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2018年FISワールドカップスキージャンプ女子札幌大会一日目


2018年1月13日 第8戦 ノーマルヒル HS100

 韓国のピョンチャンで冬季五輪が開催される影響で、今季は男子のワールドカップ札幌大会が設定されていません。 そこで今回は、いつもは諸々の事情で来ることができない女子のワールドカップ札幌大会を現地で観戦することにしました。 個人的に、宮の森ジャンプ競技場での観戦及び撮影は、これが初めてなのです。 どのような機材が最適なのかわからなかったので、画質よりもより幅広い条件での撮影に対応できる能力を優先し、ボディとレンズを選択しました。

 今回私がカメラを構えた場所は、宮の森の観客席のほぼ最上段、スタッフ専用エリアの入口に近いところでした。 観客席から飛んでくる選手を見上げた時に、障害物となる途中の「土手」や「小屋」の影響をほとんど受けない、ギリギリの高さを求めた結果です。 レンズにVR(手ぶれ補正機能)がついているので、シャッタースピードはいつもより遅めになるように露出を調整し、流し撮りの躍動感が出るよう心がけました。

 この日は快晴で、風もほとんど無く、非常に公平な条件で試合が進行しました。 スタートの際に、風のタイミングを長く待たされた選手もほとんどいなかったはずです。 現在の実力とコンディションの良し悪しが、成績にそのまま反映される試合となりました。
カメラ  Nikon D800E
レンズ  AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR


Maren Lundby
優勝したMaren Lundby (NOR) 。(252.9pt (95.5m / 93.5m)
現在絶好調のノルウェーのエース。全選手中、飛行曲線が最も高いのです。


Katharina Althaus
2位のKatharina Althaus (GER) 。(248.6pt (93.5m / 96.0m))
優勝した Lundby と同じくらい好調で、同じくらい強い選手。この試合でも僅差でした。


Sara Takanashi
3位の高梨沙羅 (クラレ) 。(238.2pt (93.0m / 93.0m)
サッツの完了に少し時間がかかっているように見えますが、調子は上向きのようです。


Yuki Ito
4位の伊藤有希 (土屋ホーム) 。(237.3pt (93.5m / 91.5m))
2ndラウンドで高梨に逆転され、表彰台を逃してしまいました。サッツのタイミングが少しずれている印象。


Yuka Seto
11位の勢藤優花 (北海道ハイテクアスリートクラブ) 。(205.1pt (87.5m / 90.5m))


Haruka Iwasa
15位の岩佐明香 (日本大) 。(194.4pt (87.0m / 85.5m))


Yuka Kobayashi
27位の小林諭果 (CHINTAIスキークラブ) 。(171.9pt (81.0m / 84.0m))


Misaki Shigeno
28位の茂野美咲 (CHINTAIスキークラブ) 。(171.0pt (75.0m / 79.5m))


Ayuka Kamoda
36位の鴨田鮎華 (下川商業高) 。(73.3pt (72.0m))


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