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2025年FISワールドカップスキージャンプ札幌大会二日目


2025年2月16日 第28戦 ラージヒル HS137

 1stラウンド開始時の気温が4.2℃と、この時期としては暖かい日でした。 風はこの日もさほど荒れることはありませんでしたが、微妙な風向きの変化で選手のスタートが待たされるケースが若干ありました。 ただし全体的には、とてもスムーズに試合が進行したと言えるでしょう。 2ndラウンドで小雨がぱらつきましたが、試合進行に影響を与えるものではありませんでした。

 この日の優勝も 小林陵侑(TEAM ROY)。 1stラウンドで2位につけ、2ndラウンドではヒルサイズまで飛距離を伸ばして、逆転で大倉山2連勝を挙げました。 前日の勝利とは違う展開で実力の高さを見せつけたことになり、目前に控える世界選手権に向けて大きなアピールとなりました。

 またこの試合では、”レジェンド”葛西紀明(土屋ホーム)が予選を通過して本戦出場を決め、ワールドカップ個人戦出場記録を579試合としました。 惜しくも2ndラウンドには進めず、ワールドカップポイントは獲得できませんでしたが、ジャンプの内容は悪くはなく、今後に期待を持たせる結果でした。

 ここに掲載する写真は、快晴の下行われた予選ラウンドのものです。



カメラ  Nikon D500
レンズ  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR


Ryoyu Kobayashi
優勝した小林陵侑(TEAM ROY)。(278.4pt (132.0m / 137.0m))


Marius Lindvik
2位のMarius Lindvik (NOR) 。(274.2pt (136.0m / 131.0m))


Johann Andre Forfang
3位のJohann Andre Forfang (GER) 。(268.7pt (129.0m / 136.0m))


Ren Nikaido
14位の二階堂蓮(日本ビール)。(238.8pt (126.0m / 121.5m))


Naoki Nakamura
15位の中村直幹(Flying Laboratory SC)。(238.5pt (121.5m / 131.0m))


Sakutaro Kobayashi
21位の小林朔太郎(雪印メグミルク)。(226.4pt (119.0m / 127.0m))


Yukiya Sato
22位の佐藤幸椰(雪印メグミルク)。(224.1pt (123.5m / 125.0m))


Tomofumi Naito
32位の内藤智文(山形県スポーツ協会)。(99.8pt (117.5m))


Junshiro Kobayashi
34位の小林潤志郎(雪印メグミルク)。(98.7pt (116.5m))


Noriaki Kasai
45位の葛西紀明(土屋ホーム)。(75.4pt (105.0m))


Keiichi Sato
46位の佐藤慧一(雪印メグミルク)。(74.9pt (107.5m))


Taku Takeuchi
48位の竹内択(team taku)。(72.0pt (100.5m))


Ryoyu Kobayashi
1ndラウンド進出を決めて、リフトでスタートゲートに上がっていく葛西紀明(土屋ホーム)
この試合で、ワールドカップ個人戦出場が通算579戦目となりました。当然、ダントツの世界一です。


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