2011−2012 Ski Jumping トピックス |
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[FISグランプリスキージャンプ リザルト]
■国内公式戦(2012年2月〜2012年3月)■2012年3月25日
今シーズン2〜3月の主要国内公式戦の結果をまとめておきます。
●2月5日 第90回全日本スキー選手権大会兼第53回NHK杯ジャンプ大会ラージヒル競技
大倉山ジャンプ競技場 HS134 / K120
【男子】1位:吉岡和也(土屋ホーム)272.2(136.5m/130.0m)/2位:船木和喜(フィットスキー)/3位:湯本史寿(東京美装)
【女子】1位:高梨沙羅(上川中)228.8(116.5m/127.0m)
●2月7日 第90回全日本スキー選手権大会ノーマルヒル競技
宮の森ジャンプ競技場 HS100 / K90
【男子】1位:吉岡和也(土屋ホーム)210.0(87.5m/85.5m)/2位:清水礼留飛(新潟新井高)/3位:船木和喜(フィットスキー)
【女子】1位:高梨沙羅(上川中)213.5(93.5m/83.0m)
●2月24日 第83回宮様スキー大会国際競技会ノーマルヒル競技
宮の森ジャンプ競技場 HS100 / K90
【男子】1位:鈴木翔(旭川大)238.0(94.5m/91.0m)/2位:伊藤謙司郎(雪印メグミルク)/3位:エスペン・エンガー・ハルヴォルセン(NOR)
【女子】1位:渡瀬あゆみ(神戸神奈川アイクリニック)192.5(84.5m/82.0m)
【少年】1位:カール・ガイガー(GER)215.5(85.0m/92.5m)
●2月26日 第83回宮様スキー大会国際競技会ラージヒル競技
大倉山ジャンプ競技場 HS134 / K120
【男子】1位:吉岡和也(土屋ホーム)222.6(122.5m/117.0m)/2位:伊藤謙司郎(雪印メグミルク)/3位:竹花健沙(東海大)
【女子】1位:渡瀬あゆみ(神戸神奈川アイクリニック)116.8(103.0m/83.0m)
【少年】1位:カール・ガイガー(GER)213.0(123.5m/111.5m)
●3月17日 第13回伊藤杯シーズンファイナル大倉山ナイタージャンプ大会
大倉山ジャンプ競技場 HS134 / K120
【男子】1位:吉岡和也(土屋ホーム)253.6(124.0m/130.5m)/2位:伊藤謙司郎(雪印メグミルク)/3位:小林潤志郎(東海大)
【女子】1位:伊藤有希(下川商業高)138.2(94.0m/102.5m)
■FISワールドカップスキージャンプ プラニツァ大会■2012年3月19日
男子のワールドカップ最終戦は、すっかりお馴染みとなったプラニツァのフライングヒル3連戦です。
気温がだいぶ高くなってくる時期なので、シャンツェのコンディションを整えるのも並大抵の難しさではないと思います。
いつものように、個人戦を2試合、団体戦を1試合行いました。
●3月16日 プラニツァ(スロヴェニア) 第31戦 フライングヒル HS215 / K185 [リザルト]
この日の天候は晴れ。気温は17.0〜11.5℃、雪温は-6.6〜-7.5℃、風速は-0.79〜0.62m/sでした。
17℃といえば、日差しが当たると暖かいのを通り越して暑く感じることさえある気温。
見ている観客は楽でしょうけど、選手たちはこの暑さをどう感じていたんでしょうね。
優勝したのは、地元スロヴェニアのフライングヒルのスペシャリスト、ロベルト・クラニェチ(SLO)。
227.5mと215.0mを飛んで快勝しました。
2位はシモン・アマン(SUI)、3位はマルティン・コッホ(AUT)でした。
日本勢は、伊東大貴(雪印メグミルク)が212.5mのジャンプを2本揃えて、4位に入賞。
以下、竹内択(北野建設)が199.5mと188.5mで19位、葛西紀明(土屋ホーム)は28位でした。
●3月17日 プラニツァ(スロヴェニア) 第32戦 フライングヒル団体 HS215 / K185 [リザルト]
シーズン6戦目となる団体戦です。
この日の天候は晴れ。気温は10.7〜14.0℃、雪温は-7.4〜-4.4℃、風速は-0.08〜1.82m/sでした。
優勝はオーストリア(モルゲンシュテルン/コフラー/シュリーレンツァウァー/コッホ)。
4名8本のジャンプのうち4本がヒルサイズを超え、シーズン最後の団体戦で有終の美を飾りました。
2位はノルウェー(ヴェルタ/ファンネメル/ルメレン/バーダル)、3位はドイツ(メヒラー/フロント/ヴァンク/フライターク)でした。
日本は、竹内択/栃本翔平/葛西紀明/伊東大貴 のオーダーで臨んで、6位でした。
●3月18日 プラニツァ(スロヴェニア) 第33戦 フライングヒル HS215 / K185 [リザルト]
個人戦の最終戦は、フライングヒルのランキングで上位30名だけが参加を許される試合です。
この日の天候は曇り。気温は4.4〜6.2℃、雪温は-7.6〜-7.1℃、風速は-0.66〜1.15m/sでした。
風の条件が落ち着かなくなり、2ndラウンドの競技はキャンセルされました。
優勝したのはマルティン・コッホ(AUT)。222.5mを飛んで今季3勝目を挙げました。
2位はシモン・アマン(SUI)、3位はロベルト・クラニェチ(SLO)でした。
日本勢は、伊東大貴(雪印メグミルク)が188.0mで16位、竹内択(北野建設)が175.5mで22位でした。
この大会を以て今シーズンの男子のワールドカップは全ての日程を終了しました。個人総合成績は以下の通りです。
1. Anders Bardal (NOR) 1325
2. Gregor Schlierenzauer (AUT) 1267
3. Andreas Kofler (AUT) 1203
4. 伊東大貴 (雪印メグミルク) 1131
5. Kamil Stoch (POL) 1078
6. Richard Freitag (GER) 1031
7. Thomas Morgenstern (AUT) 1014
8. Severin Freund (GER) 857
9. Robert Kranjec (SLO) 829
10. Roman Koudelka (CZE) 796
11. Simon Ammann (SUI) 731
12. Martin Koch (AUT) 690
13. 竹内択 (北野建設) 429
14. Lukas Hlava (CZE) 404
15. Peter Prevc (SLO) 400
16. Vegard Haukoe Sklett (NOR) 343
17. Rune Velta (NOR) 311
18. Anssi Kouvuranta (FIN) 283
19. Piotr Zyla (POL) 267
20. Denis Kornilov (RUS) 251
21. Michael Neumayer (GER) 236
22. Andreas Wank (GER) 227
23. David Zauner (AUT) 216
24. Jurij Tepes (SLO) 204
25. Anders Fannemel (NOR) 185
25. Jakub Janda (CZE) 185
27. Maximilian Mechler (GER) 180
28. Jure Sinkovec (SLO) 163
29. Tom Hilde (NOR) 158
30. Wolfgang Loitzl (AUT) 154
48. 渡瀬雄太 (雪印メグミルク) 58
51. 葛西紀明 (土屋ホーム) 45
52. 小林潤志郎 (東海大) 40
52. Jan Matura (CZE) 40
57. 栃本翔平 (雪印メグミルク) 23
71. 湯本史寿 (東京美装) 1
71. Markus Eisenbichler (GER) 1
国別成績は以下の通りです。
1. Austria 6935
2. Norway 4530
3. Germany 4353
4. Slovenia 3412
5. Japan 2827
6. Poland 2638
7. Czech Republic 2178
8. Russian Federation 918
9. Switzerland 753
10. Finland 611
11. Italy 231
12. Bulgaria 61
13. France 57
14. Canada 5
シーズン開幕当初はオーストリア勢が実力通りの強さを発揮していましたが、シーズン中盤を過ぎたあたりからオーストリア勢以外の強豪選手の健闘が目立つようになってきました。
相対的にオーストリア勢は、途中から「息切れ」をして成績を落としたように見えましたし、疲労の蓄積からかジャンプに多少の狂いが生じてきた選手もいたようです。
個人総合優勝を果たしたアンダース・バーダル(NOR)は優勝3回、表彰台には12回上がり、シーズン全体を通じて安定した成績を残しました。
ノルウェー人選手でワールドカップ総合優勝したのは、エスペン・ブレーデセン以来の快挙になりますか。
オーストリアの後塵を拝し続けて久しいノルウェーの中でも、コンチネンタルカップの転戦で地道な努力を続けてワールドカップに這い上がってきたバーダルは、どんな舞台であっても大崩れしない確かな技術を身につけました。
基本に忠実なジャンプスタイルで、来シーズン以降も活躍を続けていってほしいと思います。
日本人選手では、何といっても伊東大貴(雪印メグミルク)の健闘が光ります。
地元札幌大会の2連勝を初めに、シーズン4勝を挙げて、総合成績でも4位に食い込みました。
スピード感溢れるサッツから、低くてもなかなか落ちない飛行曲線でどんどん飛距離を伸ばすジャンプスタイルは、特に大きなシャンツェでその真価を発揮しました。
また、ジャンプ週間で自身初のワールドカップ表彰台を経験した竹内択(北野建設)も総合13位に入り、伊東と並ぶ「2枚看板」として、個人戦でも団体戦でも大きな役割を果たしました。
残念だったのは、伊東と竹内以外の選手の成績が今ひとつだったことでしょうか。
国別成績では、オーストリアが断トツ。バーダルを擁するノルウェーは2位となりました。
日本は昨年から一つ順位を上げて5位。伊東の活躍に依るところが大きいかと思いますが、チーム単位で見た時にも、世界のトップとの実力差は確実に縮めてきていると思います。
[ワールドカップジャンプ全日程]
■FISワールドカップスキージャンプ オスロ大会■2012年3月12日
ノルディックスキーワールドカップ北欧シリーズの「締め」となるオスロ大会に、今年から女子のスペシャルジャンプが加わることになりました。
クロスカントリーと複合競技、スペシャルジャンプと全ての種目が行われるこの大会が、今年はよりいっそう賑やかになりました。
女子はこの大会がシーズン最終戦。K106のノーマルヒルで試合が行われました。男子はいつものK134のラージヒルで個人戦です。
●3月9日 ■女子■ オスロ(ノルウェー) 第14戦 ノーマルヒル HS106 / K95 [リザルト]
毎年この時期のホルメンコーレンの森は霧が発生することでお馴染みなのですが、この日も霧が出ました。
気温は3.3〜1.4℃、雪温は-1.0〜-4.5℃、風速は0.01〜1.77m/s。
霧自体が競技に影響を及ぼす部分は少ないようですが、今年は気温の高さでコンディションが安定しなかったようで、男女ともその影響が多少なりとも出ていたようです。
優勝したのはサラ・ヘンドリクソン(USA)。
104.0mと99.0mを飛んでシーズン9勝目。
既に前の試合で総合優勝も決めているので、有終の美を飾る勝利となりました。
2位は全選手中で唯一2本とも100mを越えた高梨沙羅(上川中)。1stラウンドに100.5m、2ndラウンドに108.0mを飛び、108.0mはこの台のヒルレコードとなりました。
3位はアネッテ・サゲン(NOR)でした。
高梨以外の日本人選手は、伊藤有希(下川商業高)が99.0mと96.5mを飛んで9位に入ったのが最高。
渡瀬あゆみ(神戸クリニック)は23位、葛西賀子(日本空調サービス)は24位でした。
女子はこの試合で今シーズンのワールドカップの全日程を終了しました。個人総合成績をまとめてみます。
1. Sarah Hendrickson (USA) 1169
2. Daniela Iraschko (AUT) 779
3. 高梨沙羅 (上川中) 639
4. Ulrike Graessler (GER) 546
5. Lindsey Van (USA) 482
6. Anette Sagen (NOR) 454
7. Katja Pozun (SLO) 422
8. Melanie Faisst (GER) 409
9. Jessica Jerome (USA) 395
10. Coline Mattel (FRA) 328
11. Jacqueline Seifriedsverger (AUT) 327
12. Maja Vtic (SLO) 272
13. Evelyn Insam (ITA) 267
14. Line Jahr (NOR) 255
15. Svenja Wuerth (GER) 191
16. Anna Haefele (GER) 181
17. Spela Rogelj (SLO) 165
18. 渡瀬あゆみ (神戸クリニック) 145
19. Julia Clair (FRA) 132
20. Sabrina Windmueller (SUI) 130
20. 伊藤有希 (下川商業高) 130
22. Lisa Demetz (ITA) 120
23. 岩渕香里 (飯山高) 119
