきましょう。



15位の葛西紀明(土屋ホーム)。221.0pt(126.0m/117.0m)
1本目は3位で、2本目に飛距離を伸ばせず順位を落とす・・・って、昨年の白馬大会と同じような流れに苦笑w



21位の小林潤志郎(雪印メグミルク)。207.6pt(117.0m/114.0m)
安定感は出てきた。その上で、大きいのをもう一発、という感じでしょうか。まだまだこれから。



22位の原田侑武(雪印メグミルク)。206.4pt(120.5m/114.5m)
トライアル、本戦を通じて、成績以上に内容の良いジャンプができていたように思います。期待。



36位の伊藤謙司郎(雪印メグミルク)。95.5pt(110.5m)
 



38位の中村直幹(東海大)。94.7pt(113.0m)
 



41位の佐藤幸椰(雪印メグミルク)。92.6pt(111.5m)
 



49位の作山憲斗(北野建設)。82.1pt(104.5m)
 



50位の栃本翔平(雪印メグミルク)。75.8pt(104.5m)
 





試合開始前の白馬ジャンプ競技場。ノーマルヒル脇のディスプレイにFISの正式記録が逐次表示されます。
 



撮影ポイントからシャンツェを見上げます。この位置からは、スタートゲートが見えません。
 


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