あるびれおCo.伴星〜電脳支部 [戻る]
2019年FISワールドカップスキージャンプ札幌大会二日目


2019年1月27日 第20戦 ラージヒル HS137

 札幌大会二日目、快晴で風は穏やか、雪はたまに少しちらつく程度と、ほぼ最高の条件で競技が行われました。 こういう状況だからこそ向かい風は重要で、フライト後半に受ける向かい風があるかどうか、スタートのタイミングの違いで飛距離が大きく変わるのが大倉山の風の特徴です。

 そして残念ながら、この日も 小林陵侑(土屋ホーム)のスタートの時は2本とも風がほとんど無く、飛距離を大きく伸ばすことができませんでした。 2本目は130mに迫る飛距離を叩き出して観客を沸かせましたが、程良い向かい風をもらった絶好調の Stefan Kraft (AUT) のポイントを上回ることはできず、この日も優勝には手が届きませんでした。 しかし、1本目の8位から3位まで順位を上げたのは、流石としか言いようがありません。

 優勝した Stefan Kraft (AUT) は札幌大会で2連勝、世界選手権に向けて調整が順調に進んでいる様子がうかがえます。 2位は Timi Zajc (SLO)、層の厚いスロヴェニアにまた一人、有望な新人が現れました。 またこの試合では、ここまでワールドカップポイントがわずか1点と低迷していた 葛西紀明(土屋ホーム)が7位に入り、復調の兆しを見せました。
カメラ  Nikon D500
レンズ  Ai AF-S Nikkor ED300mmF4D(IF)
感度  ISO125〜200


Stefan Kraft
優勝した Stefan Kraft (AUT) 。(248.2pt (135.0m / 128.5m))


Timi Zajc
2位のTimi Zajc (SLO) 。(238.4pt (138.5m / 125.0m))


Ryoyu Kobayashi
3位の小林陵侑(土屋ホーム)。(236.6pt (124.5m / 129.5m))


Noriaki Kasai
7位の葛西紀明(土屋ホーム)。(229.9pt (131.5m / 127.5m))


Naoki Nakamura
20位の中村直幹(東海大)。(207.2pt (122.5m / 125.5m))


Junshiro Kobayashi
22位の小林潤志郎(雪印メグミルク)。(200.0pt (125.5m / 118.0m))


Keiichi Sato
23位の佐藤慧一(雪印メグミルク)。(199.8pt (126.0m / 120.0m))


Daiki Ito
26位の伊東大貴(雪印メグミルク)。(189.0pt (121.5m / 118.0m))


Yukiya Sato
28位の佐藤幸椰(雪印メグミルク)。(179.6pt (118.0m / 110.0m))


Shohei Tochimoto
33位の栃本翔平(雪印メグミルク)。(92.3pt (119.5m))


Yumu Harada
38位の原田侑武(雪印メグミルク)。(80.9pt (114.0m))


Kento Sakuyama
43位の作山憲斗(北野建設)。(74.0pt (107.5m))



競技終了後の表彰式


[戻る]