24. 葛西賀子 (日本空調サービス) 116
25. Abby Hughes (USA) 109
26. Maren Lundby (NOR) 103
27. Carina Vogt (GER) 96
28. Katharina Althaus (GER) 95
29. Julia Kykkaenen (FIN) 80
30. Ursa Bogataj (SLO) 75
34. 田中温子 (北翔大) 57
37. 山田優梨菜 (小谷中) 45
国別成績は以下の通りです。
1. United States 1169
2. Germany 1601
3. Japan 1251
4. Austria 1173
5. Slovenia 934
6. Norway 828
7. France 495
8. Italy 466
9. Switzerland 130
10. Finland 80
11. Russian Federation 67
12. The Netherlands 54
13. Czech Republic 40
14. Canada 8
●3月11日 ■男子■ オスロ(ノルウェー) 第30戦 ラージヒル HS134 / K120 [リザルト]
この日の天候は曇り。気温は6.0〜8.0℃、雪温は-5.0〜-2.0℃、風速は-0.46〜1.92m/s。
風速の表示以上に風の変化が激しい試合だったようで、実力のある選手が悪い風に当たって飛距離を伸ばせない番狂わせが多く見られました。
優勝したのはマルティン・コッホ(AUT)。130.5mと130.0mを飛んで逆転で優勝しました。
オーベルシュトドルフのフライングヒルに続いて今季2勝目です。
2位はセヴェリン・フロイント(GER)、3位はロベルト・クラニェチ(SLO)でした。
日本人選手は、絶好調の伊東大貴(雪印メグミルク)が1stラウンドに132.5mを飛んでトップに立っていましたが、2ndラウンドで120.0mまでしか飛距離を伸ばせず、惜しくも4位に終わりました。
以下、渡瀬雄太(雪印メグミルク)が19位、葛西紀明(土屋ホーム)が23位、竹内択(北野建設)が35位タイ、栃本翔平(雪印メグミルク)が47位でした。
オスロ大会を終わった時点の男子の個人総合成績をまとめてみます。
1位がアンダース・バーダル(NOR)(1295)、2位がグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)(1172)、3位はアンドレアス・コフラー(AUT)(1127)です。
日本人選手は、伊東大貴(雪印メグミルク)(1066)が4位ですが、個人戦2試合を残してトップのバーダルとは200点以上の開きがあり、日本人初のワールドカップ総合優勝の夢は潰えたことになります。
以下、13位に竹内択(北野建設)(408)、47位に渡瀬雄太(雪印メグミルク)(58)、51位に葛西紀明(土屋ホーム)(42)、52位タイに小林潤志郎(東海大)(40)、56位が栃本翔平(雪印メグミルク)(23)、71位に湯本史寿(東京美装)(1)となっています。
男子のワールドカップは、この次がいよいよ最終戦。
スロヴェニアのプラニツァでフライングヒル3戦(個人2戦、団体1戦)が行われます。
[ワールドカップジャンプ全日程]
■FISワールドカップスキージャンプ トロンハイム大会■2012年3月12日
平日の開催となったトロンハイム大会。
最近ノルウェーのワールドカップはリレハンメルでの開催が多く、トロンハイムでワールドカップが開催されるのは2008−2009シーズン以来約3年ぶりです。
●3月8日 トロンハイム(ノルウェー) 第29戦 ラージヒル HS140 / K123 [リザルト]
この日の天候は曇り。気温は4.5〜2.5℃とかなり高め。雪温は-7.8〜-7.9℃、風速は-0.88〜0.36m/sでした。
優勝したのは伊東大貴(雪印メグミルク)。
1stラウンドで137.5mを飛んで2位につけ、2ndラウンドではこのグラノーセンのラージヒルのヒルレコードとなる141.0mの大ジャンプで逆転し、今季4勝目を挙げました。
2位は1stラウンドで140.5mを飛んでトップに立っていたリヒャルト・フライターク(GER)、3位はシモン・アマン(SUI)でした。
伊東以外の日本人選手は、葛西紀明(土屋ホーム)が128.0mと120.5mを飛んで24位、竹内択(北野建設)が126.5mと121.5mを飛んで25位に入りました。
36位の渡瀬雄太(雪印メグミルク)と48位の栃本翔平(雪印メグミルク)は2ndラウンドに進むことができませんでした。
[ワールドカップジャンプ全日程]
■FISワールドカップスキージャンプ ラハティ大会■2012年3月8日
ワールドカップも終盤戦となり、男子は北欧を転戦するシリーズに突入します。
当初ラージヒルでの試合が予定されていましたが、天候不順のためノーマルヒルに変更され、近年のワールドカップでは珍しくノーマルヒルの団体戦と個人戦を両方行うこととなりました。
もともと風が強いことで有名なラハティのシャンツェですが、ノーマルヒルに変更しても風の条件をそろえるのは困難だったようです。
●3月3日 ラハティ(フィンランド) 第27戦 ノーマルヒル団体 HS97 / K90 [リザルト]
この日の天候は晴れ。気温は-2.4〜-2.8℃、雪温は-4.3〜-5.2℃、風速は-1.38〜1.23m/sでした。
優勝したのはオーストリア(モルゲンシュテルン/シュリーレンツァウァー/コッホ/コフラー)。
4人8本のジャンプのうち、5本が90mを越える安定感はさすがです。
2位はドイツ(ヴァンク/メヒラー/フロイント/フライターク)、3位はポーランド(コット/ムランカ/ズニシュチョル/シュトフ)でした。
日本は 葛西紀明/渡瀬雄太/竹内択/伊東大貴 のオーダーで臨み、6位に終わりました。
●3月4日 ラハティ(フィンランド) 第28戦 ノーマルヒル HS97 / K90 [リザルト]
この日の天候は晴れ。気温は-5.2〜-0.8℃、雪温は-6.1〜-2.5℃、風速は-1.18〜0.93m/sでした。
優勝したのは伊東大貴(雪印メグミルク)。
1stラウンドで93.0mを飛んでトップに立ち、2ndラウンドでも92.0mまで飛距離を伸ばして快勝。
札幌大会の2連勝に続いて今期3勝目をあげました。
2位はアンダース・バーダル(NOR)、3位はルカス・フラバ(CZE)でした。
伊東以外の日本人選手は、竹内択(北野建設)が健闘して、90.5mのジャンプを2本揃えて5位に入賞。
渡瀬雄太(雪印メグミルク)は18位、葛西紀明(土屋ホーム)は24位でした。
ラハティ大会を終えた時点での個人総合成績を見てみます。
1位がアンダース・バーダル(NOR)(1219)、2位がグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)(1135)、3位がアンドレアス・コフラー(AUT)(1066)です。
日本人選手は、伊東大貴(雪印メグミルク)(916)が6位、竹内択(北野建設)(402)が13位、渡瀬雄太(雪印メグミルク)(46)が48位、小林潤司郎(東海大)(40)が49位、葛西紀明(土屋ホーム)(27)が55位、栃本翔平(雪印メグミルク)(23)が56位、湯本史寿(東京美装)(1)が71位タイです。
国別成績は、1位がオーストリア(4430)、2位がノルウェー(2536)、3位がドイツ(2529)で、日本(1542)は5位です。
[ワールドカップジャンプ全日程]
■FISワールドカップスキージャンプ女子 蔵王大会■2012年3月8日
これまで女子コンチネンタルカップの蔵王国際ジャンプ大会として行われていた試合が、そのままワールドカップに昇格しました。
当初2試合のみの予定でしたが、悪天候で中止になったポーランドのシュチルク大会の代替試合を一日目に追加することになり、合計3試合が行われました。
ここまで絶好調ながら、いまだワールドカップで優勝ができないでいる高梨沙羅(上川中)がこの大会でも好調を維持しており、地元開催の試合で日本人選手として始めてのワールドカップ優勝に期待がかかりました。
●3月3日 蔵王(日本) 第11戦 ノーマルヒル HS100 / K90 [リザルト]
この日の午前中に行われた第11戦。天候は曇り、気温は-3.2〜-1.5℃、雪温は-3.5〜-3.0℃、風速は-0.19〜2.51m/sでした。
優勝したのは、サラ・ヘンドリクソン(USA)。
1stラウンドで99.5mを飛んでトップに立ち、2ndラウンドでも95.5mを飛んで逃げ切りました。
2位は高梨沙羅(上川中)。1stラウンドでは98.5m、2ndラウンドでヘンドリクソンを上回る99.5mを飛びましたが、ランディングでテレマークが決まらず、飛型点でわずかに及びませんでした。
3位はダニエラ・イラシュコ(AUT)でした。
高梨以外の日本人選手も大健闘。
岩渕香里(飯山高)は93.0mと91.5mを飛んで7位、伊藤有希(下川商業高)は87.5mと91.5mを飛んで8位に入りました。
以下、渡瀬あゆみ(神戸クリニック)が12位、田中温子(北翔大)が13位、葛西賀子(日本空調サービス)が16位、山田優梨菜(小谷中)が29位でした。
小浅星子(札幌ジャンピングクラブ)は34位、平山友梨香(北翔大)は35位、丸山純(飯山高)は38位、小林諭果(盛岡中央高)は40位、澤谷夏花(札幌大)は43位で、それぞれ2ndラウンドに進むことができませんでした。
●3月3日 蔵王(日本) 第12戦 ノーマルヒル HS100 / K90 [リザルト]
第6戦シュチルク大会の代替試合となった第12戦は、この日の午後から行われました。
天候は晴れ、気温は0.0〜1.5℃、雪温は-2.5℃、風速は-0.55〜1.85m/s。
気温が上昇してインランの雪が溶け始め、2ndラウンド開始予定時刻を過ぎてもコンディションを維持できなくなったので、1stラウンドのみで試合を終えることになりました。
優勝したのは、蔵王ジャンプ台のヒルレコード102.5mを飛んだ高梨沙羅(上川中)。
他の選手を寄せ付けない圧倒的な飛距離で、日本人女子選手として初めてワールドカップの表彰台の真ん中に立ちました。
2位はサラ・ヘンドリクソン(USA)。3位はウルリケ・グレスラー(GER)でした。
この試合はシュチルク大会の代替試合なので、日本チームは開催国枠を使えず、エントリーした選手は高梨を含めて6名のみでした。
岩渕香里(飯山高)は89.0mを飛んで11位、葛西賀子(日本空調サービス)は89.5mで12位、伊藤有希(下川商業高)が20位、渡瀬あゆみ(神戸クリニック)が24位、山田優梨菜(小谷中)が30位で、全員がワールドカップポイントを獲得しました。
●3月4日 蔵王(日本) 第13戦 ノーマルヒル HS100 / K90 [リザルト]
この日の天候は晴れ、気温は-2.5〜4.5℃、雪温は-8.0〜-2.0℃、風速は-0.04〜2.17m/sでした。
優勝したのはサラ・ヘンドリクソン(USA)。
1stラウンドでは98.0mでトップに立ち、2ndラウンドでも落ち着いたジャンプで94.5mまで飛距離を伸ばして、快勝しました。
2位は高梨沙羅(上川中)。1stラウンドで99.5mを飛び2位につけましたが2ndラウンドでは89.5mと飛距離が伸びずに、ヘンドリクソンとのポイント差を詰めることができませんでした。
3位はダニエラ・イラシュコ(AUT)でした。
高梨以外の日本人選手は、田中温子(北翔大)が87.5mと89.0mを飛んで8位に入る健闘を見せました。
以下、山田優梨菜(小谷中)が10位、岩渕香里(飯山高)が12位、葛西賀子(日本空調サービス)が14位、伊藤有希(下川商業高)が17位でした。
渡瀬あゆみ(神戸クリニック)は33位、平山友梨香(北翔大)は34位、小浅星子(札幌ジャンピングクラブ)は37位、丸山純(飯山高)は40位、小林諭果(盛岡中央高)は41位、澤谷夏花(札幌大)は43位で、それぞれ2ndラウンドに進むことができませんでした。
蔵王大会を終えた時点で、サラ・ヘンドリクソン(USA)の今シーズン個人総合優勝が確定しました。総合成績を見てみますと、以下の通りです。
1位がサラ・ヘンドリクソン(USA)(1069)、2位がダニエラ・イラシュコ(AUT)(743)、3位が高梨沙羅(上川中)(559)です。
そのほかの日本人選手は、渡瀬あゆみ(神戸クリニック)(137)が18位、岩渕香里(飯山高)(119)が21位、葛西賀子(日本空調サービス)(109)が22位、伊藤有希(下川商業高)(101)が25位、田中温子(北翔大)(57)が34位、山田優梨菜(小谷中)(45)が35位です。
国別成績は、1位がアメリカ(2054)、2位がドイツ(1480)、3位が日本(1127)です。
女子のワールドカップは、残すところあと1試合のみ。ノルウェーのオスロで行われるホルメンコーレン大会が今シーズンの最終戦となります。
[ワールドカップジャンプ全日程])
■2012 FISスキーフライング世界選手権■2012年2月28日
2年に1回開催されるスキーフライングの世界選手権が、今年はノルウェーのヴィケルスンで行われました。
K点195m、ヒルサイズ225mの世界最大のシャンツェです。
個人戦と団体戦を1試合ずつ行い、個人戦は2日間で4本を飛んでその総合成績を競います。
フライングヒルは大きさもスピードもラージヒルとは別格なので、競技の結果とともに最長距離記録の更新も期待されます。
ここまでのフライングヒル最長距離記録は、昨年2月にヨハン・レメン・エヴェンセン(NOR)がこのヴィケルスンの台で記録した246.5m。
今年はその記録が塗り替えられることになるでしょうか?
