あるびれおCo.伴星〜電脳支部 | [戻る] |
2014年FISワールドカップスキージャンプ女子蔵王大会二日目 |
この日の蔵王は朝から断続的に雪が降り続く、厳しい天候。 風は前日の試合の時より強く、気温も-9℃まで下がりました。 9時開始予定のトライアルラウンドは中止となり、10時開始予定の1stラウンドは1時間30分遅れで始められました。 1stラウンドが終了しても強い風は収まらず、この日も2ndラウンドの途中で試合が中止されて、1stラウンドの結果だけで試合が成立しました。
観客席では、金メダルに最も近い存在と言われる高梨沙羅を応援しようと、前日に引き続いて多くの観客がジャンプ台に詰めかけました。 前日、伊藤有希が表彰台に上がったのも、より多くの観客が集まる要因だったかと思います。 風が強くなると吹雪に近い状況になる厳しい気象条件でしたが、ほとんどの観客は帰ることなく、忍耐強く試合開始を待ち続けました。 スキージャンプ競技を初めて生で見る人も多かったかと思いますが、ランディングバーンに降り積もった雪を除雪・圧雪する係員の苦労を目の当たりにして、驚きの声を上げる人もいたようです。
冬のスキージャンプ競技の観戦はこれまで何度も経験してきた私ですが、この日の雪は最も激しいものだったように思います。 長野冬季オリンピックのラージヒル団体戦の時も相当激しい雪が降り続けましたが、あの時はこんなに気温が低くはなりませんでした。 降りしきる雪と、強く吹き付ける冷たい風に必死に耐えながら、観客席に立ち続けること5時間以上。 苦労の成果は、写真に表れているでしょうか。
カメラ | Nikon D800E |
レンズ | Ai AF-S Nikkor ED300mmF4D(IF) |
感度 | ISO200〜250相当 |
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