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2013年FISワールドカップスキージャンプ女子蔵王大会二日目


2013年2月10日 第13戦 ノーマルヒル HS100

 第12戦に引き続いて行われた第13戦。 それまで降っていた雪が小降りになり、1stラウンドでは晴れ間も見えるようになり、気温は上がっても条件は良くなっていきました。 ただ、風の変化も少しずつ強くなってきたようで、良い風のタイミングで飛べなかった選手もいたかもしれません。

 試合は、高梨沙羅(グレースマウンテンインターナショナルS)が1stラウンドで102.0mを飛んだ時点で、完全に流れが決まってしまったようです。 強い選手が飛ぶ時には不思議と条件も良くなるもので、2ndラウンドも飛び出した瞬間にK点を超えることがわかる大ジャンプ。 最も注目を浴びる高梨が貫禄の2連勝を挙げ、観客席は大いに盛り上がりました。
カメラ  Nikon D800E
レンズ  Ai AF-S Nikkor ED300mmF4D(IF) + Ai AF-S Nikkor TC-14EII
感度  ISO160〜250相当


Sara Takanashi

優勝した高梨沙羅(グレースマウンテンインターナショナルS)
この日の最長不倒距離、102.0mを飛んだジャンプ。技術の高さにもメンタルの強さにも、脱帽するしかありません。
240.4pt(102.0m/94.0m) [写真拡大]


Jacqueline Seifriedsberger

2位のジャクリーン・ザイフリーツベルガー(AUT)
ジャンプの内容は、普通に考えれば、2試合とも優勝できるはずの高レベルなものなのですが‥‥。
229.4pt(96.0m/92.5m)


Sarah Hendrickson

3位のサラ・ヘンドリクソン(USA)
昨年の蔵王大会で高梨と優勝を争った、アメリカのサラ。膝の故障があったので、まだ本調子ではないのでしょう。
222.6pt(93.0m/92.0m)


Yuki Ito

14位の伊藤有希(下川商業高)
向かい風をしっかり捕まえた2本目のジャンプは、K点まであと少し。今後の成長が楽しみです。
185.3pt(79.5m/89.0m)


Misaki Shigeno

19位の茂野美咲(ライズジャンプクラブ)
178.6pt(81.5m/81.5m)


Yurika Hirayama

21位の平山友梨香(北翔大)
175.9pt(80.5m/81.0m)


Ayuka Takeda

27位の竹田歩佳(ライズジャンプクラブ)
163.4pt(77.5m/79.0m)


Ayumi Watase

28位の渡瀬あゆみ(サッポロスキッド)
161.3pt(77.0m/79.0m)


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