●2月25日 ヴィケルスン(ノルウェー) 個人戦 フライングヒル HS225 / K195 [リザルト]
1日目の競技が強風のためキャンセルされ、2日目のトライアルラウンドを本戦1ラウンド目に数えて、合計3ラウンドの勝負に変更された個人戦。
しかし2日目も風の条件が落ち着かず、3ラウンド目を行わず2ラウンドのみの結果で成績が確定しました。
この日の天候は晴れ。気温は4.0〜2.0℃、雪温は-0.8℃、風速は-1.09〜2.25m/sでした。
優勝したのはロベルト・クラニェチ(SLO)。
1stラウンドで217.5mを飛んで3位につけ、2ndラウンドではこの日の最長不倒距離となる244.0mを飛んで逆転しました、
2位はルネ・ヴェルタ(NOR)、3位はマルティン・コッホ(AUT)でした。
日本勢は今シーズンのフライングヒルランキングでトップに立つ伊東大貴(雪印メグミルク)が安定しており、チームを引っ張ります。
伊東は206.0mと219.0mを飛び、5位に入賞しました。
以下、渡瀬雄太(雪印メグミルク)が25位、竹内択(北野建設)が31位、栃本翔平(雪印メグミルク)が39位でした。
●2月26日 ヴィケルスン(ノルウェー) 団体戦 フライングヒル HS225 / K195 [リザルト]
強風に悩まされ続けた個人戦とうってかわって、団体戦では風の条件が落ち着いて、好条件の下で競技が行われました。
この日の天候は晴れ。気温は5.0〜4.0℃、雪温は-0.8℃、風速は-0.49〜0.94m/sでした。
優勝したのはオーストリア(モルゲンシュテルン/コフラー/シュリーレンツァウァー/コッホ)。
4選手8本のジャンプのうち7本が200mを越える安定感で、チーム力の強さを見せつけました。
2位はドイツ(ヴァンク/フライターク/メヒラー/フロイント)、3位はスロヴェニア(ダミヤン/テペシュ/シンコベッチ/クラニェチ)でした。
日本(渡瀬/栃本/竹内/伊東)は5位でした。
今大会ではフライングヒルの世界最長距離記録の更新はありませんでしたが、団体戦では、伊東大貴(雪印メグミルク)がトライアルで236.5m、本戦2ndラウンドでは240.0mを飛んで、自身が持つ日本人選手の最長距離記録を塗り替えました。
この大会はワールドカップとは別枠なので、ワールドカップポイントの変動はありません。
次週からワールドカップが再開されます。
[ワールドカップジャンプ全日程]
■FISワールドカップスキージャンプ FISチームツアー■2012年2月22日
ワールドカップは、ドイツ国内を転戦するドイツシリーズに入りました。
団体2試合を含むこの計5試合は「FISチームツアー」として、国別での成績を競うタイトルがつけられています。
団体戦はそのチームのポイントをそのまま、個人戦は参加した選手の中で上位2名のポイントのみを加算して、総合得点を競う方式です。
ここまで圧倒的な強さを誇るオーストリアに、他の国がどれだけ肉薄できるかが見所です。
●2月11日 ヴィリンゲン(ドイツ) 第22戦 ラージヒル団体 HS145 / K130 [リザルト]
この日の天候は快晴。気温は-10.2〜-11.3℃、雪温は-11.2℃、風速は-0.90〜0.90m/sでした。
優勝はノルウェー(ファンネメル/ヴェルタ/スクレット/バーダル)。全員が上り調子で失敗ジャンプもなく、ハラホフでの団体戦に続いて今季2勝目です。
2位はオーストリア(コッホ/コフラー/モルゲンシュテルン/シュリーレンツァウァー)、3位はドイツ(メヒラー/ヴァンク/フロイント/フライターク)でした。
日本は 葛西紀明/栃本翔平/竹内択/伊東大貴 のオーダーで臨み、4位に入賞しました。
●2月12日 ヴィリンゲン(ドイツ) 第23戦 ラージヒル HS145 / K130 [リザルト]
この日の天候は曇り。気温は-2.9〜-5.4℃、雪温は-10.9℃、風速は-0.17〜1.70m/sでした。
優勝したのはアンダース・バーダル(NOR)。
1stラウンドで145.5mを飛んでトップに立ち、2ndラウンドも148.0mまで飛距離を伸ばして逃げ切り、今季3勝目を挙げました。
2位はロマン・コウデルカ(CZE)、3位は伊東大貴(雪印メグミルク)でした。
伊東は149.5mと144.0mを飛んで、今季6回目の表彰台です。
その他の日本人選手は、竹内択(北野建設)が137.5mと147.5mを飛んで6位に入賞する健闘を見せましたが、2ndラウンドに進めたのは伊東と竹内の2名だけ。
葛西紀明(土屋ホーム)は32位タイ、栃本翔平(雪印メグミルク)は36位、渡瀬雄太(雪印メグミルク)は39位に終わりました。
●2月16日 クリンゲンタール(ドイツ) 第24戦 ラージヒル HS140 / K125 [リザルト]
当初2月15日に行う予定の本戦が、吹雪のために翌16日に順延になり、その16日の競技も強風のために中止となりました。
代替試合は行われない模様です。
●2月18日 オーベルシュトドルフ(ドイツ) 第25戦 フライングヒル HS213 / K185 [リザルト]
この日の天候は快晴。気温は3.2〜2.0℃と高め。雪温は-3.6〜-4.1℃、風速は-1.14〜-0.13m/sでした。
優勝したのはマルティン・コッホ(AUT)。
218.0mと221.5mを飛んで今季初勝利をあげました。
2位は209.0mと209.5mを飛び、着地も決めて高得点をあげた伊東大貴(雪印メグミルク)、3位はシモン・アマン(SUI)でした。
伊東はこの試合の結果を受けて、今季のスキーフライングのみの総合成績でトップに立ちました。
その他の日本人選手は竹内択(北野建設)が186.0mと202.5mで16位に入り、葛西紀明(土屋ホーム)は29位、栃本翔平(雪印メグミルク)は30位でした。
小林潤志郎(東海大)は34位、渡瀬雄太(雪印メグミルク)は35位で、この両名は2ndラウンドに進むことができませんでした。
●2月19日 オーベルシュトドルフ(ドイツ) 第26戦 フライングヒル団体 HS213 / K185 [リザルト]
この日の天候は雪。気温は1.4〜-0.9℃、雪温は-4.0℃、風速は-0.25〜1.55m/sでした。
雪が降り止まず、2ndラウンドの競技はキャンセルされました。
優勝したのはスロヴェニア(テペシュ/シンコベッチ/プレヴツ/クラニェチ)。
第3グループのプレヴツは225.5mを飛びましたが転倒し、負傷してしまいました。
2位はオーストリア(モルゲンシュテルン/コッホ/コフラー/シュリーレンツァウァー)でした。
日本は 葛西紀明/栃本翔平/竹内択/伊東大貴 のオーダーで臨み、7位でした。
FISチームツアーの最終結果を見てみます。
これまで圧倒的なチーム力を見せてきていたオーストリアがチームツアーも制した形ですが、内容的には決して良くはなく、辛くも逃げ切ったという印象です。
6位に終わった日本も、1位のオーストリアとのポイント差は200点未満で、7位のポーランドまではかなりの接戦だったことが見て取れます。
1. Austria 3055.9
2. Norway 3030.0
3. Slovenia 2994.9
4. Germany 2966.0
5. Czech Republic 2892.4
6. Japan 2878.1
7. Poland 2799.6
8. Finland 1902.3
9. Russian Federation 1861.2
10. Switzerland 1123.3
11. France 848.0
12. Kazakhstan 676.5
13. Italy 376.9
14. Estonia 158.2
15. Bulgaria 47.1
ワールドカップの個人総合成績は、1位がアンダース・バーダル(NOR)(1139)、2位がグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)(1095)、3位がアンドレアス・コフラー(AUT)(1061)です。
日本人選手は、伊東大貴(雪印メグミルク)(816)が6位、竹内択(北野建設)(357)が14位、小林潤司郎(東海大)(40)が48位、渡瀬雄太(雪印メグミルク)(33)が51位、栃本翔平(雪印メグミルク)(23)が53位、葛西紀明(土屋ホーム)(20)が54位タイ、湯本史寿(東京美装)(1)が68位です。
国別成績は、1位がオーストリア(5367)、2位がノルウェー(3495)、3位がドイツ(3225)で、日本(2090)は5位です。
ワールドカップはここで一時中断し、2月23日からは世界スキーフライング選手権が行われます。
場所はノルウェーのヴィケルスン。ヒルサイズ225mの世界最大のフライングヒルで競技が行われます。[ワールドカップジャンプ全日程]
■FISワールドカップスキージャンプ ヴァル・ディ・フィエンメ大会■2012年2月6日
札幌大会の次は、イタリアのヴァル・ディ・フィエンメ。
札幌では欠場したグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)やシモン・アマン(SUI)も参加し、フルメンバーでのレベルの高い試合となりました。
●2月4日 ヴァル・ディ・フィエンメ(イタリア) 第20戦 ラージヒル HS134 / K120 [リザルト]
この日の天候は小雪。気温は-8.5〜-9.5℃、雪温は-9.0〜-10.0℃、風速は-0.27〜2.23m/sでした。
優勝したのはグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)。
134.0mと134.5mを飛んで、どちらのラウンドでもトップのポイントで快勝しました。
2位はセヴェリン・フロイント(GER)、3位はトマス・モルゲンシュテルン(AUT)でした。
日本勢は伊東大貴(雪印メグミルク)が120.0mと127.5mを飛んで11位に入ったのが最高でした。
以下、竹内択(北野建設)が14位、葛西紀明(土屋ホーム)が42位、渡瀬雄太(雪印メグミルク)が45位、小林潤志郎(東海大)が49位、栃本翔平(雪印メグミルク)が50位でした。
●2月5日 ヴァル・ディ・フィエンメ(イタリア) 第21戦 ラージヒル HS134 / K120 [リザルト]
この日の天候は曇り。気温は-6.5〜-11.0℃、雪温は-6.5〜-11.0℃、風速は-1.20〜1.56m/sでした。
優勝はカミル・シュトフ(POL)。
125.5mと131.5mを飛んで今季2勝目を挙げました。
2位はグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)、3位はアンダース・バーダル(NOR)でした。
日本勢は、伊東大貴(雪印メグミルク)が119.0mと130.0mで8位、竹内択(北野建設)が120.0mと123.5mで12位でした。
ヴァル・ディ・フィエンメ大会を終えた時点での個人総合成績を見てみます。
1位がアンドレアス・コフラー(AUT)(1049)、2位がグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)(1046)、3位がアンダース・バーダル(NOR)(1017)です。
日本人選手は、伊東大貴(雪印メグミルク)(676)が7位、竹内択(北野建設)(302)が14位、小林潤司郎(東海大)(40)が47位、渡瀬雄太(雪印メグミルク)(33)が51位、栃本翔平(雪印メグミルク)(22)が53位、葛西紀明(土屋ホーム)(18)が55位、湯本史寿(東京美装)(1)が68位です。
国別成績は、1位がオーストリア(4430)、2位がノルウェー(2536)、3位がドイツ(2529)で、日本(1542)は5位です。
[ワールドカップジャンプ全日程]
■FISワールドカップスキージャンプ 女子 ヒンツェンバッハ大会■2012年2月6日
女子のヒンツェンバッハ大会の結果を簡単にまとめておきます。
●2月4日 ヒンツェンバッハ(オーストリア) 第7戦 ノーマルヒル HS94 / K85 [リザルト]
1ラウンドのみの勝負となった第7戦。
