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2007世界ノルディック札幌大会観戦・遠征記 その3




■やることない3日目■
 二日間の競技観戦が終われば、あとはぐてーっと脱力。特にやることも無し。 新千歳空港を出る飛行機は夕方17時10分発予定だから、前日と同じく半日くらいは動き回れそうなんだけど、例によって何も決めていない我々。 とりあえず腹は減った。メシを食おう。 すっかりお馴染みになった3階の「小石川」へ向かいます。



 連泊をする客には、申し出ればおかずの種類を変えてもらえるということだったので、前日の写真とは写っているおかずの種類が違います。 ご飯はこの日も当然お代わりしますよ。それも計3杯(ぉ)。 K氏と二人でお櫃一個をまるごと食い尽くしてしまいました(笑)。

 部屋に戻って前日と同じようにこの日の予定を検討するも、やはり良い案は出ないまま。 時計を見たらそろそろ10時になろうかというところ。 チェックアウトの時間も近くなってきたので、急いで荷物をまとめ、着替えて、チェックアウトをします。 1階のロビーの売店で「小石川」で出していた漬物を売っていたので、ホテルを出る時にそれだけ買っていきます。 自宅への土産です。

 どこをぶらつくにしても荷物が邪魔になるので、JR札幌駅までいったん出てコインロッカーに荷物を預けておきました。 JALの座席予約もこの時点で済ませておきます。 ‥‥さすがに夕方の便はけっこう混んでるや。 ほぼ満席だ。

■テレビ塔からの眺望■
 外は相変わらず良い天気。雲もほとんど見えない快晴で、この日はさらに気温が高くなりそうな様子。 身軽になったところで、ちょっとだけ「撮りたい写真」があったので、大通公園のテレビ塔に向かいます。 札幌を代表するシンボル的なものなのに、まだテレビ塔には登ったことがなかったのでね。


最近塗装を塗り直したんだろうか。予想以上に綺麗(ぇ)。



「テレビ塔非公式キャラクター」‥‥「非公式」!?


 世界ノルディックスキー選手権の競技観戦チケットをチケット売り場で見せれば、展望台入場券が100円引きとのことでした。 入場券を買ったら、一緒にくれたチラシには割引クーポンの類が色々ついておりました。何か役に立つかもしれないので、とっておこう。 途中の売店には相変わらず興味なしということで、とっとと展望台の最上階へ向かいます。


ニコン製の観光望遠鏡を発見。



テレビ塔の南側を望む。



テレビ塔の西側。この正面には大倉山が。


 ‥‥と、ここに来て300mmF4の望遠レンズと1.4倍テレコンバーターを取り出すワタクシ。 何を企んでいるのかというと、実はこういうショットを撮りたかったのでありますよ。↓↓↓


大倉山ジャンプ競技場もくっきり。


 テレビ局の映像では何度か見た「テレビ塔からの大倉山」の絵ですが、やはり自分のカメラで自分の手で、この絵を切り取れるのが嬉しいですね。 帰宅してから写真を整理していてようやく気づいたのは、この写真の手前に荒井山のシャンツェが真横から写っているんですね。 テレビ塔から大倉山まで直線距離で6km前後離れているのかな?  多少霞んでいるけど、これだけ良い条件で写真が撮れたのはラッキーでした。 これで私の「3日目の目標」は達成(笑)。

 300mm+1.4倍テレコンを取り付けたついでに何か撮るものはないかと周囲を見渡してみたら、前日登った藻岩山の山頂が見えました。 早速レンズを向けてみます。


山頂の展望台がよく見える


 おぉ、流石ニッコールレンズとEDガラス、テレコン装着しても細かいところまでよく解像するわい(謎)。 中央右にでーんと突っ立っているのが展望台脇に立てられているアンテナ鉄柱で、その横の横長の棒みたいな影が展望台です。 展望台の上に何人か人がいるのも写っています。

 テレビ塔の中の土産物屋を少し物色してみたけど、特にめぼしいものは無し。 それにしても「まりもっこり」の蔓延り方は異常(笑)。 そういえば先日は大阪市内でも「まりもっこり」の携帯ストラップを使っている人を見たな。 「冗談にしてはあまりにもヒドス」と思っていたキャラでしたが、いつの間にかすっかりお馴染みの「北海道土産」になっている模様。

