あるびれおCo.伴星〜電脳支部 | [戻る] |
2017年FISワールドカップスキージャンプ札幌大会二日目 |
前日の第21戦と同様に風が強い一日で、風待ちの競技中断を計算に入れたのか、予選ラウンドの開始が当初予定より15分繰り上げられました。 観客席で見ている限りでは、この日の風の方が風向の変化が激しく、たまに横風や追い風になることもあって、公平な条件で競技を進めるのが難しい条件でした。 ある意味では「大倉山らしい」風だったかと思います。
この日のジャンプにおそらく最も大きく影響したのは、サッツ直後に選手が受ける「上の方の風」でしょう。 K点付近の「下の方の風」が向かい風でも、60m付近の吹き流しが左に右に大きく揺れる様子が観客席からでも見て取れましたし、その付近の風にスキー板を叩かれてバランスを崩す選手が何名かいました。 (その中の一人が葛西紀明(土屋ホーム)でした)
こういう難しい条件であっても、成績上位の選手達は飛距離をどんどん伸ばしてきます。 特に圧巻だったのは、この試合3位に入った Stefan Kraft (AUT) の2本目。 ヒルサイズを 7m も越えていった 144.0m の飛距離は、ジャンプ台改修後の大倉山ワールドカップでのヒルレコードとなります。 ここに載せた Kraft の写真は、その 144.0m を飛んだときのものです。
カメラ | Nikon D500 |
レンズ | Ai AF-S Nikkor ED300mmF4D(IF) |
感度 | ISO100 |
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