この日の天候は曇り。気温は-11.3〜-11.2℃、雪温は-12.0℃、風速は-0.36〜1.93m/sでした。
優勝したのは96.0mを飛んだダニエラ・イラシュコ(AUT)、2位はサラ・ヘンドリクソン(USA)、3位はカーチャ・ポズン(SLO)でした。
日本勢は82.5mを飛んだ葛西賀子(日本空調サービス)が16位に入ったのが最高。
以下、渡瀬あゆみ(神戸クリニック)が18位、伊藤有希(下川商業高)が19位でした。
●2月5日 ヒンツェンバッハ(オーストリア) 第8戦 ノーマルヒル HS94 / K85 [リザルト]
この日の天候は曇り。気温は-7.3〜-6.4℃、雪温は-12.0℃、風速は-0.31〜2.16m/sでした。
優勝したのはこの日もダニエラ・イラシュコ(AUT)。
1stラウンドで85.5mを飛んで4位につけ、2ndラウンドでは91.5mを飛んで逆転しました。
2位はサラ・ヘンドリクソン(USA)、3位はリンジー・ヴァン(USA)でした。
日本勢は、伊藤有希(下川商業高)が85.0mと82.5mを飛んで20位タイに入ったのが最高。
以下、葛西賀子(日本空調サービス)が23位、渡瀬あゆみ(神戸クリニック)が24位でした。
ヒンツェンバッハ大会を終えた時点での個人総合成績を見てみます。
1位がサラ・ヘンドリクソン(USA)(589)、2位がダニエラ・イラシュコ(AUT)(473)、3位がリンジー・ヴァン(USA)(302)です。
日本人選手は、高梨沙羅(上川中)(139)が13位、渡瀬あゆみ(神戸クリニック)(71)が21位、岩渕香里(飯山高)(37)が31位、葛西賀子(日本空調サービス)(23)と伊藤有希(下川商業高)(23)が37位タイ、山田優梨菜(小谷中)(16)が39位、田中温子(北翔大)(5)が45位タイです。
国別成績は、1位がアメリカ(1197)、2位がドイツ(892)、3位がオーストリア(719)で、日本(314)は7位です。
[ワールドカップジャンプ全日程])
■FISワールドカップスキージャンプ 札幌大会■2012年1月31日
最近はワールドカップ総合成績の上位にいる選手が参加を回避することが多い札幌大会ですが、今年は総合10位以上の選手のうち9名が参加し、ヨーロッパで行われるワールドカップの試合と遜色ないレベルの高いものとなりました。
日本チームは、以下の15名の選手のうち3名を2日目に入れ替えることにして、総勢12名の選手をエントリーしました。
伊東大貴(雪印メグミルク)/葛西紀明(土屋ホーム)/栃本翔平(雪印メグミルク)/湯本史寿(東京美装)/竹内択(北野建設)/船木和喜(フィットスキー)/吉岡和也(土屋ホーム)/伊藤謙司郎(雪印メグミルク)/作山憲斗(北野建設)/渡瀬雄太(雪印メグミルク)/小林潤志郎(東海大)/岡部孝信(雪印メグミルク)/遠藤秀治(清光社スキークラブ)/鈴木翔(旭川大)/清水礼留飛(新井高)
例年同様、今回も現地に行って観戦してきました。
●1月28日 札幌/大倉山(日本) 第18戦 ラージヒル HS134 / K120 [リザルト]/[フォトレポート]
ナイトゲームで行われた第18戦。
この日の天候は曇り。時々雪がちらつきました。
気温は-8.1〜-9.1℃、雪温は-7.8〜-8.7℃、風速は0.30〜2.28m/sでした。
日中から風は強めで、風向きが激しく変化する大倉山特有の気象条件と相まって、公平な条件を保つのが難しい試合だったと思います。
優勝したのは、伊東大貴(雪印メグミルク)。
1stラウンドで134.0mを飛んでトップに立ち、2ndラウンドでも130.0mまで飛距離を伸ばして、2位に0.1ポイントの僅差で逃げ切りました。
伊東は、これがワールドカップでの初勝利となります。
2位はアンダース・バーダル(NOR)、3位はカミル・シュトフ(POL)でした。
伊東以外の日本人選手は、葛西紀明(土屋ホーム)が126.0mと122.5mを飛んで15位に入ったのが最高。
以下、18位に竹内択(北野建設)、30位に湯本史寿(東京美装)、33位に岡部孝信(雪印メグミルク)、41位に小林潤志郎(東海大)、44位に作山憲斗(北野建設)、46位に鈴木翔(旭川大)、47位に渡瀬雄太(雪印メグミルク)、50位に遠藤秀治(清光社スキークラブ)が入りました。
●1月29日 札幌/大倉山(日本) 第19戦 ラージヒル HS134 / K120 [リザルト]/[フォトレポート]
第18戦では強く吹いていた風も収まり、比較的穏やかな風の中行われた第19戦でした。
この日の天候は晴れ。気温は-4.4〜-3.2℃、雪温は-3.9〜-1.6℃、風速は-0.14〜1.70m/sでした。
風向の変化はいつも通り激しいものでしたが、第18戦の時のような強い風が吹くことはなく、大倉山の試合としては比較的公平な条件だったかと思います。
優勝したのはこの日も伊東大貴(雪印メグミルク)。
1stラウンドで127.5mを飛んで3位につけると、2ndラウンドではこの日の最長不倒距離となる137.0mを飛んで逆転し、大倉山2連勝を飾りました。
ワールドカップでの連勝は、過去に原田雅彦(当時雪印)、船木和喜(当時デサント)、葛西紀明(当時チームマイカル)に続き4人目。
一人で大倉山のワールドカップ2連戦を2連勝したのは、彼が初めてのこととなります。
2位はカミル・シュトフ(POL)、3位はアンドレアス・コフラー(AUT)でした。
伊東以外の日本人選手は、竹内択(北野建設)が123.5mと128.5mを飛んで8位に入ったのが最高。
以下、渡瀬雄太(雪印メグミルク)が24位、小林潤志郎(東海大)が32位、葛西紀明(土屋ホーム)が33位、作山憲斗(北野建設)が39位、栃本翔平(雪印メグミルク)が41位、湯本史寿(東京美装)が42位、船木和喜(フィットスキー)が44位、岡部孝信(雪印メグミルク)が47位、吉岡和也(土屋ホーム)が48位でした。
札幌大会を終えた時点での個人総合成績を見てみます。
1位がアンドレアス・コフラー(AUT)(994)、2位がアンダース・バーダル(NOR)(907)、3位がグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)(866)です。
日本人選手は、伊東大貴(雪印メグミルク)(620)が7位、竹内択(北野建設)(262)が14位、小林潤司郎(東海大)(40)が46位、渡瀬雄太(雪印メグミルク)(33)が47位、栃本翔平(雪印メグミルク)(22)が51位、葛西紀明(土屋ホーム)(18)が54位、湯本史寿(東京美装)(1)が68位となりました。
国別成績は、1位がオーストリア(3994)、2位がノルウェー(2312)、3位がドイツ(2248)で、日本(1446)は5位です。
[ワールドカップジャンプ全日程]
現地で観戦してきた感想を手短にまとめてみます。
直前の国内公式戦で大倉山のヒルレコードを更新した 竹内・伊東 をエース格として、日本チームがワールドカップ総合上位の選手たちにどれだけ肉薄できるか、というのが試合開始前の時点でのポイントでした。
意地悪な見方をすると、これまでの戦績と大倉山での展開から、日本人選手の優勝を確実視していた人はまずいなかったと思われます。
かくいう私も、表彰台に絡むチャンスは大いにあるけども、優勝は難しいのではと考えていました。
試合が始まってみると、日本勢で期待通りのジャンプを安定して見せてくれるのは、伊東大貴だけでした。
竹内も、小林も、葛西も、伊東のジャンプとは後半の伸びが全く違っていて、表彰台に絡むところまでも達しません。
他の選手も、風の条件の悪さを考えると十分な健闘を見せていたとは思いますが、現時点での力の差がそのまま飛距離に現れたようなジャンプだったように思います。
2試合とも優勝した伊東は、2試合合計6本のジャンプ全てにおいて、持てる力を余すところ無く発揮できていたようです。
第19戦の優勝を決めた2ndラウンドのジャンプは特に素晴らしく、2試合をシビアな条件で戦い抜いた精神力とともに、高く評価されるべき内容でした。
今大会は、ワールドカップの総合成績上位にいる強豪選手の多くが参加したレベルの高い試合でしたので、その中で競り合って優勝できたことは大きな自信につながるはずです。
今シーズンの後半戦も、来シーズン以降も、この感覚を知ったり身体に覚え込ませて戦っていってほしいと思います。
■国内公式戦(2011年12月〜2012年1月)■2012年1月27日
今シーズン1月までの主要国内公式戦の結果をまとめておきます。
●12月17日 第42回名寄ピヤシリジャンプ大会兼第49回北海道新聞社杯ジャンプ
名寄ピヤシリシャンツェ HS100 / K90
【男子】1位:渡瀬雄太(雪印メグミルク)247.5(94.0m/96.0m)/2位:鈴木翔(旭川大)/3位:船木和喜(フィットスキー)
【女子】1位:高梨沙羅(上川中)218.0(88.5m/91.5m)
●12月18日 第27回吉田杯ジャンプ大会
名寄ピヤシリシャンツェ HS100 / K90
【男子】1位:鈴木翔(旭川大)248.0(94.5m/95.5m)/2位:山田大禧(長野市スキークラブ)/3位:遠藤秀治(清光社スキークラブ)
【女子】1位:高梨沙羅(上川中)226.0(96.0m/88.0m)
●1月7日 第53回雪印メグミルク杯全日本ジャンプ大会
宮の森ジャンプ競技場 HS100 / K90
【成年】1位:栃本翔平(雪印メグミルク)244.5(104.0m/84.5m)/2位:遠藤秀治(清光社スキークラブ)/3位:岡部孝信(雪印メグミルク)
【少年】1位:佐藤正棋(札幌日大高)194.0(82.0m/85.0m)
【ジュニア】1位:伊藤将充(下川中)230.5(100.0m/89.5m)
【女子】1位:伊藤有希(下川商業高)247.0(96.0m/94.5m)
●1月9日 第54回HBCカップジャンプ競技会
大倉山ジャンプ競技場 HS134 / K120
【男子】1位:小林潤志郎(東海大)140.8(133.5m)/2位:湯本史寿(東京美装)/3位:葛西紀明(土屋ホーム)/4位:栃本翔平(雪印メグミルク)
【女子】1位:葛西賀子(日本空調サービス)120.0(125.0m)
●1月14日 第24回UHB杯ジャンプ大会
大倉山ジャンプ競技場 HS134 / K120
【男子】1位:小林潤志郎(東海大)276.9(132.5m/133.0m)/2位:葛西紀明(土屋ホーム)/3位:栃本翔平(雪印メグミルク)
【女子】1位:伊藤有希(下川商業高)283.4(139.5m/136.0m)
●1月15日 札幌スキー連盟会長杯兼第23回TVh杯ジャンプ大会
大倉山ジャンプ競技場 HS134 / K120
【男子】1位:葛西紀明(土屋ホーム)267.7(120.5m/143.5m)/2位:栃本翔平(雪印メグミルク)/3位:小林潤志郎(東海大)
【女子】1位:伊藤有希(下川商業高)264.1(123.5m/136.0m)
●1月20日 第40回札幌オリンピック記念ジャンプ大会
宮の森ジャンプ競技場 HS100 / K90
1位:伊東大貴(雪印メグミルク)260.5(96.5m/98.5m)/2位:渡瀬雄太(雪印メグミルク)/3位:Andreas Stjernen(NOR)
●1月21日 第39回HTBカップ国際スキージャンプ大会
大倉山ジャンプ競技場 HS134 / K120
1位:伊東大貴(雪印メグミルク)301.3(146.0m/135.0m)/2位:竹内択(北野建設)/3位:栃本翔平(雪印メグミルク)
●1月22日 第51回STVカップ国際スキージャンプ競技大会
大倉山ジャンプ競技場 HS134 / K120
1位:竹内択(北野建設)273.3(132.0m/131.5m)/2位:Andreas Stjernen(NOR)/3位:小林潤志郎(東海大)
■FISワールドカップスキージャンプ 女子 ヴァル・ディ・フィエンメ大会■2012年1月19日
イタリアのヴァル・ディ・フィエンメで行われた大会ですが、同時期にユースオリンピックがオーストリアで開催されていたため、日本の高梨沙羅(上川中)ら一部の有力選手が欠場しました。
●1月14日 ヴァル・ディ・フィエンメ(イタリア) 第4戦 ノーマルヒル HS106 / K95 [リザルト]
