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2025年FISワールドカップスキージャンプ札幌大会一日目


2025年2月15日 第27戦 ラージヒル HS137

 穏やかに晴れたこの日は、大倉山ジャンプ競技場にしては風も弱く落ち着いていて、選手の実力が如実に試される試合展開となりました。 優勝した小林陵侑(TEAM ROY)が飛んだ時は、2本ともウィンドファクターで加点される追い風の条件でした。 力強く正確なサッツで高い飛行曲線に乗るとヒルサイズ付近まで飛距離を伸ばし、ランディングもきれいに決めて圧勝しました。 小林陵侑は今シーズン初勝利となりました。

 写真撮影においては、トライアルラウンド開始から2ndラウンド終了までの間に、雪が全く降らなかったことがとても助かりました。 また、例年よりも競技開始時間が1時間程度繰り上がったため、日が沈む前に競技が終わりました。 露出決定は楽でしたが、観客席からは終始逆光となり、痛し痒しといったところでしょうか。



カメラ  Nikon D500
レンズ  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR


Ryoyu Kobayashi
Ryoyu Kobayashi
優勝した小林陵侑(TEAM ROY)。(286.4pt (137.0m / 136.5m))


Jan Hoerl
2位のJan Hoerl (AUT) 。(266.7pt (136.5m / 137.5m))


Domen Prevc
3位のDomen Prevc (GER) 。(266.2pt (137.5m / 135.5m))


Ren Nikaido
9位の二階堂蓮(日本ビール)。(242.4pt (132.5m / 128.5m))


Naoki Nakamura
10位の中村直幹(Flying Laboratory SC)。(241.8pt (129.0m / 134.5m))


Sakutaro Kobayashi
21位の小林朔太郎(雪印メグミルク)。(224.3pt (123.5m / 126.5m))


Junshiro Kobayashi
31位の小林潤志郎(雪印メグミルク)。(91.8pt (115.0m))


Tomofumi Naito
33位の内藤智文(山形県スポーツ協会)。(89.6pt (113.0m))


Yukiya Sato
40位の佐藤幸椰(雪印メグミルク)。(84.8pt (111.5m))


Keiichi Sato
43位の佐藤慧一(雪印メグミルク)。(79.6pt (106.5m))


Taku Takeuchi
50位の竹内択(team taku)。(35.5pt ( 86.0m))


Ryoyu Kobayashi
トライアルラウンドをキャンセルし、黙々とウォームアップをする小林陵侑(TEAM ROY)
総合成績一桁台の選手達のジャンプと風の状況を、注意深く観察しているようです。


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