■とにかくお茶(ぉ)■
 テレビ塔を降りて昼過ぎ。 朝食であまりにたくさん食いすぎたため、私もK氏も腹具合はまだかなり保ちそうな感じでした。 ‥‥ので、お茶にしよう。そうしよう(ぉ)。 というわけで、この日も狸小路のメイド喫茶「カフェ・プリムヴェール」へ向かいました(笑)。 テレビ塔からはゆっくり歩いて15分くらい?  普段は紅茶ばかり飲んでいる私ですが、ここの売りは水出しコーヒーだそうなので、「水出しコーヒー・ホット・ストロング」を注文。 昨年来た時は「マイルド」の方だったけど、ストロングだからといって別にめちゃくちゃ濃いというわけでもないらしい。 飲みやすい、美味しいコーヒーでした。 これで630円は安いなぁ。 (写真撮影厳禁なので、ここでは飲んだコーヒーの写真も撮っておりません)

 余談ですが、その時店内でお茶をしていた隣のテーブルのお客さん、会話の中で「神戸屋」だの「制服」だのという言葉が聞こえてくるんですけど。 「大阪行ってみたい」という声も聞こえましたが、もし実際に来られる時はご注意ください。 「青い制服を使っていない神戸屋もある」ということを!(爆)

 カフェ・プリムヴェールを出て、まだ1時間30分ほど余裕があったので、テレビ塔の入場券と一緒について来た割引クーポンにつられて「札幌マイセン美術館」へ行ってみることにしました。 歩いて15分程度の近い場所だったし、札幌駅に戻る途中でもありましたから。

 場所は北二条東4丁目、サッポロファクトリー2条館の中。 まさか4階にあるとはつゆ知らず、入口を探すのに少し迷いました。 受付で荷物を預けて(高価な展示物がたくさんあるということです)、中へ。 マイセンの磁器について詳しくは知らないワタクシですが、かなり楽しめました。 物販コーナーもあったけど、さすがにマイセンの磁器を土産に買っていくほど裕福でもないので(笑)、他の展示物と同じく見るだけで終わり。 うんうん、当てずっぽうで選んだにしては良い選択だったマイセン美術館。 時間も頃合いとなったので、この日の札幌観光はこれで終了です。

■帰路につく■
 これまで札幌駅と新千歳空港の間の交通はJRしか使ったことがなかったので、後学のためということでこの日はバスを使って空港に向かうことにしました。 料金は若干安いけどその分時間はかかる、というのは知識としてわかっていても、それが実際どのようなものなのかは体験しておきたかったので。 コインロッカーに預けた荷物を回収して、駅前のバス停から15時過ぎのバスに乗って、一路空港へ〜。

 80分程度バスに揺られて新千歳空港に到着。 バスを降りてから空港のロビーまでは、JRより近くていいですね。 あまり大きな荷物を担いでいる時は使いにくいだろうけど、選択肢としては十分「アリ」だとわかりました。

 その後は、土産物を売店で買い込んで、手荷物検査をして、搭乗して、出発。 予定より5分少々遅れての出発でした。 夕方で日が落ちるのと重なる時間帯だったから、出発時は地上の景色もまだ見えていて、なんかいい雰囲気です。 しかし、新千歳から帰る飛行機はいつも、どうしてこんなに機内が暑いねんなー。 座ってるだけで汗かくわ。


新千歳を飛び立った直後に撮影。右側に洞爺湖。


 予定より10分ほど遅れて伊丹空港に到着。 よく考えたら朝食を食って以降固形物食ってないぞー、ということで、空港の出口脇にあった「そじ坊」でこの日最後の食事を(爆)。


田舎そば


 これで2泊3日の札幌遠征はようやく終了です。 競技観戦だけでもじゅうぶん満足ですけど、さらに食事がことごとく「美味かった」というのが素晴らしい(笑)。 K氏とは、次はほんとに「何もない一日」を予定に組み込んで、飛行機の時間を気にすることなく観光できるようにしたいね、などと話をしておりました。 次に札幌に行くのはいつになるのかなぁ、なんて考えつつ。

 札幌でお会いした皆様、また会いましょう。 K氏、最後までどうもお疲れ様でした。
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