この日の天候は晴れ。気温は-4.9〜-5.4℃、雪温は-7.7〜-8.5℃、風速は-2.17〜0.07m/sでした。
優勝はサラ・ヘンドリクソン(USA)。105.0mと107.5mを飛んで格の違いを見せつけました。
2位はダニエラ・イラシュコ(AUT)、3位はアネッテ・サーゲン(NOR)でした。
日本勢は岩渕香里(飯山高)が85.5mと86.0mを飛んで18位タイに入ったのが最高。
以下、渡瀬あゆみ(神戸クリニック)が23位、山田優梨菜(小谷中)が30位でした。
●1月15日 ヴァル・ディ・フィエンメ(イタリア) 第5戦 ノーマルヒル HS106 / K95 [リザルト]
この日の天候は晴れ。気温は-2.7〜-2.9℃、雪温は-7.2〜-7.4℃、風速は-1.24〜-0.29m/sでした。
優勝したのはこの日もサラ・ヘンドリクソン(USA)。104.5mと108.0mを飛んで快勝しました。
2位はダニエラ・イラシュコ(AUT)、3位はウルリケ・グレスラー(GER)でした。
日本勢は、岩渕香里(飯山高)が94.0mと95.0mを飛んで16位に入ったのが最高。
以下、渡瀬あゆみ(神戸クリニック)が17位、山田優梨菜(小谷中)が37位でした。
ヴァル・ディ・フィエンメ大会までを終えたところでの個人総合成績を見てみます。
1位がサラ・ヘンドリクソン(USA)(429)、2位がダニエラ・イラシュコ(AUT)(273)、3位がリンジー・ヴァン(USA)(206)です。
日本人選手は、高梨沙羅(上川中)(139)が11位、渡瀬あゆみ(神戸クリニック)(51)が21位、岩渕香里(飯山高)(37)が25位、山田優梨菜(小谷中)(16)が34位、田中温子(北翔大)(5)が40位タイです。
国別成績は、1位がアメリカ(673)、2位がドイツ(442)、3位がスロヴェニア(334)で、日本(219)は8位です。
[ワールドカップジャンプ全日程])
■FISワールドカップスキージャンプ 女子 ヒンターツァルテン大会■2012年1月19日
女子のワールドカップは、当初第2戦をドイツのショーナッハで行う予定でしたが、雪不足のために開催地変更を余儀なくされ、その後のヒンターツァルテンで2試合を行うスケジュールに変更されました。
●1月7日 ヒンターツァルテン(ドイツ) 第2戦 ノーマルヒル HS108 / K95 [リザルト]
この日の天候は雪。気温は0.3〜0.5℃、雪温は-6.0℃、風速は-1.45〜1.17m/sでした。
1stラウンドのみで順位が確定しました。
優勝は100.0mを飛んだサブリナ・ヴィントミューラー(SUI)、2位はリンジー・ヴァン(USA)、3位はリサ・デメツ(ITA)でした。
日本勢は高梨沙羅(上川中)が85.5mを飛んで17位に入ったのが最高。
以下、渡瀬あゆみ(神戸クリニック)が33位、岩渕香里(飯山高)が42位でした。
●1月8日 ヒンターツァルテン(ドイツ) 第3戦 ノーマルヒル HS108 / K95 [リザルト]
この日の天候も雪。気温は1.9〜2.7℃、雪温は-6.0℃、風速は-0.95〜1.83m/sでした。
優勝したのはサラ・ヘンドリクソン(USA)。
107.5mと104.5mを飛んで圧勝しました。
2位は高梨沙羅(上川中)。100.5mと99.5mを飛び、女子ワールドカップで日本人初めての表彰台となりました。
3位はジェシカ・ジェローム(USA)でした。
その他の日本勢は、山田優梨菜(小谷中)が16位、渡瀬あゆみ(神戸クリニック)が34位、岩渕香里(飯山高)が41位でした。
[ワールドカップジャンプ全日程])
■FISワールドカップスキージャンプ タウプリッツ大会■2012年1月19日
今季初のフライングヒルの試合です。
全般的に天候不順な今年のヨーロッパを象徴するように、大会開始日から悪天候に見舞われ、吹雪のために公式練習も予選もキャンセルとなりました。
当初1月14日に行われる予定だった第14戦は1月15日に順延となり、1月15日の午前中に第14戦を1ラウンドのみの試合として行い、その日の午後に第15戦を行うという変則的なスケジュールとなりました。
日本勢は、伊東大貴(雪印メグミルク)と竹内択(北野建設)の2名のみが参加しました。
●1月15日 タウプリッツ/バートミッテルンドルフ(オーストリア) 第14戦 フライングヒル HS200 / K185 [リザルト]
この日の天候は雪。気温は-2.8℃、雪温は-4.1〜-4.0℃、風速は0.07〜1.99m/sでした。
優勝は206.0mを飛んだロベルト・クラニェチ(SLO)、2位は200.5mのトマス・モルゲンシュテルン(AUT)、3位は205.5mのアンダース・バーダル(NOR)でした。
日本勢はジャンプ週間から好調を維持している伊東大貴(雪印メグミルク)がこの日の最長不倒距離となる212.0mを飛んで4位に入賞。
竹内択(北野建設)は187.5mで20位でした。
●1月15日 タウプリッツ/バートミッテルンドルフ(オーストリア) 第15戦 フライングヒル HS200 / K185 [リザルト]
この日の天候は曇り。気温は-3.3〜-3.9℃、雪温は-4.2〜-4.7℃、風速は-1.02〜1.55m/sでした。
優勝したのはアンダース・バーダル(NOR)。197.5mと183.5mを飛んで今季初勝利です。
2位は209.0mと171.5mの伊東大貴(雪印メグミルク)、3位は191.5mと181.5mのカミル・シュトフ(POL)でした。
伊東大貴は今季3度目の表彰台です。
竹内択(北野建設)も健闘し、191.5mと173.5mを飛んで7位に食い込みました。
タウプリッツ大会を終えた時点での個人総合成績を見てみます。
1位がアンドレアス・コフラー(AUT)(795)、2位はグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)(753)、3位はアンダース・バーダル(NOR)(749)です。
伊東大貴(雪印メグミルク)(420)は7位、竹内択(北野建設)(217)が13位、小林潤司郎(東海大)(40)が42位、渡瀬雄太(雪印メグミルク)(26)が45位、栃本翔平(雪印メグミルク)(22)が47位、葛西紀明(土屋ホーム)(2)が60位となっています。
国別成績は、1位がオーストリア(3543)、2位がノルウェー(1841)、3位がドイツ(1821)で、日本(1177)は5位です。
[ワールドカップジャンプ全日程]
■ジャンプ週間(4Schanzentournee)■2012年1月19日
年末年始恒例のジャンプ週間のリザルトをまとめます。
●12月30日 オーベルシュトドルフ(ドイツ) 第10戦 ラージヒル HS137 / K120 [リザルト]
この日の天候は雪。気温は0.0〜0.8℃、雪温は-4.4〜-4.1℃、風速は-1.85〜0.48m/sでした。ナイトゲームで試合が行われました。
優勝はグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)。133.0mと137.5mを飛んで2位と18ポイントの差をつける断トツの勝利です。
2位はアンドレアス・コフラー(AUT)、3位はトマス・モルゲンシュテルン(AUT)で、オーストリア勢が表彰台を独占しました。
日本勢は、伊東大貴(雪印メグミルク)が130.0mと124.0mを飛んで5位に入賞する健闘を見せました。
以下、竹内択(北野建設)が25位、渡瀬雄太(雪印メグミルク)が33位、葛西紀明(土屋ホーム)が35位、小林潤志郎(東海大)が38位でした。
●1月1日 ガルミッシュ・パルテンキルヘン(ドイツ) 第11戦 ラージヒル HS140 / K125 [リザルト]
元日に行われたガルミッシュ大会。この日の天候は曇り、気温は6.5〜8.9℃とかなり高め。
雪温は-10.0℃、風速は-0.96〜0.60m/sでした。
優勝したのはグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)。
1stラウンドで138.0mを飛んでトップに立ち、2ndラウンドも134.0mと上手くまとめてジャンプ週間2連勝です。
2位は2ndラウンドに137.5mを飛んで順位を上げたアンドレアス・コフラー(AUT)、3位は138.5mと141.5mを飛んだ伊東大貴(雪印メグミルク)でした。
伊東は飛距離の合計では参加選手中トップでしたが、ランディングが決まらずポイントが伸びませんでした。
また、竹内択(北野建設)も奮闘、130.5mと140.0mを飛んで4位に入賞しました。
それ以外の日本人選手は、葛西紀明(土屋ホーム)が29位、渡瀬雄太(雪印メグミルク)が40位でした。
●1月4日 インスブルック(オーストリア) 第12戦 ラージヒル HS130 / K120 [リザルト]
この日の天候は曇り。気温は0.5〜1.7℃、雪温は-0.1℃、風速は-1.79〜1.26m/sでした。風の条件がかなり不安定だったようです。
優勝したのはアンドレアス・コフラー(AUT)。127.5mと131.5mを飛んで今季5勝目です。
2位にはグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)が入りました。
3位は131.5mと124.0mを飛んだ竹内択(北野建設)。これが彼自身ワールドカップで初めての表彰台になります。
それ以外の日本人選手は、渡瀬雄太(雪印メグミルク)が25位、伊東大貴(雪印メグミルク)が27位、伊藤謙司郎(雪印メグミルク)が32位、葛西紀明(土屋ホーム)が36位、小林潤志郎(東海大)が42位でした。
●1月6日 ビショフスホーフェン(オーストリア) 第13戦 ラージヒル HS140 / K125 [リザルト]
前日からの悪天候で予定されていた予選は中止となり、雪がひどくなったために2ndラウンドもキャンセルされ、1stラウンドの結果のみで順位が確定しました。
天候は雪、気温は0.0〜0.5℃、雪温は-1.0〜-0.1℃、風速は-1.48〜0.92m/sでした。
優勝したのは135.0mを飛んだトマス・モルゲンシュテルン(AUT)。
2位には同じく135.0mを飛んでポイントでわずかに下回ったアンダース・バーダル(NOR)が入りました。
3位はグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)でした。
日本勢は伊東大貴(雪印メグミルク)が130.5mを飛んで5位に入賞。
以下、渡瀬雄太(雪印メグミルク)が13位、小林潤志郎(東海大)が16位、竹内択(北野建設)が23位、伊藤謙司郎(雪印メグミルク)が46位タイ、葛西紀明(土屋ホーム)が56位でした。
今年のジャンプ週間総合成績をまとめてみます。
1. Gregor Schlierenzauer (AUT) 933.8
2. Thomas Morgenstern (AUT) 908.0
3. Andreas Kofler (AUT) 896.9
4. Anders Bardal (NOR) 895.0
5. Roman Koudelka (CZE) 881.2
6. 伊東大貴 (雪印メグミルク) 852.1
7. Severin Freund (GER) 843.4
8. Kamil Stoch (POL) 843.0
9. 竹内択 (北野建設) 842.6
10. Richard Freitag (GER) 820.4
11. Rune Velta (NOR) 818.2
12. Jakub Janda (CZE) 814.8
13. Lukas Hlava (CZE) 808.0
14. Robert Kranjec (SLO) 807.5
15. Denis Kornilov (RUS) 806.9
16. Stephan Hocke (GER) 783.0
17. Martin Koch (AUT) 776.1
18. Anssi Koivuranta (FIN) 754.1
19. Simon Ammann (SUI) 710.8
20. Peter Prevc (SLO) 696.9
