あるびれおCo.伴星〜電脳支部 [戻る]
2015年FISワールドカップスキージャンプ女子蔵王大会二日目


2015年1月18日 第5戦 ノーマルヒル HS100

 猛烈な勢いで発達した移動性低気圧の通過により、蔵王大会が開かれるタイミングで東北地方は大荒れの天気になりました。 1月17日(土)に行われる予定だった第4戦は風の条件が落ち着かず、悪天候のまま1stラウンド途中でキャンセルが確定。 第4戦を順延して、第5戦とのダブルヘッダーになる予定だった1月18日(日)も、吹雪にも似た強風が吹き荒れて、試合どころではありません。 何度も風待ちを行い、その都度ランディングバーンとインランの整備をし直し、第5戦の1stラウンドのみ辛うじて成立させて、蔵王大会は幕を閉じることとなってしまいました。
カメラ  Nikon D800E
レンズ  Ai AF-S Nikkor ED300mmF4D(IF)
感度  ISO400


Carina Vogt
優勝したカリーナ・フォクト(GER)
力強いサッツ動作と懐深い空中姿勢は、ドイツチーム男女に共通するポイント。昨年よりも更に逞しくなった印象です。
117.7pt(99.0m)


Irina Avvakumova
2位のイリーナ・アヴワクモワ(RUS)
強い向かい風をしっかり味方につけて、良いタイミングで飛べました。昨季同様に好調なようです。
114.5pt(96.5m)


Spela Rogelj
3位のスペラ・ロゲリ(SLO)
昨シーズンよりも更に安定感が増した、スロヴェニアのエース格。手強い存在です。
108.8pt(89.0m)


Sara Takanashi
7位の高梨沙羅(クラレ)
観客席の誰もが優勝を期待して見守ったジャンプでしたが、昨シーズンに見られたような伸びがありません。
106.5pt(89.0m)


Yuki Ito
9位の伊藤有希(土屋ホーム)
内容は悪くはないから、あとは風の運かな。チーム監督の”レジェンド”な人に飛型が似てきましたね。
105.4pt(89.0m)


Yuka Seto
16位の勢藤優花(旭川龍谷高)
今シーズン当初から頭角を現してきた新鋭。荒削りなところは感じますが、現在絶好調で勢いがあります。
93.7pt(84.5m)


Kaori Iwabuchi
20位の岩渕香里(松本大)
スキーの操作など、シーズンを重ねる毎に上達してきています。飛行姿勢の「硬さ」を感じなくなりました。
91.4pt(84.0m)


Yurina Yamada
29位の山田優梨菜(白馬高)
こちらも元気な高校生。同世代の高梨に隠れてしまいがちですが、これからもっと伸びてゆく選手と見ました。
83.8pt(79.5m)


Ayumi Watase
30位の渡瀬あゆみ(サッポロスキッド)
悪条件の試合では、ベテランの巧さが殊更光ります。所属チームの問題がクリアできれば、もっと・・・。
83.1pt(81.5m)


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