あるびれおCo.伴星〜電脳支部 [戻る]
2013年FISワールドカップスキージャンプ札幌大会二日目


2013年1月20日 第18戦 ラージヒル HS134

 この日は朝から強い雪が降っていた札幌市内。 これが雨だったらゲリラ豪雨に近い降り方になるのではと思わせる雪は、まるで霰のように固くて丸い氷の粒でした。 競技が始まってからも、そのような強い雪が降ったり止んだりで、天候が落ち着く暇がありません。 雪が降り始めればインランのシュプールやランディングバーンにあっという間に積もってしまうので、スキーを詰まらせる選手も多かったようです。 大倉山特有の風は前日以上に荒れ狂い、中にはウィンドファクターで30点近く引かれる選手も出て、非常に厳しい試合展開となりました。

 写真撮影をする立場からは、今回は雪にオートフォーカスの動作を狂わされることが多く、これもなかなかに難しい条件だったと思います。
カメラ  Nikon D300
レンズ  Ai AF-S Nikkor ED300mmF4D(IF)
感度  ISO200相当


Jan Matura

優勝したヤン・マトゥラ(CZE)
大倉山の難しい風を味方につけて、見事なジャンプを2本揃えて大倉山2連勝を飾りました。おめでとう!
247.0pt(132.5m/133.0m) [写真拡大]


Robert Kranjec

2位のロベルト・クラニェチ(SLO)
前日の3位から順位を一つ上げて、2位に食い込みました。2本目のジャンプはラウンドトップの成績でした。
245.7pt(131.0m/134.0m)


Andreas Wank

3位のアンドレアス・ヴァンク(GER)
豪快なジャンプで2本ともヒルサイズ越え。どちらもウィンドファクターで20点以上引かれたのは、残念でしたね。
241.0pt(135.0m/136.0m)


Taku Takeuchi

7位の竹内択(北野建設)
雪が強い時に当たってしまった。シュプールに雪が降って”詰まる”インランに苦労していた様子でした。
220.9pt(129.0m/128.0m)


Noriaki Kasai

19位の葛西紀明(土屋ホーム)
調子は悪くなさそうなのだけど、この日は飛行曲線が低く、フライト後半の伸びに欠けました。
217.5pt(116.0m/130.5m)


Yuta Watase

29位の渡瀬雄太(雪印メグミルク)
地元の試合で力んだのでしょうか、大倉山の向かい風に乗る前に落ちてしまった感じです。
202.3pt(129.5m/114.0m)


Daiki Itoh

30位の伊東大貴(雪印メグミルク)
1stラウンドで2位につけておきながら、2ndラウンドではスタートゲートから滑落して失格に。勿体ない。
121.5pt(130.5m/ DSQ)


Sho Suzuki

32位の鈴木翔(旭川大)
84.8pt(113.5m)


Junshiro Kobayashi

35位の小林潤志郎(東海大)
79.1pt(108.5m)


Takanobu Okabe

39位の岡部孝信(雪印メグミルク)
75.9pt(113.0m)


Kento Sakuyama

40位の作山憲斗(北野建設)
75.8pt(114.5m)


Shohei Tochimoto

42位の栃本翔平(雪印メグミルク)
70.5pt(105.5m)


Hiroaki Watanabe

46位の渡部弘晃(日本大)
63.8pt(101.0m)


Kenshiro Itoh

47位の伊藤謙司郎(雪印メグミルク)
59.2pt(100.0m)


Shota Tanaka

49位の田仲翔太(加森観光&井原水産)
54.7pt(94.50m)


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