21. Dimitry Vassiliev (RUS) 679.8
22. Vegard Haukoe Sklett (NOR) 678.6
23. Maximilian Mechler (GER) 660.0
24. David Zauner (AUT) 642.2
25. Sebastian Colloredo (ITA) 636.9
26. Jernej Damjan (SLO) 636.6
27. Michael Neumayer (GER) 596.0
28. Jure Sinkovec (SLO) 593.4
29. Atle Pedersen Roensen (NOR) 540.4
30. 渡瀬雄太 (雪印メグミルク) 536.4
33. 葛西紀明 (土屋ホーム) 505.5
46. 小林潤志郎 (東海大) 310.6
51. 伊藤謙司郎 (雪印メグミルク) 198.7
[ワールドカップジャンプ全日程]
■FISワールドカップスキージャンプ エンゲルベルク大会■2011年12月21日
第2ピリオド最後の大会は、スイスのエンゲルベルクで行われました。
この試合が終わればヨーロッパはクリスマス休暇を迎え、それが終わると年末年始恒例のジャンプ週間が始まります。
●12月17日 エンゲルベルク(スイス) 第8戦 ラージヒル HS137 / K125 [リザルト]
この日の天候は雪。気温は-1.5〜0.0℃、雪温は-10.0℃、風速は-1.78〜0.31m/sでした。
優勝はアンダース・バーダル(NOR)。130.5mと133.0mを飛んで今季初勝利です。
2位はマルティン・コッホ(AUT)、3位はトマス・モルゲンシュテルン(AUT)でした。
日本勢は小林潤志郎(東海大)が122.0mと119.5mを飛んで22位に入ったのが最高。
以下、竹内択(北野建設)が30位、栃本翔平(雪印メグミルク)が36位、伊東大貴(雪印メグミルク)が37位、湯本史寿(東京美装)が50位でした。
●12月18日 エンゲルベルク(スイス) 第9戦 ラージヒル HS137 / K125 [リザルト]
この日の天候は雪。kぃおんは-0.9〜0.4℃、雪音は-5.8〜-5.7℃、風速は-0.59〜1.37m/sでした。
優勝したのは、アンドレアス・コフラー(AUT)。135.0mと138.0mを飛んで今季4勝目です。
2位はカミル・シュトフ(POL)、3位はアンダース・バーダル(NOR)でした。
日本勢は伊東大貴(雪印メグミルク)が121.0mと131.0mを飛んで19位に入ったのが最高。
以下、竹内択(北野建設)が28位、小林潤志郎(東海大)が48位でした。
エンゲルベルク大会を終えて、個人総合成績は、1位がアンドレアス・コフラー(AUT)(508)、2位がアンダース・バーダル(NOR)(390)、3位がグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)(376)です。
日本勢は、伊東大貴(雪印メグミルク)(136)が12位、竹内択(北野建設)(46)が28位タイ、小林潤志郎(東海大)(25)が36位タイ、栃本翔平(雪印メグミルク)(22)が39位となっています。
国別成績は、1位オーストリア(2286)、2位ドイツ(1327)、3位ノルウェー(1115)で、日本(679)は6位です。
次の試合からは、年末年始恒例のジャンプ週間です。[ワールドカップジャンプ全日程]
■FISワールドカップスキージャンプ ハラホフ大会■2011年12月21日
これまで悪天候で2シーズン続けて試合が中止となっている、チェコのハラホフ。
今シーズンは団体戦を含む3試合の日程が組まれ、3試合とも競技が無事に行われました。
●12月9日 ハラホフ(チェコ) 第5戦 ラージヒル HS142 / K125 [リザルト]
この日の天候は曇り。気温は0.7〜1.1℃、雪温は-1.8〜-0.7℃、風速は-1.42〜1.17m/sでした。
優勝は、グレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)。140.5mと128.0mを飛んで今季初勝利です。
2位には伊東大貴(雪印メグミルク)が入りました。129.0mと136.5mを飛び、トップのシュリーレンツァウァーまでわずか1ポイント差までに迫りました。
3位はアンダース・バーダル(NOR)でした。
伊東以外の日本勢の成績は、竹内択(北野建設)が123.0mと118.5mを飛んで22位、小林潤志郎(東海大)が27位、栃本翔平(雪印メグミルク)が41位でした。
●12月10日 ハラホフ(チェコ) 第6戦 ラージヒル団体 HS142 / K125 [リザルト]
大会2試合目は団体戦です。
天候は曇り。気温は-1.5〜-1.1℃、雪温は-6.0〜-5.9℃、風速は-0.83〜1.61m/sでした。
優勝したのはノルウェー(ヒルデ/ルメレン/スクレット/バーダル)、2位はオーストリア(モルゲンシュテルン/ザウナー/コフラー/シュリーレンツァウァー)、3位はスロヴェニア(ダミヤン/シンコベッチ/プレヴィチ/クラニェチ)でした。
日本は 小林/栃本/竹内/伊東 のオーダーで臨んで、7位に終わりました。
●12月11日 ハラホフ(チェコ) 第7戦 ラージヒル HS142 / K125 [リザルト]
この日の天候は曇り、気温は-3.0〜-2.7℃、雪温は-6.4〜-6.0℃、風速は-2.12〜-0.81m/sでした。
優勝はリヒャルト・フライターク(GER)。129.0mと137.5mを飛んでワールドカップ初勝利です。
2位はトマス・モルゲンシュテルン(AUT)、3位はセヴェリン・フロイント(GER)でした。
日本勢は伊東大貴(雪印メグミルク)が123.0mと128.0mを飛んで16位に入ったのが最高。
以下、小林潤志郎(東海大)が28位、竹内択(北野建設)が37位でした。
[ワールドカップジャンプ全日程])
■FISワールドカップスキージャンプ 女子 リレハンメル大会■2011年12月21日
昨シーズンまでコンチネンタルカップとして行われていた女子の競技が、今シーズンからワールドカップに格上げされました。
今シーズン予定されているのは計16戦。
その記念すべき初戦は、男子のリレハンメル大会と同日にノーマルヒルで行われました。
●12月3日 リレハンメル(ノルウェー) 第1戦 ノーマルヒル HS100 / K90 [リザルト]
この日の天候は曇り。気温は0.8〜1.2℃、雪温は-2.7〜-1.9℃、風速は-2.27〜0.95m/sでした。
優勝したのはサラ・ヘンドリクソン(USA)。1stラウンドは100.5m、2ndラウンドも95.5mを飛び、どちらもラウンドトップ。
2位とは30点近い差をつける圧勝でした。
2位はコリーヌ・マッテル(FRA)、3位はメラニー・ファイスト(GER)でした。
日本勢は、コンチネンタルカップで勝利を上げるなど好調だった高梨沙羅(上川中)が86.5mと87.5mを飛んで5位に入賞する健闘を見せました。
以下、渡瀬あゆみ(神戸クリニック)が9位、岩渕香里(飯山高)が22位、田中温子(北翔大)が26位でした。
女子の次の試合は、約1ヶ月ブランクをおいて、1月6日にドイツのショーナッハで行われます。
[ワールドカップジャンプ全日程])
■FISワールドカップスキージャンプ リレハンメル大会■2011年12月21日
今シーズンから女子のコンチネンタルカップがワールドカップに格上げされ、このリレハンメル大会がその開幕戦となります。
男子は2試合ともラージヒルで行う予定でしたが、雪不足のため1日目の試合を女子と同じノーマルヒルに変更されました。
ここでは男子の試合の結果のみをまとめておきます。
●12月3日 リレハンメル(ノルウェー) 第3戦 ノーマルヒル HS100 / K90 [リザルト]
この日の天候は曇り。気温は1.0〜1.3℃、雪温は-2.2〜-1.8℃、風速は-2.89〜0.34m/sでした。
優勝したのはアンドレアス・コフラー(AUT)。105.0mと98.0mを飛んで、クーサモ大会に続いての連勝です。
2位はリヒャルト・フライターク(GER)、3位はカミル・シュトフ(POL)でした。
日本勢は竹内択(北野建設)が91.5mと85.5mで14位、伊東大貴(雪印メグミルク)が90.0mと86.0mで20位タイでした。
●12月4日 リレハンメル(ノルウェー) 第4戦 ラージヒル HS138 / K123 [リザルト]
この日の天候は曇り。晴れ間も見えていた模様。気温は-1.2〜0.9℃、雪温は-3.0〜-2.8℃、風速は-1.29〜1.96m/sでした。
優勝したのはこの日もアンドレアス・コフラー(AUT)。125.5mと129.0mを飛んで、個人戦3連勝です。
2位はセヴェリン・フロイント(GER)、3位はアンダース・バーダル(NOR)でした。
日本勢は、伊東大貴(雪印メグミルク)が115.5mと121.5mを飛んで14位に入ったのが最高。
以下、竹内択(北野建設)が16位、小林潤志郎(東海大)が29位、栃本翔平(雪印メグミルク)が38位でした。
[ワールドカップジャンプ全日程])
■FISワールドカップスキージャンプ クーサモ大会■2011年12月21日
2011−2012シーズンのワールドカップの開幕です。
ノルディックオープニングとして、純ジャンプの他にクロスカントリー、複合の各競技も行われました。
純ジャンプは、11月26日に団体戦、同27日に個人戦を予定していましたが、悪天候のために26日の競技が中止となり、27日に団体戦を1ラウンドのみと、個人戦を行う過密スケジュールとなりました。
●11月27日 クーサモ(フィンランド) 第1戦 ラージヒル団体 HS142 / K120 [リザルト]
この日の天候は曇り。気温は-4.0〜-5.1℃、雪温は-2.7〜-4.1℃、風速は0.88〜2.11m/sでした。
優勝したのはオーストリア(ロイツル/コフラー/シュリーレンツァウァー/モルゲンシュテルン)、2位は日本(小林/栃本/竹内/伊東)、3位はロシア(ワシリエフ/カリニチェンコ/トロフィモフ/コルニロフ)でした。
1ラウンドのみの試合だったとはいえ、日本チームは久しぶりの団体戦2位。幸先の良いスタートですね。
●11月27日 クーサモ(フィンランド) 第2戦 ラージヒル HS142 / K120 [リザルト]
団体戦に引き続き行われた個人戦。気温は-5.4〜-6.3℃、雪温は-3.0〜-4.0℃、風速は0.09〜1.59m/sでした。
優勝はアンドレアス・コフラー(AUT)。134.5mと138.0mを飛んで個人戦初戦を制しました。
2位はグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)、3位はトマス・モルゲンシュテルン(AUT)で、オーストリア勢が表彰台を独占しました。
この大会中、葛西紀明(土屋ホーム)が練習中に腰痛を訴え、治療のために戦列を離れて帰国することとなりました。
[ワールドカップジャンプ全日程])
■Pavel Karelin選手が交通事故死■2011年10月14日
10月9日付けのニュースで、ロシアのパヴェル・カレリン選手が交通事故で亡くなったと報じられました。
自動車で移動中に、大型トラックに衝突したとのことです。
享年21歳、今季グランプリシリーズではロシア人選手で最高の成績を収め、2シーズン後のソチ冬季オリンピックを控え、ロシアの新しいエースとして有望な存在でした。
心よりお悔やみを申し上げます。
8月の白馬大会にも参加していました。その時の写真です。
■FISグランプリスキージャンプ 第12戦〜第13戦■2011年10月14日
FISグランプリスキージャンプの第12戦及び第13戦の結果をまとめておきます。
●10月1日 ヒンツェンバッハ(オーストリア) 第12戦 ノーマルヒル HS94 / K85 [リザルト]
グランプリシリーズでは久しぶりのノーマルヒルの試合です。
この日の天候は晴れ、気温は22.0〜24.0℃、風速は-0.25〜1.89m/sでした。風の変化が少し強そうです。
