あるびれおCo.伴星〜電脳支部 [戻る]
2019 FISグランプリスキージャンプ白馬大会 二日目


ラージヒル HS131 個人第9戦

カメラ  ニコンD500
レンズ  Ai AF-S ニッコール ED 500mm F4D II (IF)
感度  ISO2000〜3200
露出  絞り開放(F4) 1/320秒


 この日の試合も風は弱く、トライアルラウンドで降っていた雨は1stラウンド開始までには止んで、落ち着いた条件で試合が行われました。 こういう条件の日はむしろ、微妙な風向きの変化が飛距離に影響を与えやすいようで、低めに抑えられた助走スピードと相まって、飛距離を伸ばすには高い技術が要求されます。

 優勝した 小林陵侑(土屋ホーム)の強さは圧倒的で、1stラウンドに飛んだ136.0mのジャンプは、白馬のラージヒルでは夏のヒルレコードのタイ記録となります。 2本目もほぼ無風の条件下でゲートを下げ、高い技術力で飛距離を伸ばし、トータルで300点を超えるポイントを稼ぎました。 ヒルサイズ 131m のシャンツェで行われる試合としては、この高得点は驚異的です。 2位には佐藤慧一(雪印メグミルク)、3位には佐藤幸椰(雪印メグミルク)が入り、前日の試合に引き続いて日本人選手が表彰台を独占しました。



優勝した小林陵侑(土屋ホーム)。315.5pt (136.0m / 129.5m)



2位の佐藤慧一(雪印メグミルク)。286.6pt (127.0m / 124.5m)



3位の佐藤幸椰(雪印メグミルク)。281.3pt (124.5m / 129.0m)



4位の小林潤志郎(雪印メグミルク)。279.6pt (131.5m / 128.0m)



6位の伊東大貴(雪印メグミルク)。271.1pt (121.5m / 130.0m)



7位の中村直幹(東海大)。264.9pt (120.0m / 128.0m)



24位の岩佐勇研(東京美装)。233.3pt (116.0m / 118.5m)



表彰式にて、佐藤慧一(右)、小林陵侑(中央)、佐藤幸椰(左)。



試合終了後、観客のほとんどが競技場を後にして、静寂を迎えつつある競技場。



今大会での撮影機材。


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