あるびれおCo.伴星〜電脳支部 | [戻る] |
2019年FISワールドカップスキージャンプ札幌大会二日目 |
札幌大会二日目、快晴で風は穏やか、雪はたまに少しちらつく程度と、ほぼ最高の条件で競技が行われました。 こういう状況だからこそ向かい風は重要で、フライト後半に受ける向かい風があるかどうか、スタートのタイミングの違いで飛距離が大きく変わるのが大倉山の風の特徴です。
そして残念ながら、この日も 小林陵侑(土屋ホーム)のスタートの時は2本とも風がほとんど無く、飛距離を大きく伸ばすことができませんでした。 2本目は130mに迫る飛距離を叩き出して観客を沸かせましたが、程良い向かい風をもらった絶好調の Stefan Kraft (AUT) のポイントを上回ることはできず、この日も優勝には手が届きませんでした。 しかし、1本目の8位から3位まで順位を上げたのは、流石としか言いようがありません。
優勝した Stefan Kraft (AUT) は札幌大会で2連勝、世界選手権に向けて調整が順調に進んでいる様子がうかがえます。 2位は Timi Zajc (SLO)、層の厚いスロヴェニアにまた一人、有望な新人が現れました。 またこの試合では、ここまでワールドカップポイントがわずか1点と低迷していた 葛西紀明(土屋ホーム)が7位に入り、復調の兆しを見せました。
カメラ | Nikon D500 |
レンズ | Ai AF-S Nikkor ED300mmF4D(IF) |
感度 | ISO125〜200 |
[戻る]