優勝したのはグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)。93.0mと92.5mを飛んで今季グランプリシリーズ初勝利です。
2位は伊東大貴(雪印)。88.5mと94.0mを飛んでの見事な表彰台です。
3位はロマン・コウデルカ(CZE)でした。
その他の日本勢は、栃本翔平(雪印)が90.0mと87.5mを飛んで13位に入る健闘を見せましたが、33位の湯本史寿(東京美装)、36位の清水礼留飛(新井高)、43位の作山憲斗(北野建設)は2ndラウンドに進むことができませんでした。
●10月3日 クリンゲンタール(ドイツ) 第13戦 ラージヒル HS140 / K125 [リザルト]
グランプリシリーズ最終戦です。この日の天候は晴れ、気温は19.6〜20.9℃、風速は-1.06〜1.42m/sでした。
優勝したのはカミル・シュトッホ(POL)。140.5mと135.5mを飛んでの圧勝でした。
2位はグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)、3位はロマン・コウデルカ(CZE)でした。
日本勢は、伊東大貴(雪印)が119.5mと125.5mを飛んで12位に入ったのが最高。
清水礼留飛(新井高)は50位に終わりました。その他の選手は予選を通過することができませんでした。
グランプリシリーズはこの試合をもって全日程を終了しました。総合成績をまとめてみます。
1. Thomas Morgenstern (AUT) 620
2. Kamil Stoch (POL) 505
3. Tom Hilde (NOR) 443
4. Gregor Schlierenzauer (AUT) 400
5. Piotr Zyla (POL) 298
6. 竹内択 (北野建設) 281
7. Richard Freitag (GER) 265
8. Pavel Karelin (RUS) 256
9. Maciej Kot (POL) 222
10. Severin Freund (GER) 216
11. Robert Kranjec (SLO) 206
12. Vladimir Zografski (BUL) 205
13. Jurij Tepes (SLO) 202
14. Denis Kornilov (RUS) 195
15. Jure Sinkovec (SLO) 166
16. 伊東大貴 (雪印) 164
17. Roman Koudelka (CZE) 160
18. Michael Hayboeck (AUT) 154
19. Andreas Wank (GER) 148
20. Anders Fannemel (NOR) 146
21. Manuel Fettner (AUT) 142
22. Krzysztof Mietus (POL) 130
23. 小林潤志郎 (東海大) 128
24. Lukas Hlava (CZE) 124
25. Johan Remen Evensen (NOR) 118
26. 湯本史寿 (東京美装) 106
27. Wolfgang Loitzl (AUT) 100
28. Dejan Judez (SLO) 88
29. Rune Velta (NOR) 82
30. Michael Neumayer (GER) 81
40. 栃本翔平 (雪印) 55
55. 葛西紀明 (土屋ホーム) 27
72. Stefan Hula (POL) 9
72. 東輝 (日本空調サービス) 9
78. 作山憲斗 (北野建設) 6
88. Heung-Chul Choi (KOR) 1
88. 高柳太郎 (日本空調サービス) 1
88. Ole Marius Ingvaldsen (NOR) 1
国別成績は以下の通りです。
1. Austria 2312
2. Poland 1894
3. Germany 1513
4. Norway 1263
5. Slovenia 1019
6. Russian Federation 1011
7. Czech Republic 970
8. Japan 927
9. Bulgaria 205
10. Italy 124
11. Finland 72
12. France 51
13. United States 50
14. Canada 47
15. Switzerland 40
16. Kazakhstan 19
17. Estonia 5
18. Korea 1
[ワールドカップジャンプ全日程])
■FISグランプリスキージャンプ アルマティ大会■2011年9月5日
今年の1月末から2月上旬にかけて、冬季アジア大会のスキージャンプ競技が行われた、カザフスタンのアルマティでの試合です。
カザフスタンの選手は、地味ながらワールドカップをこまめに転戦して実力を少しずつ上げてきており、アジア大会の成功もあって、今後このシャンツェで国際大会が開かれる機会が増えていくのかもしれません。
日本からは、好調の小林潤志郎(東海大)と高柳太郎(日本空調サービス)の2名が参戦しました。
●8月30日 アルマティ(カザフスタン) 第11戦 ラージヒル HS140 / K125 [リザルト]
この日の天候は曇り。気温は19.0〜17.2℃、風速は-2.08〜-0.88m/s。ナイトゲームで試合が行われました。
優勝したのはユリ・テペシュ(SLO)。
1stラウンドで125.0m、2ndラウンドでは133.0mを飛んでの優勝です。
白馬大会でも大きなジャンプを見せていたので、調子は上々というところでしょう。
2位はユレ・シンコベッチ(SLO)で、スロヴェニア勢のワンツーフィニッシュ。3位はアンダース・ファネメル(NOR)が入りました。
ファネメルは2ndラウンドに134.0mを飛んでおり、この記録がこの台の夏のヒルレコードになります。
日本勢は、小林潤志郎(東海大)が121.0mと124.0mを飛んで9位に食い込みました。
高柳太郎(日本空調サービス)は37位で、2ndラウンドに進むことができませんでした。
第11戦までを終えて個人総合成績は、1位がトマス・モルゲンシュテルン(AUT)(580)、2位がトム・ヒルデ(POL)(429)、3位がカミル・シュトッホ(POL)(389)です。
日本勢は竹内択(北野建設)(281)が4位、小林潤志郎(東海大)(128)が18位、湯本史寿(東京美装)(106)が21位、伊東大貴(雪印)(62)が31位タイ、栃本翔平(雪印)(35)が45位、葛西紀明(土屋ホーム)(44)が47位、東輝(日本空調サービス)(9)が64位タイ、作山憲斗(北野建設)(6)が68位タイ、高柳太郎(日本空調サービス)(1)が77位タイです。
国別成績は、1位がオーストリア(1853)、2位がポーランド(1657)、3位がドイツ(1347)で、日本(805)は7位です。
グランプリシリーズはここでしばらく中断します。
次の試合は10月で、1日にオーストリアのヒンツェンバッハ、3日にドイツのクリンゲンタールでそれぞれ個人戦が予定されています。
[ワールドカップジャンプ全日程])
■FISグランプリスキージャンプ 白馬大会■2011年8月30日
福島の原発事故の影響もあるのか、今年の白馬大会は海外から遠征参加する強豪選手が少なく、どことなく寂しい雰囲気です。
エントリーした選手は最大でも40名だったので、予選は行われず、エントリーした全ての選手が本戦に参加しました。
日本列島に停滞する前線の影響から悪天候が心配されましたが、両日とも雨には降られず、比較的落ち着いた良好な条件で試合が行われました。
●8月26日 白馬(日本) 第9戦 ラージヒル HS131 / K120 [リザルト]/[フォトレポート]
この日の天候は曇り。気温は21.7〜20.2℃、風速は-0.56〜0.23m/sで、風が巻いたりすることはなく、落ち着いた好条件での試合となりました。
優勝はトム・ヒルデ(NOR)。1stラウンドで132.5mを飛んでトップに立つと、2ndラウンドでも125.5mまで飛距離を伸ばして逃げ切りました。
2位はピオトォ・ジーラ(POL)、3位は竹内択(北野建設)でした。竹内は地元の大声援を受けて126.0mと124.5mを飛び、見事表彰台に上がりました。
その他の日本人選手の成績は、伊東大貴(雪印)が126.5mと128.5mを飛んで6位に入賞したのが最高。
以下、小林潤志郎(東海大)が8位、湯本史寿(東京美装)が11位、栃本翔平(雪印)が12位、葛西紀明(土屋ホーム)が20位、東輝(日本空調サービス)が22位タイ、作山憲斗(北野建設)が25位、高柳太郎(日本空調サービス)が30位でした。
山田大起(長野市スキークラブ)は34位で2ndラウンドに進むことができませんでした。
●8月27日 白馬(日本) 第10戦 ラージヒル HS131 / K120 [リザルト]/[フォトレポート]
この日の天候は曇り。気温は21.1〜20.1℃、風速は-0.36〜1.05m/sでした。
前日の試合よりも風が少し不安定になり、向かい風基調の条件になったので、ウィンドファクターで点数を引かれるジャンプが増えました。
優勝したのはこの日もトム・ヒルデ(NOR)。
1stラウンドで129.5mを飛んで2位につけると、2ndラウンドでも129.5mを飛んで逆転し、白馬大会2連勝を飾りました。
2位はピオトォ・ジーラ(POL)、3位は竹内択(北野建設)と、表彰台に上がった選手の顔ぶれは前日の第9戦と同じでした。
その他の日本人選手の成績は、小林潤志郎(東海大)が125.5mと121.0mを飛んで10位に入ったのが最高。
伊東大貴(雪印)が12位、湯本史寿(東京美装)が17位、栃本翔平(雪印)が18位でした。
第10戦までを終えて個人総合成績は、1位がトマス・モルゲンシュテルン(AUT)(580)、2位がトム・ヒルデ(POL)(403)、3位がカミル・シュトッホ(POL)(389)となりました。
日本勢は竹内択(北野建設)(281)が4位、湯本史寿(東京美装)(106)が17位、小林潤志郎(東海大)(99)が19位、伊東大貴(雪印)(62)が27位タイ、栃本翔平(雪印)(35)が42位、葛西紀明(土屋ホーム)(44)が44位タイ、東輝(日本空調サービス)(9)が58位タイ、作山憲斗(北野建設)(6)が62位、高柳太郎(日本空調サービス)(1)が71位タイです。
国別成績は、1位がオーストリア(1853)、2位がポーランド(1546)、3位がドイツ(1288)で、日本(776)は6位です。
グランプリシリーズは、この後すぐに移動して、カザフスタンのアルマティに舞台を移します。
アジア大会で使用したシャンツェで8月30日に第11戦が行われます。
[ワールドカップジャンプ全日程])
■FISグランプリスキージャンプ 第7戦〜第8戦■2011年8月21日
FISグランプリスキージャンプ第7戦〜第8戦のリザルトを簡単にまとめておきます。
●8月12日 クーシュベル(フランス) 第7戦 ラージヒル HS132 / K120 [リザルト]
この日の天候は曇り。気温は18.9〜20.6℃、風速は-0.50〜0.98m/s。ナイトゲームで試合が行われました。
優勝はトマス・モルゲンシュテルン(AUT)。126.5mと132.0mを飛んで今季5勝目を挙げました。
2位はリヒャルト・フライターク(GER)、3位はカミル・シュトッホ(POL)でした。
シュトッホが2ndラウンドに飛んだ137.0mは、クーシュベルの台の夏のヒルレコードを更新しました。
日本勢は竹内択(北野建設)が128.0mと129.0mで6位に入賞しました。
以下、湯本史寿(東京美装)が14位、葛西紀明(土屋ホーム)が15位、栃本翔平(雪印)が33位、小林潤志郎(東海大)が48位でした。
●8月14日 アインジーデルン(スイス) 第8戦 ラージヒル HS117 / K105 [リザルト]
悪天候のため2ndラウンドはキャンセルされ、1stラウンドの結果のみで順位が確定しました。
この日の天候は曇り、気温は22.5〜21.0℃、風速は-2.61〜-0.12m/sでした。
優勝したのはカミル・シュトッホ(POL)。
118.0mを飛んで、モルゲンシュテルンの連勝を止めました。
2位はそのトマス・モルゲンシュテルン(AUT)、3位はルネ・ヴェルタ(NOR)でした。
日本勢は葛西紀明(土屋ホーム)が33位、湯本史寿(東京美装)が42位、竹内択(北野建設)が46位に終わりました。
第8戦までを終えて個人総合成績は、1位がトマス・モルゲンシュテルン(AUT)(580)、2位がカミル・シュトッホ(POL)(389)、3位がリヒャルト・フライターク(GER)(265)となりました。
日本勢は竹内択(北野建設)(161)が9位、湯本史寿(東京美装)(68)が20位、小林潤志郎(東海大)(41)が29位、葛西紀明(土屋ホーム)(16)が46位タイです。
国別成績は、1位がオーストリア(1853)、2位がポーランド(1279)、3位がドイツ(1183)で、日本(436)は8位です。
グランプリシリーズは、この後アジアを転戦するスケジュールに入ります。
8月26日〜27日が白馬、8月30日がアルマティ(KAZ)です。
白馬大会には、私もいつものように現地に観戦しに行く予定です。
[ワールドカップジャンプ全日程])
■FISグランプリスキージャンプ 第1戦〜第6戦■2011年8月10日
夏場のグランプリスキージャンプは、今年は例年より早い7月中旬から、ポーランドで開幕しました。
リザルトをまとめるのが遅くなってしまいましたが、第1戦から第6戦までの結果を簡単にまとめておきます。
●7月17日 ウィスラ(ポーランド) 第1戦 ラージヒル HS134 / K120 [リザルト]
この日の天候は晴れ。気温は27.0℃、風速は-0.01〜2.37m/sでした。
優勝はトマス・モルゲンシュテルン(AUT)。
119.5mと129.0mを飛んで緒戦を飾りました。
2位はパヴェル・カレリン(RUS)、3位はグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)でした。
日本勢は竹内択(北野建設)が121.0mと126.5mを飛んで6位に入賞する、上々の滑り出し。
湯本史寿(東京美装)も健闘して10位に入りました。
栃本翔平(雪印)は34位、葛西紀明(土屋ホーム)は39位で、2ndラウンドに進むことができませんでした。
小林潤志郎(東海大)はスーツの規定違反をとられて失格となりました。
●7月20日 シュチルク(ポーランド) 第2戦 ノーマルヒル HS106 / K95 [リザルト]
この日の天候は曇りで、途中で雨が降るあいにくの天気だったようです。
気温は17.0〜23.0℃、風速は-1.45〜1.19m/sでした。
優勝はトマス・モルゲンシュテルン(AUT)。
101.5mと103.0mを飛んでの快勝です。
2位はグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)、3位はカミル・シュトッホ(POL)でした。
日本勢は竹内択(北野建設)が101.5mと97.5mを飛んで5位に入賞。
小林潤志郎(東海大)も健闘して10に入りました。
以下、湯本史寿(東京美装)が16位、栃本翔平(雪印)が39位、葛西紀明(土屋ホーム)が43位でした。
●7月22日 ザコパネ(ポーランド) 第3戦 ラージヒル団体 HS134 / K120 [リザルト]
第3戦は今季初の団体戦です。
天候は曇りで、雨もちらついていた模様。
気温は9.0〜10.0℃、風速は-1.04〜1.27m/sでした。
優勝したのはオーストリア(ロイツル/コッホ/シュリーレンツァウァー/モルゲンシュテルン)でした。
第4飛躍のモルゲンシュテルンは、参加選手中ただ一人、2本とも130mを超えるジャンプを見せました。
2位はドイツ(シュミット/ホッケ/フライターク/フロイント)、3位はロシア(コルニロフ/イパトフ/ロスリャコフ/カレリン)でした。
日本(小林/栃本/湯本/竹内)は8位に終わりました。
●7月23日 ザコパネ(ポーランド) 第4戦 ラージヒル HS134 / K120 [リザルト]
ザコパネ大会の2試合目は個人戦です。
この日の天候は曇り。気温は16.0〜17.0℃、風速は-1.14〜1.49m/sでした。
優勝したのはトマス・モルゲンシュテルン(AUT)。
125.5mと128.0mを飛んで3勝目です。
2位はグレゴァ・シュリーレンツァウァー(AUT)、3位はカミル・シュトッホ(POL)でした。
日本勢は竹内択(北野建設)が120.5mと113.0mを飛んで14位に入ったのが最高。
以下、小林潤志郎(東海大)は16位、湯本史寿(東京美装)は27位、葛西紀明(土屋ホーム)は41位、栃本翔平(雪印)は47位でした。
●8月6日 ヒンターツァルテン(ドイツ) 第5戦 ノーマルヒル団体 HS108 / K95 [リザルト]
例年であれば開幕大会となるヒンターツァルテン大会。今年は先にポーランドシリーズが入ったので、開催時期は変わりませんが開幕試合ではなくなりました。
緒戦は団体戦です。
この日の天候は曇りまたは雨。気温は17.7〜20.0℃、風速は-0.93〜0.73m/sでした。
優勝はやはりオーストリア(コフラー/ハイベック/フェットナー/モルゲンシュテルン)。
全員が安定している上に、絶対的なエースとしてモルゲンシュテルンが圧倒的な存在感を示していますね。
2位はポーランド(コット/ジーラ/クバッキ/シュトッホ)、3位はノルウェー(ヴェルタ/ガングネス/エヴェンセン/ヒルデ)でした。
日本(湯本/栃本/葛西/竹内)は7位に終わりました。
●8月7日 ヒンターツァルテン(ドイツ) 第6戦 ノーマルヒル HS108 / K95 [リザルト]
ヒンターツァルテン大会の2試合目は個人戦。
この日の天候は曇りまたは雨。気温は15.3〜17.3℃、風速は-0.22〜1.22m/sでした。
優勝はこの日もトマス・モルゲンシュテルン(AUT)。
108.5mと104.5mを飛んで圧勝し、ここまですべての個人戦で優勝しています。
2位はカミル・シュトッホ(POL)、3位はリヒャルト・フライターク(GER)でした。
日本勢は竹内択(北野建設)が99.5mと97.0mを飛んで14位に入ったのが最高。
以下、湯本史寿(東京美装)が26位、小林潤志郎(東海大)が32位、栃本翔平(雪印)が39位、葛西紀明(土屋ホーム)が50位でした。
グランプリシリーズはこの後フランスのクーシュベル、スイスのアインジーデルンと転戦し、8月26日からは白馬に舞台を移します。
[ワールドカップジャンプ全日程])
■2011−2012年 FISワールドカップスキージャンプ 日程■2012年3月19日更新
2011〜2012年のFISワールドカップスキージャンプの日程です。今後変更される可能性もあります。
■2011−2012 FISワールドカップスキージャンプ(男子) 日程
FISグランプリスキージャンプ
2011.07.17 ウィスラ(POL) HS134
2011.07.20 シュチルク(POL) HS106(ナイトゲーム)
2011.07.22 ザコパネ(POL) HS134団体(ナイトゲーム)
2011.07.23 ザコパネ(POL) HS134(ナイトゲーム)
2011.08.06 ヒンターツァルテン(GER) HS108団体(ナイトゲーム)
2011.08.07 ヒンターツァルテン(GER) HS108
2011.08.12 クーシュベル(FRA) HS132(ナイトゲーム)
2011.08.14 アインジーデルン(SUI) HS117(ナイトゲーム)
2011.08.26 白馬(JPN) HS131(ナイトゲーム)
2011.08.27 白馬(JPN) HS131(ナイトゲーム)
2011.08.30 アルマティ(KAZ) HS140(ナイトゲーム)
2011.10.01 ヒンツェンバッハ(SUI) HS94
2011.10.03 クリンゲンタール(GER) HS140(ナイトゲーム)
FISワールドカップスキージャンプ
2011.11.27 クーサモ(FIN) HS142団体(ナイトゲーム)
2011.11.27 クーサモ(FIN) HS142
2011.12.03 リレハンメル(NOR) HS100(ナイトゲーム)
2011.12.04 リレハンメル(NOR) HS138
2011.12.09 ハラホフ(CZE) HS142(ナイトゲーム)
2011.12.10 ハラホフ(CZE) HS142団体(ナイトゲーム)
2011.12.11 ハラホフ(CZE) HS142
2011.12.17 エンゲルベルク(SUI) HS137
2011.12.18 エンゲルベルク(SUI) HS137
4Schanzentournee〜ジャンプ週間
2011.12.30 オーベルシュトドルフ(GER) HS137(ナイトゲーム)
2012.01.01 ガルミッシュ・パルテンキルヘン(GER)HS140
2012.01.04 インスブルック(AUT) HS130
2012.01.06 ビショフスホーフェン(AUT) HS140(ナイトゲーム)
2012.01.15 タウプリッツ(AUT) HS200
2012.01.15 タウプリッツ(AUT) HS200
2012.01.20 ザコパネ(POL) HS134(ナイトゲーム)
2012.01.21 ザコパネ(POL) HS134(ナイトゲーム)
2012.01.28 札幌/大倉山(JPN) HS134(ナイトゲーム)
2012.01.29 札幌/大倉山(JPN) HS134
2012.02.04 ヴァル・ディ・フィエンメ(ITA) HS134(ナイトゲーム)
2012.02.05 ヴァル・ディ・フィエンメ(ITA) HS134(ナイトゲーム)
2012.02.11 ヴィリンゲン(GER) HS145団体(ナイトゲーム)(▼)
2012.02.12 ヴィリンゲン(GER) HS145(▼)
2012.02.16 クリンゲンタール(GER) HS140(ナイトゲーム)(▼) Cancelled
2012.02.18 オーベルシュトドルフ(GER) HS213(ナイトゲーム)(▼)
2012.02.19 オーベルシュトドルフ(GER) HS213団体(▼)
2012 FISスキーフライング世界選手権
2012.02.25 ヴィケルスン(NOR) HS225(ナイトゲーム)(◆)
2012.02.26 ヴィケルスン(NOR) HS225団体(◆)
2012.03.03 ラハティ(FIN) HS97団体(ナイトゲーム)
2012.03.04 ラハティ(FIN) HS97
2012.03.08 トロンハイム(NOR) HS140(ナイトゲーム)
2012.03.11 オスロ(NOR) HS134
2012.03.16 プラニツァ(SLO) HS215
2012.03.17 プラニツァ(SLO) HS215団体
2012.03.18 プラニツァ(SLO) HS215
(◆)成績はワールドカップポイントに加算されません。
(▼)FISチームツアー
■2011−2012 FISワールドカップスキージャンプ(女子) 日程
FISワールドカップスキージャンプ
2011.12.03 リレハンメル(NOR) HS100
2012.01.07 ヒンターツァルテン(GER) HS108
2012.01.08 ヒンターツァルテン(GER) HS108
2012.01.14 ヴァル・ディ・フィエンメ(ITA) HS106
2012.01.15 ヴァル・ディ・フィエンメ(ITA) HS106
2012.02.04 ヒンツェンバッハ(AUT) HS94
2012.02.05 ヒンツェンバッハ(AUT) HS94
2012.02.11 リュブノ(SLO) HS95
2012.02.12 リュブノ(SLO) HS95
2012.03.03 蔵王(JPN) HS100
2012.03.03 蔵王(JPN) HS100
2012.03.04 蔵王(JPN) HS100
2012.03.09 オスロ(NOR) HS106
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